2019/11/04 世界遺産 石見銀山を経て出雲に(D259)

今日は出雲に行く。150kmぐらい。4~5時間か。

途中で出会った集落。観光地ではない、こういう風景が好き。

観光地ではない棚田。いいね!

途中で出会った典型的な里山の風景。

石見銀山(いわみぎんざん) 世界遺産センターに着く。
「石見」と書いて「いわみ」と読む。

銀山の坑道の模型。工夫された面白い展示だ。

銀山全体の模型。
右側の緑の部分は仙ノ山。左側が坑道。光っているのは坑道の一つ。

このボタンを押すと、該当する場所が光る。
どこを押したのか忘れてしまった。

石見銀山遺跡の範囲。けっこう広い。

石見銀山中央部の集落。伝統的建造物群保存地区(伝健地区)。
せっかくなので歩いてみよう。

駐輪場脇の自転車タクシー。VEL TAX.電動アシスト付き。

伝建地区入り口の地面に埋め込まれた案内マップ。
なかなか面白い。が、気づかない人も多いのでは。

木製ミシンの看板があるお店。

店内のオブジェが目を引く。いろいろ工夫されたお洒落なお店。

昔の町並みがずっと続く。

土壁が夕方の光に輝く。

軒先に下がった何か。単なる飾りではないような、、、

渋い。側面の造りが独特だ。

観世音寺がある高台。お寺は陰になって見えない。

登ってみる。

銀山の町並み。狭い谷あいに密集しているのがよくわかる。

大胆な色遣い。歪みがある窓ガラス。昭和初期、古き良き時代の産物。

熊谷家住宅。

中央の出入口から中を覗く。虎が描かれた屏風が印象的。

大森代官所跡。
今は石見銀山資料館になっている。集落の端にある。

来た道を戻る。

「酢醸造元」の看板がある家の二階。
障子の穴がとても気になる。きれいに四角く切り取られているのはなぜ?

代官所地役人 旧河島家。

一般の家の軒先。

大きな下駄が目立つ有馬光栄堂というお店。

元祖 手造り 銀山あめ、というのを買ってみた。350円。
銀の鉱石っぽく仕上げてある。

土と板の対比が美しい。土壁の落書きが残念。

剥がれた土の形が面白い。中央の小さな屋根がついた何かが独特。

自販機。木製カバーがグッド。

柿が熟している。こういう風景もいい。

だいぶ長居をしてしまった。さあ、出雲に急ごう。

途中で見かけ、何だろうと行ってみた。
立神岩(たてがみいわ)
巨大な断層が印象的だった。

【本日のデータ】
走行距離:約150km
石見銀山:龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)という坑道も見学できる。車が通行できない道を歩く必要がある。徒歩45分。往復+見学で約2時間。今回は時間不足でパス。

【本日の宿】
出雲大社の少し北西。海岸沿い。

2019/11/03 三段峡を歩く(D258)

今日は、三段峡を歩く。
三段峡は、広島県の北西部にある渓谷だ。
タイミング的に紅葉が見られるはず。

朝からどんより曇っていて寒い。お日様がないとテンションが上がらない。

宿から25km、1時間ほど走り、三段峡エリアの水梨駐車場に着く。

水梨駐車場。後ろの山が少し色づいているが、思ったほどでもない。
今年は紅葉が1週間ほど遅いらしい。

案内板。
11/24まで 猿飛渡船は 毎日運航 と貼ってある。
猿飛渡船というのが有名らしい。

さあ、出発しよう。

クマの目撃情報がありました だって。
大きな澄んだ音で鳴る鈴を付けてきたから大丈夫。

ロードガードの上が独特の形だ。尖った石が埋め込んである。

葭ヶ原(よしがはら)

100mごとに埋め込まれた表示。わかりやすくていいね。

ところどころで少し色づいている。

紅葉していなくても、この雰囲気は好き。

絵になる風景。

三段滝が見えてきた。

三段滝。正面から。

50分ほど歩き、二段滝手前の猿飛渡船に着く。

渡船の出発。15分で二段滝までを往復する。
100人近くが行列を作っていて、1時間以上は待ちそうなので乗るのはやめる。
待つのは嫌いな性分。10分が限度。

40分ほど歩き、水梨駐車場に着く。
もう14時を過ぎた。お腹ペコペコ。

天ぷら蕎麦を食べる。600円。
予想以上に麺に腰があって美味しかった。

温まった。さあ、相棒バイクで宿へ向かおう。

深入山(しんにゅうざん)
ススキがいい感じ。

深入山オートキャンプ場。
紅葉が真っ赤。写真加工ではなく実際にこんな色。

交差点脇の風景。

紅葉は少なかったが秋の風情は堪能できた。
コンビニで夕飯を買って宿に帰ろう。

【本日のデータ】
三段峡:すべてを歩くと30km、6~7時間。今回は一番奥だけ、3時間ぐらいを歩いた。

【本日の宿】
昨日と同じ。

2019/11/02 原爆ドーム&広島城に立ち寄り、三段峡へ(D257)

今日は、広島県の北西部、三段峡近くの宿まで移動する。明日は三段峡を歩く予定。
広島市から約50km、2時間弱なので、余裕だ。
原爆ドームに寄って行こう。

と、向かう途中、パトカーに捕まる。

直進禁止の交差点を直線してしまったのだ。
納得できず現場検証。確かに直進禁止の標識がある。
でも、道路には直進の通行帯があり、路面には ↑ が描かれていた。
直進OKなのはバスだけ、と警察官。
確かに直線禁止の標識の下には、小さく「バスを除く」と書いてある。
バスのあとをついて走り、標識をきちんと確認しなかったのが敗因、というわけだ。
う~ん、騙された! という気がするが、、、
徹底抗戦しても法律上勝ち目はない。
マラソンも札幌に決まったことだし、小池都知事と同様、合意(納得)なき決定(処罰)に従うことにした。
2点減点、反則金6000円。2日分の宿代が消えた。

赤信号で止まってもバスの直後だったら、陰になって標識は見えないのではないか。
次回、広島に行ったら現場検証してみたい。
なんてね。今はカッカしてるけど、反則金を払った3日後には忘れてるだろうな。

気を取り直して、原爆ドームに立ち寄る。

原爆投下前。広島県物産陳列館。

爆発の瞬間(イメージ)
写真左手上空600mで爆発した。爆心地から100m.

爆心地。現在は医院。

写真右上に鳥居がある(赤丸部分)。倒れていない!

神社名を書いた額(名称未調査)も残っている。吹き飛ばされなかったとは驚き!
今なら「奇跡の鳥居!」と大騒ぎかもしれない。
爆心地で偶然お会いしたガイドさんに尋ねると、広島城の入り口に移設されている、とおっしゃる。

行ってみよう。

これだ。
補修個所はごくわずか。凄い!
神社名を書いた額(名称未調査)は新しいものに交換されている。
当時のものはどうしたのだろう。気になる。見てみたかったが調査時間がない。

鳥居の向こうの広島城に向かう。

お決まりのツーショット。
天守閣は戦後のものだが、石垣は昔のもの。やはり主役は石垣になる。

天守閣(資料館)に入る。
外はそれっぽく再現しているが、中は資料館仕様。コンクリート製。

最上階(6階だったと思う)からの風景。ビルとビルとビル。

こちらはマンション。
どちらも復興の成果。眺めが悪いと言うのは筋違い。

一部にはこんな景色も。紅葉が始まっていた。

【本日の標語】
気をつけよう 広島市内の 直進禁止
気をつけよう 違反を誘う 路面の表示
気をつけよう 違反を待ってるパトカーに

【本日のデータ】
原爆ドーム:立入禁止。
広島城:入館料 180円(65歳以上の料金、若い大人は370円)。
不倒の鳥居:爆心地に近かったので爆風が真上から来た、だから倒れなかったらしい、と鳥居の近くにいた警備員さんはおっしゃっていた。
なるほど、とは思うが、それなら神社名を書いた額が落ちなかった理由がわからない。謎は深まる。(数年後の)次回訪問へ続く。
広島県警パトカー:違反多発地点を常時徘徊。職務に全力を尽くす。

【本日の宿】
三段峡近く。筒賀温泉。