6月11日(月)9日め(前半) 雨の大内宿

【大内宿の屋根と屋根】

雨の大内宿もいいかも?と、向かう。

今日は観光客が少ないのでバイクは無料でいいです、と駐車場係。会津人はみな親切だ。

大内宿全体はこんな感じ。よくある観光写真風に撮ってみた。

カメラはスマホだけ、ということには無関係に、今日の写真のテーマは屋根にする。

ここからは神様のお住まいの屋根。

上は子安観音堂。

こちらは正法寺圓城山若王子院。

これが権威と庶民の差。少子化問題の本質かも? なんてね。

権威のほう、屋根の造形は好きなんですが、、、

「作者が選ぶ今日の傑作」はこれ↓

正一位稲荷大明神。庶民が作り出した権威。石の強固さと造形美を併せ持つ。

いろいろなお店がある中で、みのやのおねーさんがいい味を出していた。

こんにちは~。雨の大内宿もいいですねぇ。

そうかい? 今日はお客さんがえろう少ないわ。

この店のお薦めはなんですか?

こんなもんばかりじゃけ、なんもありゃあせんよ。

ここで作っているものはあるんですか?

この餅だねぇ。ヨモギ摘んでお米吹かして、毎日作っとる。

どうやって作るんですか?

電気の餅つき器があるじゃろ、わはは。

蕎麦用のネギもわたしが作っとるし、そこのマタタビ取ったり、いろいろやっとる。

高遠そばのネギは一本まるごとじゃろ、あれはなあ、時期によって、固かったり、辛かったりするんよ。うちのネギは薹(とう)が立たないやつだから柔らかいんよ。

高遠そばは三澤屋さんが始めて、みんなに勧めたんよ。それで今はどの店もみんなやっとる。やってないのは2件だけだぁ。

そうなんですか。ところで女性に歳を聞くのは失礼ですけど、おいくつですか?

90まであと4つだ。息子がなあ、会社やめて蕎麦屋を継いでくれたから、もうのんびりだ。

息子さん、私と同じくらいの歳ですよね。定年ということですね(笑)

じゃあ、そろそろ。写真、ブログに載せてもいいですか?

美人に撮れてたらな、いいよ。

大丈夫! バッチリ美人に撮れてますよ、ほら。

じゃあ、お元気でね。

※ヨモギ餅を買ったのだか、写真を撮り忘れて食べてしまった。

高遠そばを最初に始めた三澤屋で食べることにした。いつもは大行列らしいが今日はすぐに案内された。雨の日はいい!

【三澤屋で高遠そば】

冷たい汁のかけそば。蕎麦をネギで持ち上げるのが難しい。ネギを噛まずに蕎麦だけ食べるのは簡単。確かにネギは固くて辛かった。次はみのやで食べよう(笑)

(後半に続く)

 

6月8日(金)6日め(後半)カメラが壊れる! パナソニックでパニック!

鶴ヶ城を出て、七日町通りに向かう。

酒蔵の前で奇跡のコラボ写真を撮影

途中、美しい佇まいの酒蔵が目に入る。白と黒のコントラストが素敵だ。

セルフタイマーで記念撮影をしたら、スーパーカブ2台の奇跡のコラボ写真が撮れた(笑)

街角美術展

私が撮影している後ろでは、建設会社のお兄さんが小学生の絵を貼っていた。

お兄さんとの会話。

こういうところに小学生の絵を貼るのっていいですね。誰の発案なんですか?

先輩です。小学校にお願いして。白いままより良いでしょう?

いいですね! バス停の前だから皆に見てもらえるし。

そうなんですよ。待ってる間に楽しんでもらえれば、、、

写真撮ってブログに載せてもいいですか? お兄さんが貼ってるとこが撮りたいな。

いいですよ。ぜひ宣伝してください。

ということで撮ったのが上の一枚。会津の人たちは皆いい人たちだ。

カメラが壊れる!

七日町通りにある鈴木屋利兵衛という会津漆器店で、店の写真を撮ろうとカメラの電源を入れたら、、、

レンズがいきなりズーミングを始めて、いつまでも止まらない。電源を切ると、レンズが収納されずに出たままで止まってしまう。いろいろやっていると、「ズームシステムエラー」というメッセージが表示された。

壊れたな、と観念する。パナソニックでパニック、なんていう駄洒落しか思いつかない。

(注)パナソニックのLUMIXというカメラが好きで、何台か持っている。壊れたのは始めて。(関係ないが)電気シェーバーやトイレ洗浄機も愛用している。

仕方ないので、直るまでスマホでしのぐことに。

七日町通りの風景

スマホで撮った写真がこれ↓  違いがわからない、と言われるとつらいのだが(笑)

七日町通りには趣のある建物が多いので、写真好きにはたまらない。

「作者が選ぶ今日の傑作」はこれ!

喜多方に移動中、お酒を買う。今日の地酒はこれ↓

2050

喜多方の旅館に到着。

オドメーターは、1984km

【本日のデータ】

走行距離:36km

アクシデント:1件

他は省略、、、

6月8日(金)6日め(前半)鶴ヶ城で石垣を撮る

会津若松と言ったら鶴ヶ城は外せない。

観光的には「八重の桜」一色だ。

天守閣は復元だが石垣は当時のものなので、石垣を中心に見ることにする。

北出丸を入る。

正面に「打込みハギ」という手法で積まれた石垣がお出迎え。

隙間に打ち込まれた細い石の造形が美しい。

武者走りという石段脇のハート形の石は、観光的に有名らしい。

私の大注目はこれ↓

真ん中の大きな石が口で、大笑いをしているように見える。

これは意図的に積んだとしか思えない。当時の職人さんたちの遊び心を感じる。

面白い造形なのでカメラの機能で遊んでみた。

その後会ったガイドさんに尋ねたら「笑い積み」と言う、とのことだった。大正解!

南門近くの石垣も興味深い。

ここでもカメラの機能で遊んでみた。

これ↓は天守閣の石垣。自然石をざっくりと積み上げた感じ。

「野面積」(のづらづみ)と言うらしい。

外側ほど強固に、内側はほどほどに、という合理主義が素晴らしい!

(後半に続く)