2021/11/19 房総半島を海岸沿いにグルっと回る(D369)

昨日はブログが早く書き終わったので、19時に寝てしまった。
おかげで寝不足はすっかり解消。早朝に目が覚めた。

0400 起床。9時間も寝たので、頭もスッキリ。

ブログは昨夜書き終わったので、今朝はのんびり。
コーンスープ、コーヒー、バームクーヘンで朝食。
昨日、強引に持ってこさせた湯沸かしポットの働きどころ。

0620 宿を出発。鋸山 日本寺(のこぎりやま にほんじ)に向かう。
山頂エリアに展望台があり、地獄のぞきと言う場所がある。
なかなか面白そうなので、行ってみようと思っていたのだ。

0700 駐車場に着く。

寺に向かう階段前の扉が閉まっている。
近づいてよく見ると、、、

当面の間 開門時間 午前九時、、、

ガーン!! あと2時間もある、、、
早起きは3文の得、じゃなかったの? これじゃ3文の損。
そもそも自由に入れるわけじゃないんだ。リサーチ不足。

仕方がない。パス。
どうせ、真下に谷底が見えるくらいのことだろう。

などと、強がりながら、大黒山に向かう。
大黒山にも展望台があるのだ。

0725 大黒山麓のお寺に到着。

大黒山麓のお寺から大黒山を見上げる。
形のいい小さな山だ。

登り口を探していると、猛禽類の群れに出会う。

こんなに群れているところは初めて見た。

ピーヒョロロと鳴き声が聞こえる。トンビか?

写真を撮っても、悠然と構えている。いいね。猛禽類はこうでなくちゃ。

0730 大黒山に登り始める。

ワイヤーがあちこちに張り巡らされている。

ワイヤーの通路上部分には赤い目印。
ワイヤーの先には支柱。谷側に倒れないよう山側に引っ張っている。

根元から倒れた樹木。

途中から折れた樹木。
台風被害がまだまだ残る、、、

山頂付近。
展望台の頭がチラッと見える。

展望台に上る。

手すりがボロボロ。台風の被害か。凄い破壊力。

展望台からの風景その1 朝陽に輝く田んぼ

展望台からの風景その2 紅白の灯標間を進む船

展望台からの風景その3  穴のある岩と隣の一軒家
あの一軒家はなに? 後ろの山に階段が見える。陸から行けるようだ。

大黒山からの風景はごく普通だった。

20分ほど走り、潮音台(ちょうおんだい)展望台付近に着く。

展望台への登り口あたりにお寺がある。
境内に入ってみると、、、

展望台へ向かう道は通行止め。
え~、聞いてないよぅ~。またもリサーチ不足。

ふと右手を見ると、素晴らしい塔が。

渋さと華やかさが同居している。
大好きなタイプだ。女性ならすぐに告白して交際申込。

正面から見ても、とっても美人。

アップにしても美人。造りが繊細で美しい。

どこをとっても色っぽい。
展望台には登れなかったが、美人と出会えたので大満足。

お寺の名前は、補陀洛山(ふだらくさん) 那古寺(なこじ)。
この美人は、江戸時代中期に建てられた多宝塔。
中に多宝如来と釈迦如来を安置している。

0910 房総半島の最南端、野島埼灯台に向かう。
早起きしたので、まだ時間はたっぷり。

0940 灯台の近く、渚弁財天祠に着く。

茶色い岩と赤い祠のコントラストが目立つ。

相棒バイクを停め、灯台に向かう。

途中に厳島神社(野島弁財天)がある。

なかなか渋い神社。
そこにはこんな面白いものが、、、

おお、立派だ。私のといい勝負(笑)

いいね。
隣にいたカップルの男性が、声を出して読み始めた。
女性は笑顔で聞きながら祠の写真を撮っている。

今夜、二人の間でどんな会話が交わされるだろう?
楽しい妄想をしながら灯台に向かう。

空は白い。雲が薄く覆っている。

灯台を撮ってもテンションが上がらない。青空が必要だ。

小高い岩の上に白いイス(一部は茶色)

岩を登ってみた。

絶景 朝日と夕陽の見える岬
南房総白浜サンライズポイント

う~ん、二人で座るならいいが、一人で座ってもね。
朝日も夕陽もないし、、、

とは思ったが、座ってみた。

う~ん、妄想力を駆使しても、茶色の岩が見えるだけ、、、

駐車場に戻る途中、小さな公園を抜ける。

極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)
10代。咲き始め。清楚。

30代。真っ盛り。妖艶。

素敵な花と出会って、テンション回復。
さあ、元気に房総半島を突っ走ろう。

1030 出発。

フラワーラインを快走。信号なし、車なし、バイク天国だ。

道の駅 ちくら・潮風王国。

ど~ん、と漁船が陳列してある。

このあとは、鴨川、勝浦を走り抜ける。 信号なし、車なしで爽快。

1230 宿泊予定地の御宿に着く。

観光予定がないので、チェックインまで時間が余る。
もう少し先まで進もう。
ということで、御宿の宿をキャンセル。茂原市に宿を予約。
これで30キロほど先に進める。

1300 御宿を出発。茂原市に向かう。

1400 茂原市のスーパーに到着。買い物をして宿に向かう。

1510 宿に到着。

今後の計画を立てたり、ブログを書いたり、お酒を飲んだり、夕飯を食べたり、、、

ブログが書き終わる前に、酔っぱらって寝てしまった。

■本日のデータ
日本寺:朝は9時から。入寺料は不明。知りたくもない。

■本日の宿
茂原市内のビジネスホテル。
フロントのおとーさんが、妙に変な物言いをする。
氷の有無を尋ねたら、
フロントで差し上げますが、バケツにいっぱいとかはダメです。
だって。
誰がそんなにたくさん欲しがるか!

2021/11/18 葉山を回り、久里浜港から千葉へ(D368)

寝不足だ。ブログを書くのに時間を使いすぎ。
朝から頭がボーっとしている。

今日は、あまり走らず、早めに千葉へ渡ることにしよう。

1020 宿を出発。

フェリーが出る久里浜港へ向かうのだが、せっかくだから海岸沿いに走って、葉山を回って行こう。

七里ヶ浜。サーファーの自転車やバイクが並ぶ。

サーフィンボードを運ぶためのU字パイプが付いているのですぐわかる。

海には朝からサーファーがたくさん。

このおねーさんは、今から始めるところ。

よし。うまく波に乗った。

葉山に着く。
日本ヨット発祥の地、の石碑。
向こうに見えるのは漁船だけどね。

葉山アリーナ。ヨットが並ぶ。

すし詰め状態。

鵜が並ぶ。
すし詰めではない。

名前がわからない鳥。少し青味がかっている。
近寄ったらコンクリートの陰に走って逃げた。飛ばない。

長者ヶ浜。

遠く、パドリングをしている人が見える。
あまり慣れていないようだ。ずっとへっぴり腰。

売店はシャッターが下りたまま。営業をしている気配はない。
手前の駐車場も無人。無料開放中だった。

久里浜港へ向かう途中、通研通りを曲がったところ。
通研は、NTT横須賀通信研究所(現在は「研究所」が「センター」に変わっている)の略。
このあたりをYRP(横須賀リサーチパーク)という。
昔、仕事でよく来ていた。懐かしい。

1230 久里浜港へ着く。1215に出航したばかり。次は1420。

時間まで近くのマクドナルドで過ごす。
ホットコーヒー100円とアップルパイ100円を注文。
明日と明後日の宿を予約。
ブログの写真をセレクト。

1400 フェリー乗り場に着く。
チケットを買ってバイクに戻ると、乗船が始まっていた。
あわてて乗船。

一番上のデッキに上る。

船後方のソファー席。ガラガラ。

前方のリクライニング席。こっちもガラガラ。
これで採算が取れるのか? ちょっと心配。

最前席から見える港の風景。

1420 出航。

船がゆっくりと岸壁を離れる。

1500 あっと言う間に40分の航海が終わる。

フェリーは、ゆっくりと接岸。千葉に着く。

1320 港を出発。

1510 宿に着く。

受付には誰もいない。またか、と思いながら宿に電話。
すぐ行きます! とスタッフがやってくる。
早く手続きをして、早くブログを書き、早く寝たい。

睡眠不足の解消が今日のテーマだ。

■本日のデータ
東京湾フェリー:久里浜港→金谷港 原付バイク+大人1名 1,800円。

■本日の宿
ひどいかも、と思っていた予感が的中。
冷蔵庫なし、湯沸かしポットなし、シャワーとトイレを仕切るカーテンなし。
シャワーを出たところに置くマットなし。
トイレがビショビショ。最悪。
湯沸かしポットだけは、強引に持ってきてもらう。
カップラーメンが作れず、朝のコーヒーも飲めないなんて、絶対に許せない。
電子レンジがないかも、と思い、冷たいまま食べられるお寿司にしてよかった。
冷蔵庫がないので、ビールは生ぬるいまま飲むことに。
私もずいぶん寛容になったものだ。

2021/11/17 江ノ島でデート(D367)

今日は、江ノ島でデートだ。

還暦のときに開いた同窓会がきっかけで、山歩きグループを作っている。
高尾山に登ったり、鎌倉を歩いたり。
その一人が横浜に住んでいて、日本一周で近くを通るときには会おうという話になっていた。

で、今日がその日というわけ。
予定ではもう一人参加することになっていて、両手に花、のはずだったのだが、体調が悪くキャンセルに。
残念だが、片手に花なら気分はデート。
キャンセルした女性から、ごめんね、デートを楽しんでね、という連絡があったので、公認というわけだ。

1000 大船駅で待ち合わせ。

彼女は、このあたりには詳しい。
なので、今日は彼女に案内してもらう流れだ。

大船観音寺。上半身だけの巨大な観音様。
青空と白い観音様のコントラストがグッド。

観音様の内部にも観音様。

モノレールに乗りたい、という私の希望で乗ることに。
大船から江ノ島へ行くモノレールには初めて乗るので、大はしゃぎ。

先頭に陣取り、写真撮影。いつになっても子供と同じ。
上にレールがある光景というのは独特で面白い。

モノレールには、跨座型(こざがた)と懸垂型(けんすいがた)の2タイプがある。
これは懸垂型。吊り下げられるタイプ。
胡座型はレールの上に乗るタイプ。浜松町と羽田空港を結ぶモノレールが代表だ。

江ノ島駅に着き、海岸に出る。

サーファーたちが11月の海で泳ぐ。
寒そうに感じるが、実はそうでもない。ウェットスーツの効果は抜群なのだ。

江ノ島に渡る。

眼下にはヨットハーバー。
白いヨットが整然と並ぶ。

となりでは、御神木を触りまくる女性たち。
たくさんパワーをもらえるといいですね。

途中、コーヒーブレイクをはさんで、頂上に着く。

青空と塔と発電パネル。
残念ながら江ノ島は風景を観るところではないね。

彼女の案内で江ノ島岩屋と呼ばれる洞窟に向かう。
江ノ島には何度か来たが、こちらには来たことがない。

途中、海鮮料理店の美しい大皿が目に留まる。
ゴメン、ちょっと待ってて、あの大皿の写真を撮ってくる、と言い、店内に。

美しい大皿。直径は50~60センチ。
江戸時代の浮世絵風の女性たちがいる繊細な絵が素晴らしい。

恋人の丘 龍恋の鐘。
手すりには鍵がびっしり。

並んだ鍵の影が模様を作る。
悪龍が美しい天女と結ばれるために悪行をやめ、めでたく結ばれた、という伝説が残る。
男たちよ、鍵を付けても悪行をやめないと結ばれないぞ。

岩屋へ向かう朱色の橋。
近くまで行ったが、洞窟よりも海辺がいい。

岩場へ下りる。
こっちのほうが面白そう。

岩場の釣り人たち。
サーフィンも釣りもバイクも、好きな人は寒さをツライと思わない。
お互いに、アホか、と思うけれど、人それぞれ。

船に乗ろうか?と言うと、彼女も船には乗ったことがない、と言う。
じゃあ、ということで、乗ってみた。

視点が変わると風景が変わる。
船からの視点。今日はどんな景色が見られるのか。ワクワク。

400円を払い、船を待つ。
先客は7、8名。これならすぐ乗れる。

すぐに船が到着。
客席は、ガラスに囲まれた船内と外の席がある。
先客も私たちも外の席に。

江ノ島入口の橋に向かう。

海から見る江ノ島の景色。
やっぱり塔が目立つ。海からだと塔全体がしっかり見える。

ほんの数分で橋に到着。これが400円の距離。

私は楽しかったが、どう感じるかは人それぞれ。
隣に座った(たぶん)ご夫婦のだんなさんは、ずっとスマホをいじっていて、景色は全く見ない。
(たぶん)奥さんは、ずっとつまらなそ~な顔をしている。
景色よりそっちが気になってしかたなかった。
人はそれぞれ、夫婦もそれぞれ。

橋を渡り、片瀬江ノ島駅に向かう。

片瀬江ノ島駅。竜宮城。
彼女の話では、オリンピックに備えてお色直しをしたらしい。
確かに色鮮やか。外国人には受けるかも。
オリンピック、肩透かしに終わって残念でした。

このあと海岸沿いのお店に行き、食事をしながら、いろいろお話。

誕生日が1日違いで、昨日と一昨日。
300円のデザートでお祝いをしあう。

活動的に生きられるのは、せいぜいあと10年、80歳ぐらいまで。
それを前提にポジティブに生きようと思う。
という考え方は同じ。
これからもみんなで楽しく遊べるといいね。

片瀬江ノ島駅に戻ると、竜宮城の上にはお月さま。

とても楽しい一日でした。
次回があれば、両手に花、かな(笑)

と、その前に、わが家の可愛い女王さまをお連れしなくては。
あの美しい大皿がある海鮮料理店で食事をし、船に乗る。
臣下はいつも忙しい。

■本日のデータ
江ノ島べんてん丸:片道400円。岩屋の浜から逆コースを戻るのはツライ、という人には特におススメ。スマホをいじってればすぐに着きます(笑)

■本日の宿
昨日と同じ。アメリカンな宿。ベッドの寝心地はいい。