2021/11/18 葉山を回り、久里浜港から千葉へ(D368)

寝不足だ。ブログを書くのに時間を使いすぎ。
朝から頭がボーっとしている。

今日は、あまり走らず、早めに千葉へ渡ることにしよう。

1020 宿を出発。

フェリーが出る久里浜港へ向かうのだが、せっかくだから海岸沿いに走って、葉山を回って行こう。

七里ヶ浜。サーファーの自転車やバイクが並ぶ。

サーフィンボードを運ぶためのU字パイプが付いているのですぐわかる。

海には朝からサーファーがたくさん。

このおねーさんは、今から始めるところ。

よし。うまく波に乗った。

葉山に着く。
日本ヨット発祥の地、の石碑。
向こうに見えるのは漁船だけどね。

葉山アリーナ。ヨットが並ぶ。

すし詰め状態。

鵜が並ぶ。
すし詰めではない。

名前がわからない鳥。少し青味がかっている。
近寄ったらコンクリートの陰に走って逃げた。飛ばない。

長者ヶ浜。

遠く、パドリングをしている人が見える。
あまり慣れていないようだ。ずっとへっぴり腰。

売店はシャッターが下りたまま。営業をしている気配はない。
手前の駐車場も無人。無料開放中だった。

久里浜港へ向かう途中、通研通りを曲がったところ。
通研は、NTT横須賀通信研究所(現在は「研究所」が「センター」に変わっている)の略。
このあたりをYRP(横須賀リサーチパーク)という。
昔、仕事でよく来ていた。懐かしい。

1230 久里浜港へ着く。1215に出航したばかり。次は1420。

時間まで近くのマクドナルドで過ごす。
ホットコーヒー100円とアップルパイ100円を注文。
明日と明後日の宿を予約。
ブログの写真をセレクト。

1400 フェリー乗り場に着く。
チケットを買ってバイクに戻ると、乗船が始まっていた。
あわてて乗船。

一番上のデッキに上る。

船後方のソファー席。ガラガラ。

前方のリクライニング席。こっちもガラガラ。
これで採算が取れるのか? ちょっと心配。

最前席から見える港の風景。

1420 出航。

船がゆっくりと岸壁を離れる。

1500 あっと言う間に40分の航海が終わる。

フェリーは、ゆっくりと接岸。千葉に着く。

1320 港を出発。

1510 宿に着く。

受付には誰もいない。またか、と思いながら宿に電話。
すぐ行きます! とスタッフがやってくる。
早く手続きをして、早くブログを書き、早く寝たい。

睡眠不足の解消が今日のテーマだ。

■本日のデータ
東京湾フェリー:久里浜港→金谷港 原付バイク+大人1名 1,800円。

■本日の宿
ひどいかも、と思っていた予感が的中。
冷蔵庫なし、湯沸かしポットなし、シャワーとトイレを仕切るカーテンなし。
シャワーを出たところに置くマットなし。
トイレがビショビショ。最悪。
湯沸かしポットだけは、強引に持ってきてもらう。
カップラーメンが作れず、朝のコーヒーも飲めないなんて、絶対に許せない。
電子レンジがないかも、と思い、冷たいまま食べられるお寿司にしてよかった。
冷蔵庫がないので、ビールは生ぬるいまま飲むことに。
私もずいぶん寛容になったものだ。

2021/08/10 しまなみ海道 3日目 生口島を堪能、因島から尾道へ(D292)

※2021/08/13 08:20 尾道の宿でブログ執筆終了。3日遅れでやっと公開。

今日は、まず生口島(いくちじま)を回り、因島(いんのしま)、向島(むかいしま)を経て、尾道(おのみち)に泊る予定。

見るところが多いので、いつもより早めに出発だ。
今日もよく晴れている。暑くなりそう。

0900 出発。

宿を出てすぐ、耕三寺(こうさんじ)の前に出る。
なんと派手な門。日本・中国・東南アジアなどのごちゃ混ぜデザイン。
ぐえっ、悪趣味。

無料で入れるところまで入ってみよう。

料金所の手前から中を覗く。
奥に五重塔が見える。

左手には蓮の花。

仏教系の見世物を寄せ集めた感じで、世俗臭がプンプン。
奥にある白大理石の彫刻を見たいと思っていたのだが、やめた。
きっとこんな感じの「仏教っぽいもの」だろう。
入場料1400円(シニアは1200円)を払ってまで見るようなものではない。
こういうタイプのお寺は大嫌い。
耕三寺がどんなお寺か知らないが、まともな宗教人が作ったとは思えない。

※と、ここまで書いたところで調べてみた。大正・昭和に活動した大阪の実業家が作ったらしい。耕三寺の耕三はその人の名前ということだ。やっぱりね。世俗臭が強烈だもの。世俗受けする「宗教っぽいもの」の博物館、という感じ。寺院名まで自分の名前とは、開いた口がふさがらない。

耕三寺はさっさと終わりにして島を回ろう。
生口島には「島ごと美術館」というキャッチフレーズでいろいろなアートが点在しているらしい。野外アートは経験的にはガッカリすることが多かったが、たまには感心するものもある。どんなアートか楽しみだ。

島ごと美術館『海からの贈物』
う~ん。

観光案内所前のオブジェ。
アートじゃないけど、目印になっていいよね。

島ごと美術館『一羽の鳥の為に』
絶妙なバランス感と繊細な躍動感がある。
問題は、見る角度によって背景がごちゃごちゃしがちで作品が埋もれてしまうこと。
写真を撮るときも背景がスッキリする角度を探すのに苦労した。

島ごと美術館『風の中で』
手が込んでてわかりやすく、一般受けしそう。
うしろが瀬戸田市民会館なので、こういうわかりやすい大作がピッタリ。

さて、すぐ向こうは高根島(こうねじま)。グルっと一周してみよう。

高根大橋を渡る。黄色なのはレモンやミカンの表現。だと思う。たぶん。

橋から見る瀬戸田水道(陸側)
島と島の間の海なのに、なぜ「水道」というのだろう。
海なら海峡だが、狭いから水道(水の通る道)なのか。
川じゃないのは確かだけど。

さて、高根島一周のスタートだ。

海と山と蜜柑畑を見ながら走る。
小さい島はこんな風景が見られるから好き。

たぶん、鵜(う)
カラスでもサギでもカモメでも猛禽類でもないのは確か。
日本一周3年目にして初めて見た! 貴重な瞬間かも。

得体のしれない洋風建築。
周囲の空き地も気になるし、利用してる気配がないのも気になる。
けっこう目立つ。

すぐ向こうに今治造船 広島工場が見える。

少し山側の道を走ってみる。

蜜柑畑が広がる。
収穫した蜜柑を運ぶモノレールもある。
一回でいいから乗って走ってみたい。人は乗れないのかもしれないが、、、

小高い道を走ったり、海辺を走ったりしながら、島をほぼ一周。
高根大橋の手前に島ごと美術館の作品があるので、寄ってみた。

島ごと美術館『球を包む幕舎』
理解不能。
テーマとか制作意図とか、何か解説がほしいなぁ。
球に破損個所があるのも気掛かりだ。あれも作品の一部なのか?

小高い道を走る。海辺の道もいいが、山道もいい。

蜜柑のハウスかな? ハウス栽培ならレモンかも?

細い山道を走る。右手は蜜柑畑。左手は防風林。さらに左は蜜柑畑だ。

高根大橋を渡って戻るため、海岸沿いの道に降りていくと、、、

ファミリーが海水浴。
少年がこちらに気づいたので、カメラを指さしてから構えたら、ピースをしてくれた。
ありがとう!

高根大橋を真横から。
黄色が似合う。絶対に蜜柑・檸檬の黄色だね。

橋を渡り、生口島に戻り、一周を開始。

島ごと美術館『地殻』
う~ん。意味不明。
白いのはサナギに見えるけど。
青い円柱の上部は破損しているの? もともとの作品がこうなの?
最低限の解説がほしい。
みんなに無視されて放置されている感じが寂しい。

因島の田熊造船。
クレーンの数がすごい。

天満宮。
ずいぶん風通しのいい神社だ。

大きなクレーンと隣り合わせ。

島ごと美術館『塩池』
理解不能。
なぜ鳥居の隣に設置した?

島ごと美術館『ベルベデールせとだ』
海藻が打ち上げられた浜辺にあった。
ベルべデールは、南太平洋、フランス領ポリネシア、モーレア島にある展望地。

こちらは展望地というよりも飛び込み台。
今までの中で一番実用性があるアートですね。

海岸を離れ小高い山道を走る。

蜜柑畑。木の幹が太い。

蜜柑も大きめ。

こちらはレモン。
落ちたまま放置されていた。

海岸沿いを走り、瀬戸田サンセットビーチに着く。
海水浴客で大盛況。

娘と遊ぶパパ。

暑さにぐったり、監視員。

飲んだくれるオヤジ。
楽しい夏の風景。

そして、島ごと美術館『空へ』
これも蜜柑・檸檬つながりの黄色かな。明るい感じでいいですね。

島ごと美術館『千里眼 “のぞいてみよう、瀬戸田から世界が見える。”』
青いのは大きい。のぞけないって!

小さいほうからのぞいてみた。
世界は見えないが、『空へ』 が見える。
メガネの黄色も蜜柑・檸檬つながりかな。

島ごと美術館『凪のとき赤いかたち/傾』
う~ん。

ビーチをあとにして、海岸の道を進む。

胴体に風穴があいた船。
理解不能。
島ごと美術館の作品ではなさそう。

陽が傾いてきた。
もう少し走りたい場所があるが、そろそろ尾道に向かおう。

生口橋(いくちばし)を渡り、因島(いんのしま)に到着。

橋から下る原付専用道路からの風景。正面に生口橋。

宿のご主人に教えていただいた白滝山に向かう。
五百羅漢があるそうだ。

駐車場に相棒バイクを停め、徒歩で山頂に向かう。
予想以上に長い石段が続く。

海を見る塩竈さん(だと思う)
少し離れた場所に「塩竈さん➡」という 表示があったが、これなのか確信はない。

迷ったあげく、撫でてしまった。
無神論者に効果があるかはわからない。

五百羅漢の入り口。

羅漢が並ぶ道を展望台に向かう。
一人ずつみな顔が違う、と言うけれど、手彫りなら当然そうなる。
同じのを作る方が難しい。

展望台脇の鐘楼。
「お願い 1人1回厳守」と書いてある。
じゃあ、1回は突かないと。

ゴーン~~~~、という澄んだ音が響き渡った。

羅漢の列と海と島々。
この風景、いいね。心が明るくなる感じ。

右手の風景。遠く因島大橋が見える。
この風景もなかなかいい。
仏像や石仏には興味がないが、明るい不思議な風景だ。

駐車場で運搬用モノレールを発見。新品ほやほや。
いつか乗ってみたい。

向島(むかいしま)に向かう。

因島と向島を結ぶ因島大橋。
上は車。下の右側は原付&自転車。左側は徒歩。景色が見にくいのが難点かな。

向島はサッと素通り。
向島から尾道へは尾道大橋を渡る。車・原付・自転車・徒歩がごちゃ混ぜの一般道。
平行して新尾道大橋も架かっていて、こちらは自動車専用道路。原付は走れない。

1800 宿の近くのスーパーに到着。この時間だと半額のお弁当は売り切れかも。

■今日のマニアック

説明不要。それぞれに時の流れが創り出す味がある。

■今日のデータ
耕三寺:1400円。シニアは1200円。ムダ金は使わないほうがいい。
高根大橋(生口島 – 高根島):無料。
生口橋(生口島 – 因島):50円。50円玉切れで、43円を支払う。
因島大橋(因島 – 向島):50円。泣く泣く100円を支払う。
尾道大橋(向島 – 尾道):無料。

島ごと美術館
生口島の観光案内所に作品マップが置いてある。

■今日の教訓
しまなみ海道を原付バイクで走るときは、50円玉の用意が欠かせない。

■今日の宿
尾道。千光寺山ロープウェイ山麓駅付近。マンションの空き部屋を利用。
キッチン、食器、洗濯機などがそろう。
難点はテーブルがないこと。下に座ってブログを書くと腰を痛める。