相棒のカブをお預けしてある北海道大沼公園のペンションに戻る。
足は新幹線。大宮から乗ればそのまま函館まで一直線。9時に川越を出て15時30分には大沼公園。
道中はビールを飲みながらブログ書き。
ペンションに到着。相棒のカブは車庫の中に保管されていた。2週間近く、ご自分の車を外に出して相棒を保管してくれたのだ。頭が下がる。ありがとうございます!
ペンションで夕飯のあと、ご主人と歓談。
ご主人はネイチャーガイドとしていろいろな活動をなさっている。
歓談後にお名前をググってみたらいろいろ出てきた。
そうだったのか。どうりで興味深いお話が多いと思った。
ボクは目に見えるものを解説するのではなく、目に見えないものを伝えるように心がけているんです。景色も自然も目に見えるものは見ればわかるじゃないですか。そういうものは解説する必要がないと思うんです。
目に見えないもの、そこにあっても見えていないもの、気づいていないことを解説したいんです。
たとえばどんなことですか?
大沼公園は秋の景色がいいんです。紅葉が綺麗です。でもぼくは紅葉の解説はしないんです。見ればわかるから。
窓から差し込む陽射しが部屋の奥まで届くようになった。これも秋です。大沼公園に来なくても東京のマンションにいても秋は感じることができます。
感じ方が変われば、いつ、どこにいても季節を感じて楽しむことができる。そんなことに気づいてほしいんです。
確かにそうですね。感じ方、発想のしかたで何でも楽しめますよね。私はバイクなので雨がいやなんです。走るときは太陽さえ出ていればハッピーなんです。でも雨のときは街中を散策すればいい。どこの街も雨は雨のよさがありますから。雨の街に出会えるのもラッキーですもんね。
最初10分か15分ということでお話を始めたのだが、気がつくと1時間以上が経っている。
長くなってすみません。記念撮影お願いしてもいいですか。
いいですよ。
ということで例によってツーショット。
おやすみなさい。
【本日のデータ】
東北・北海道はトンネルが多いのでネットにつながらない時間が長い。読書をするのがおススメ。
ペンションは「風 KAZA」という。なぜ「風」と書いて「KAZA」なのかを尋ねたら。「かぜ」だと言葉が完結していますよね。「かざ」だと「かざみどり」とか「かざむき」とか、他の言葉と結びつかないと完結しない。「未完結」という意味を込めて「かざ」にしています。ということだった。納得。