道後温泉は松山市街の宿から徒歩30分ほど。歩いて巡ることにした。
松山三越デパートの前にはマスクを付けたライオン。
このライオン像は松山三越のシンボルらしい。
松山市も路面電車の街だ。
市の中心部から道後温泉まで路面電車で行ける。
だが、行きは乗らずに線路がある道を歩くことにする。
これはレトロなタイプ。いいですね。
少し新しいタイプ。
最新型。やっぱり、レトロなのが好きだなあ。
35分ほど歩き、道後公園に着く。ここは湯築(ゆづき)城があったところだ。
展望台があるので登ってみよう。
展望台からの風景。
左手の山には松山城、右手には遠く瀬戸内海。アップにしてみよう。
松山城。
瀬戸内海。
公園を通り抜けると、すぐに道後温泉だ。
路面電車の道後温泉駅。建物がいいね。
駅の外に停まる「坊ちゃん列車」
夏目漱石の小説『坊ちゃん』で主人公が利用したからこう呼ばれるようになった。
当時は蒸気機関だったが、現在の復元版はジーゼルとのこと。
いつも1日5便ほど走るのだが、今はコロナ禍で休業中。
坊ちゃんカラクリ時計。
道後温泉本館建設100周年で作られたとのこと。
コロナ禍で今日から上演中止。
観光案内所で中止している理由を尋ねたら、人が集まるとまずいから、とのこと。
中から人形などが出てくるのに加え、上に高く伸びるみたいだ。
こちらの松山市ホームページをご覧ください。
道後ハイカラ通り。ここを通って道後温泉に向かいます。
飲食店と土産物店が並びます。
アーケードで覆われているので、雨が降っても大丈夫。
商店街を抜けると、道後温泉本館。
上に見えるアーケードも凝った造りです。
修繕中。
昨日までは一部は利用できて入浴もできたが、コロナ禍で今日から休業。
なぜここに火の鳥が?と思ったら、、、
「火の鳥 ❝道後温泉編❞」なるものが「続々公開中」らしい。
詳しくは道後REBORN公式サイトをどうぞ。
建物をよく見ると、確かに傷みがうかがえる。
道後温泉本館の反対側。だいぶ雰囲気が違う。
覆いが作られているのは修繕のためか。骨組みだけだが修繕は終わったのだろうか。
空の散歩道という足湯に向かう。
「臨時休館のお知らせ」が貼ってある。営業しているのは「椿の湯」だけ、、、
足湯。お湯は無し。
足湯に浸かりながら道後温泉本館を見下ろしたかったなあ。
営業中だという「椿の湯」
反対側から。
「飛鳥乃湯泉」の垂れ幕が掛かっているので紛らわしい。
向かいが「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」
椿の湯入口。
せっかくタオルなどを持ってきたのだから、入ることにした。
係の人に尋ねたら、椿の湯は庶民的な温泉で、地元の人たちが利用するので営業しているとのこと。
入浴料400円。地元在住のシニアは200円。
この料金は確かに庶民的。内部の造りも庶民的だった。
さて、路面電車に乗って宿に戻ろう。
乗るならレトロなやつがいい。
レトロなタイプの運転席。
う~ん、この昭和感。いいね!× 10回。
宿の近くの「大街道前」という駅で降りる。
大街道商店街の入口。
広くて立派な商店街だ。
松山三越の入口。ライオン像の裏側だ。
中に入ると、豪華さにビックリ。
大理石が多用された広い空間。
両サイドはバルコニー風。
向こう側に部屋はなく、営業フロアがあるとのこと。
松山三越は昭和47年(1972年)の建築だが、この部分は少しあとらしい。
バブル時代は1987年~1990年ごろなので、そのころではないか。
いかにも、という造りなので。
地下の食料品売り場で夕食を買おうと思ったが、改装中のためパンのみ販売。
近所にスーパーもなく、コンビニでお弁当を買って宿へ。
松山市街地は意外と不便だ。
■本日のデータ
コロナ禍で、いろいろなところが休業中。当面は9月12日まで。
椿の湯入浴料:400円。
路面電車運賃:170円(区間によらず定額)
■本日の宿
昨日と同じ。2日目。