2021/08/19 尾道から道後温泉へ、鳴き龍に会い、橋上の県境に立つ(D301)

予報どおり今日は曇り。降ってもパラパラだろう。
計画どおりしまなみ海道を走って松山・道後温泉まで行く。
転ばぬように、そろりそろりと参ろう。

途中、因島のはっさく屋さんで、大福を買う。

よし、今夜はこれを肴にお酒を呑もう(笑)
と考える甘党の私。

はっさく屋さんの壁に貼られた大量の色紙。そして感謝状。
へぇ~、やっぱりここは有名なんだね。
と再確認する無知な私。
色紙を細かく見たけど、知っている人は皆無だった。
私の知らない世界で有名なのか。井の中の蛙大海を知らず(笑)

因島・生口島を走り、大三島に向かう多々羅大橋に着く。
多々羅大橋の鳴き龍と県境は、この目で間近でどうしても見たい。

というわけで、原付と自転車の分岐点に、じゃまにならないよう相棒バイクを置く。

1240 徒歩で自転車道を歩き始める。

料金所の手前に休憩用スペース。
原付用道路にはない。

レモンのオブジェ。いい色ですね。

料金所。
自転車&徒歩は無料。料金箱には覆いが。

手摺りに小さく「多々羅 鳴き龍」の文字を発見。

右手に貼られた案内板。右端の茶色いのがバチです。

バチを叩く。
カランコロンカラ~ン。何かが転がるような音が響く。
車が通過するときは騒音が大きく、よく聞き取れない。
車の来ないときを狙って何度か叩く。
うん、確かに「カランコロンカラ~ン」という響き。
逆Y字の塔の逆Vの内側に反射・共鳴している印象。

橋の中央に到着。
左には青い標識、地面には白い文字、右にはグリーンの県境標識。

いよいよ県境にまたがるぞ。

で、またがったのがこれ。汚れた青い靴が存在証明(笑)
群馬県渋峠の飲食店の真ん中が県境、というのも面白いが、橋の真ん中が県境というのも面白い。

船も海上の県境を通過中。

1326 相棒バイクまで戻る。往復で46分。

思ったより楽なので、歩いてすべての橋を渡るのもありだな。
ということは、橋は歩いて渡り、島に着いたら自転車をレンタル、という組み合わせが遠方から電車or飛行機で行くときはいいかもしれない。

大三島、伯方島を走り、大島に着く。

最初に来たときは、カレイ山展望公園に行き忘れた。
行かないと後悔しそうなので、行くことにする。

Googleマップさんの言うとおりに走ったら、こんな狭い急坂に遭遇。
写真ではわかりにくいが、道の7割(白っぽいところ)に水が流れている。
万が一、タイヤが滑って登れなくなったら、道が狭くて方向転換が難しい。

相棒バイクを停めて、歩いて急坂を上って状況確認。
ますます狭く急になっている。
引き返そう。

という紆余曲折のあと、無事にカレイ山展望公園に到着。
相棒バイクを停め、歩いて展望台に向かう。

途中、瘦せこけたヤギに遭遇。ツノがあるので小雪さん。

瀬戸の水軍という歌の歌碑。
歌詞はありきたりの気もするが、地元の誇り感は伝わってくる。

遠見茶屋に到着。臨時休業中。

展望台。登らないと展望はできない。

登りました。案内図で島名を確認。

ここが平山郁夫画伯のスケッチポイント、という説明。

う~む、画伯の絵には手前の白い塔が見えているが、ここからはそれは見えない。
場所が少し違う気がする。

船折瀬戸を白い波を立てて走る船。
昔は船が折れることもあったのに、今はピューンか、、、

能島。
島全体が村上海賊の根城。
左端の白い船は織田信長からの使者。今日は何人が上陸するだろう?

右手には石切場。

この建物が目を引く。

こちらにも目を引くものが。
向こう側の茶色いのは切り出した石を運ぶクレーンか?

今日のベストショット。
カレイ山山頂からの風景。展望台とは少し離れたところ。
橋の白い塔が2つ見えているので、画伯が描いたのはこのあたり。
近景に赤い花も入れてみました。

カレイ山からの風景は有名だが、確かにそうだ。能島と船折瀬戸を見下ろせる場所は他にない。

1800 スーパーで夕食を買い、松山の宿に到着。予想以上に楽しい一日だった。

■本日のデータ
今回、しまなみ海道を往復したことになる。
結局、自転車では1度も走らなかった。
橋で、50円玉4枚と100円玉3枚を使った。

■本日の宿
松山市の中心地。入口の前に相棒バイクを置かせてくれるグッドな宿でした。