今日は、茂原市から、九十九里浜と銚子を経て潮来(いたこ)まで行く。
たったの2泊3日で千葉とはお別れだ。
ディズニーランドがある北側には行くつもりがなかったので、通過するだけになるとは思っていたが、その通りになった。
0700 起床。
コーヒー+バームクーヘン+ブログ書き。
書き終わらないので、いったん中断。
1000 宿を出発。
30キロちょっと、1時間ほど走ったところで、白い塔が目に留まる。
蓮沼(はすぬま)海浜公園の展望塔だ。
隣では子供たちが大はしゃぎ。
エレベーターがあるか探したが、階段だけ。
登ってみた。
30段+30段+10段×2折×6階=180段。
はあはあ。なかなかの運動量。
最上階に着く。
透明の板で覆われている。残念!
反射でよく見えない。
この階だけにこんなもの付けても意味ないだろ!
しかたなく一つ下の階に下りる。
景色はよく見えるが、海が遠いので感動はなし。
九十九里浜は、海の手前の樹木エリアが広いのが問題だ。
九十九里浜に沿った道路を走る。
海はまったく見えない。
途中、立ち寄った道の駅で海を見る。展望塔とここ。2回目。
砂浜の向こうにテトラポッド。
いろいろな事情があるのだろう。が、観光客としては残念な気分。
(勝手な評価だとはわかっています。ごめんなさい)
九十九里浜はツーリングロードとしては楽しい。
大型バイクでシャーと走り抜けるのがおススメ。
1300ごろ 銚子に近づく。
飯岡灯台が見える。手前は飯岡漁港。
風力発電タワーが見える。
1330 地球の丸く見える丘展望館に着く。
展望館前のモニュメント。
海側から内陸を眺める。
茶色いビルが、地球の丸く見える丘展望館。
窓がガラス張りで開くようには見えない。
じゃあ、行く意味ないじゃん。
ということで、モニュメントの前から地球を撮影。
左から右へ、カメラをパンして3枚撮影。
これは左手。
正面。
右手。
頭の中で3枚をつなぐと、、、
どう、地球が丸いのがわかったでしょ。
犬吠埼の海岸に出る。
遊歩道がある。
行ってみよう。
遊歩道の階段を下り、海辺へ向かう。
3人の乙女たちが海を撮影中。
問題:3名のシルエットからそれぞれの体重を予測しなさい。
岩で囲まれた池のようなエリア。
岩がリングのように砂浜を取り巻く。ありそうで無い珍しい形だ。
振り向くとこの景色。
犬吠埼の白亜紀浅海堆積物。
岩だけじゃなく、いろいろな堆積物があるわけだ。
この一帯はジオパーク。地球の歴史に興味があれば面白いエリアだ。
犬吠埼(いぬぼうさき)灯台に向かう。
青い空に白い灯台が映える。
やっぱり灯台はこうでなくちゃ。
あれ、上に人の姿が、、、ここは上れる灯台か!
灯台入口の白いポスト。
大井川鐵道の新金谷駅にはSLと同じ塗料で塗った黒いポストがあった。
ここは白いポスト。塗料は灯台と同じ、なのかな? 解説板、なし。
このポストに投函すると銚子郵便局の風景印が押される。
ここから出した手紙は記念になるわけだ。
犬吠埼灯台案内図。
何だか、面白そうなものがいろいろある。
灯台にも上れる。
入ってみた。チケット300円。
まず、灯台の1階部分へ。
巡視船「かとり」
海上保安庁測量船「明洋」
精密な船の模型はいつ見ても楽しい。
さまざまな種類の光源。
思ったよりも小さい。今後はLEDになるのだろうか。
資料展示館に入る。
大きなレンズが回転している。すごい迫力。
レンズの直径は3メートル。
この犬吠埼灯台で使われているものと同等の大型一等レンズ、との解説。
沖ノ島灯台で使用されていたレンズらしい。
レンズが乗っている回転台がすごい迫力。
東京湾に設置されていた三等レンズ。
直径50センチほど。一等レンズと比べるとだいぶ小さい。
いよいよ灯台に上る。
階段を60段上ったところ。10段ごとに表示がある。
99段あるとのこと。
上る人、下りる人で、狭い階段は大渋滞。
壁に張り付いてすれ違いながら、やっと最上部に着く。
灯台からの風景。
灯台の影が海に落ちている。いいね。
灯台の影を見るとテンションが上がる。やっぱり陽射しは重要だ。
下りる前にじっくりと大型一等レンズを見る。
う~む、大きい。
霧笛舎。
霧が出るとここで霧笛を鳴らしていた。
ヴォールト屋根方式(かまぼこ型)鉄造構造物。
明治43年築。登録有形文化財。
出入口と窓の上の庇もかまぼこ型。屋根の形に合わせたデザインがいいね。
中に入る。
犬吠埼灯台の初代レンズが鎮座。
一等八面閃光レンズ。フランス製。
明治7年から昭和26年まで約80年間使われていた。
現在は2代目。
霧笛音響装置。
解説右上に赤い矢印と黄色いボタン。
押してみて、霧笛が鳴るよ、と書いてある。
押してみた。
ブオー、ブオー、と低い野太い音が響き渡る。
スマホで録音・再生してみたが、音が低すぎてよく聞き取れなかった。
霧鐘。
霧笛に替わる前、霧が出るとこれを鳴らしていた。
霧の間、人力でずっと鳴らし続けたはず。きっとたいへんだったろう。
1520 灯台を出発。潮来まで30キロ、1時間だ。
1700 スーパーで買い物をし、宿に着く。
九十九里浜はつまらなかったが、犬吠埼灯台は面白かった。
この時期、海そのものが面白いのはサーファーぐらいだろう。
■本日のデータ
犬吠埼灯台:寄付金300円。回る大型一等レンズがあるのは全国でもここだけ。おススメ。
■本日の宿
神栖(かみす)市内。ウェディングもできる大型ホテル。部屋が広く備品も充実。
しかも料金は最低クラス。千葉の最悪の宿よりもだいぶ安い。とてもいい宿だ。
宿から潮来までは、12キロ、20分。
潮来は小さな町で宿が少なく高め。神栖市は50号線沿いにお店が多く、宿も多い。