8月1日(水)60日め 層雲峡から天人峡へ

大雪山の黒岳に登ったら次は旭岳に登らねばならない。もう少し登山経験があれば黒岳と旭岳を縦走したいところだが、残念ながらそこまでの経験はない。次善の策として、それぞれに登るのだ。

旭岳も途中まではロープウェイなので、ロープウェイ駅がある旭岳温泉の宿に泊まるのがいいのだが、宿はどこも満室。次善の策として近くの天人峡に宿を取る。

天人峡から旭岳ロープウェイまでは約20km、30分の距離だ。

ということで、今日は天人峡に向かう。約100km、2~3時間の距離だ。余裕があるので道草OKだ。

大好きなローカル踏切。線路の両脇がスカッとひらけているのがいい。

しばらく走ると素敵な河原に遭遇。ごく普通の河原なのだが、とてもいい感じ。どこにでもありそうで、ここにしかない風景。こういう風景と出会うと幸せになる。

相棒を停め、歩いて橋の上を行ったり来たり。ベストショットを狙う。

小さな花があちこちに咲き、緑がキラキラと輝いている。

少し角度が変わるとまったく違う景色になる。

心が穏やかになり、ずっとボーと見ていたい。

相棒と記念撮影。

河原に降りる。

ここでも記念撮影。何ということのない平凡な風景。でも、ほっとする素敵な風景。

河原にお別れを告げ、しばらく走ると北海道らしい風景が、、、

こういう風景、大好き。

そして、ローカル踏切。

う~ん、いいですねえ。線路が少しだけ蛇行しながらずっと先まで続いている。

さらにしばらく走る。と、いちめんの麦畑。

 

麦畑と水路と可憐な植物。

さらに走ると丘の上にアンテナ。なかなか絵になっている。

もっと走ると北海道らしい風景がまた。

赤い屋根がアクセント。題して「空と麦と赤い屋根」

さらに走り、そろそろ天人峡、というところでこんな看板を発見。

流木の無料配布。興味深々。会場に行ってみたい。

ところが貼り紙をよく読むと、午後3時で終了、との記載が。残念!

登山の翌日は移動なので、もう一度ここに来るチャンスはある。よし。

ということで、移動中のできごとはこれでおしまい。

【本日のデータ】

流木の配布:無料

7月31日(火)59日め 大雪山の黒岳に登る

いよいよ大雪山だ。今日は黒岳に登る。

黒岳は、層雲峡からロープウェイで5合目まで、さらにリフトで7合目まで登れるため、観光客も多い。7合目から歩けばいいので登山としては楽なほうだ。

マップ右上の「黒岳七合目登山口」からハートマークの「黒岳(山頂)」を経て左下の「黒岳石室」まで歩く予定。石室(いしむろ)は、その名のとおり石でできた山小屋だ。

0910 ロープウェイの駅に到着。

ロープウェイ乗り場にはこんな情報が。

黒岳5合目はロープウェイが到着するところ。気温18度とある。涼しそう。石室は気温15度だ。少し寒いかも。

0940 ロープウェイで出発。

ロープウェイで登るにつれて遠くの山が見えてくる。

5合目に到着。約100人乗りのロープウェイがほぼ一杯だった。

案内図の上に書かれている「カムイミンタラ」は「神々の遊ぶ庭」という意味で、大雪山のことだそうだ。ロープウェイからリフト乗り場までが散策路になっている。

リフト乗り場に向かう。

とっていいのは写真だけ。残していいのは足跡だけ。

こういうウィットに富んでる言葉、いいですね。

5合目の標識。リフト乗り場が見える。

リフトに乗る。遠く黒岳山頂が見える。

足元には黄色い小さな花が咲き乱れる。

山頂がどんどん近づく。楽して登るのは楽しい。

リフトを降りると七合目登山口。

ロッジの脇が登山口になっている。ここまでは登山はしない観光客も多い。

1030 ロッジで登山者名簿に記入。12時ごろには山頂に着けるだろう。

ロッジの柱に掛けられた快適モニター。気温22度、湿度49%、不快指数66(快適ゾーン)。絶好の登山日和。

さて、出発だ。

すぐ岩の道に。

岩の道はすぐ終わり、歩きやすい登山道に。

振り返ると大雪の山々。

登山道を整備する若者。確か林野庁からの依頼だと言っていたと思う。記憶が曖昧。

八合目。景色がよく見えるルートで、とても快適な登山道。

登山道の脇には花が咲き乱れる。

ハチを調査中の「モニタリングサイト1000」のボランティア調査員。環境省の生物多様性センターが運営している。このような組織があるとは知らなかった。

ハチの種類を見分ける方法を教えていただいた。見つけたハチの種類・数・場所などを報告するのだそう。ここでも外来種が問題となっているとのこと。

さらに登る。花は咲き、景色はよく、最高だ。

楽しく登るうちに9合目。山頂付近の岩が見え始める。

登るにつれ、岩が多くなる。花の種類も多くなる。

花と景色を楽しみながら登る。

山と花のハーモニー。

 

頂上が近づく。ずっと花に囲まれて登るのは気持ちがいい。

見えた!

神社の屋根が見える。頂上だ。この瞬間が好き。

1225 頂上到着。視界がぱあっと開ける。おおっ! すごい! 思わず息を飲む。

残雪を抱く大雪の山々が眼前に広がる。この景色は壮観だ。

パノラマ写真でこの感動が伝わるだろうか。写真をできるだけ大きく拡大してどうぞ。

例によって記念撮影。

1250 黒岳山頂から石室に向かう。30分ぐらいの距離だ。下り道を歩く。写真の中央やや左下に石室の屋根が見える。残雪があちこちに残るのが印象的。

さらに降りると平らになってくる。

残雪と花のハーモニー。

石室が見えた。ここに立ち寄る登山者は多い。

1320 黒岳石室に到着。近づくと石でできているのがよくわかる。

黒岳トイレ。立派なログハウスだ。

バイオ処理をするトイレだ。用が済んだあと、自転車のペダルをこぐと、便器の中のオガクズと排せつ物がかき混ぜられ、微生物の働きが高まるのだそうだ。

テーブルとイスが用意され、誰でも休憩できるようになっている。

石室の中。入り口付近の受付。

受付の向かい側。

ベッドルーム。予約なしで止まれるとのこと。食事の設備はないので、食事関係はすべて自分で用意する必要がある。

1340 さて、黒岳山頂に引き返そう。

石室付近から黒岳山頂を望む。

行くときには気づかなかったが、こんな可愛い花も。

山頂の登山者が見える。

1410 山頂に戻る。外国人が多い。日本人の60歳台とおぼしきオジサンが若い女性に英語で話しかけていた。

その後も、外国人を見つけると誰彼かまわず話しかける。英語は通じているようだ。「ユーアービューティフル」とか言っている。お調子者。

こういう人は好きなので、話しかけたらすぐ仲良くなった。

せっかくなので記念撮影。(たぶん)滋賀の人(記憶が曖昧)。スーパーカブで日本一周中だと話したらカブに興味があるとのこと。カブを見たい、一緒に下山しよう、ということになった。

1430 下山開始。青森のねぶた祭りに行く予定とのこと。じゃあ、同じだ。青森でまた会えるかもね。などとお話しながら楽しく下山。

するとこんなお客様が、、、

葉っぱの下から、、、

さっと石の上に。こちらを見てご挨拶?

石の上から、、、

下へ降りたと思ったら、、、

素早い身のこなしで草むらに消えていった。さようなら。元気でね。

そんなこんなで楽しく下山。

1700 相棒を停めた駐車場に到着。これはそこから見える風景。

花に囲まれた楽しい登山でした。

【本日のデータ】

ロープウェイ往復:1950円

リフト往復:600円

黒岳石室トイレ:200円