6月16日(土)14日め 二本松箪笥工房の女性社長にインタビュー(前半)

岳温泉の宿に置かれていた工芸箪笥が素晴らしかったので、製作した会社を訪ねてみた。

二本松市の竹田坂というところにある。二本松城家(しろや)箪笥と呼ばれる伝統的な家具の製作所が集まっているところだ。

お訪ねしたのは鈴木木工所。

店内はこんな感じ。写真は入り口付近の一部。左手奥にたくさんの家具が並んでいる。

対応してくれた女性に、岳温泉の宿で箪笥を拝見し素晴らしかったのでぜひ社長とお会いしたい、とお願いすると、その人がご本人だった!

こんにちは。入り口にある箪笥、あの色合いは今までの伝統家具で見たことがないです。落ち着いたいい感じですね。下に車が付いているのも珍しいですね。いいアクセントになっていてお洒落ですね。(写真 ↓ )

ああ、これはね、欅に漆を塗るとき色の調合を職人に言って変えさせてみたの。車はね、普通は見えないように中側に入っているの。これは表に出してみたの。

金具が美しい。最近の二本松の家具は松をあしらっているのが特徴だ。

デザインていうか設計っていうかは社長自身がおやりになっているんですか?

ああ、そうだねぇ。昔からやってるからねぇ。

そうなんですねぇ。いろいろ見せていただいていいですか?

どうぞどうぞ。これは階段箪笥。ふくしま特産品大賞をとったの。

倉においで。売り物はないけど。

案内された倉の中は素晴らしかった。写っているのが鈴木文子社長。

これは総無垢材の民芸時代箪笥。

銀の蝶をあしらった金具がお洒落だ。特注品とのこと。

下は明治44年の作。

これは二代目のおばあちゃんの。私で四代目。初夢の一富士、二鷹、三茄子をデザインしてるの。珍しいじゃろ?

板材の種類、工法、漆の塗りかたのいろいろ、金具のデザインなどについて説明していただいた。持っているのは黒柿の板材。模様が面白い。

とても興味深い内容ばかりだったが、すべて書くとスーパーロングインタビューになってしまう。残念だが省略。ちなみに文子さんが製作時に描くラフスケッチはこんな感じ。

(後半に続く)

6月15日(金)13日め 奥の松を買う

宿泊地の岳温泉から二本松市に出る。

ここも酒蔵が多い。奥の松はここの酒蔵だ。2年ほど前、お酒と言えば奥の松、というほどはまっていた。

これはやはり買わざるをえないだろう(笑)

というわけで、これを買う。親切なおねーさんがおつまみを付けてくれた。ありがとう!

雨が振りだしたので今日は早めにチェックイン。

酒盛りしながらブログを書こう。

【本日のデータ】

省略です。ごめんなさい。

6月14日(木)12日め(後半) 安達太良山で消防救急隊の訓練に出会う

山頂を極めたあとは「牛ノ背」に向かう。山頂から見える牛ノ背はこれ。

稜線で樹木がないので風がまともにあたる。強風時は注意が必要だ。今日は風が無くのんびり歩けた。

鉄山との分岐点。ここからくろがね小屋に向かう。

振り替えって、牛ノ背を望む。

だらだら下りが続く。

途中で、訓練中の消防救急隊の人たちと出会う。新人の訓練らしい。あとで調べたところ、消防職員初任教育山岳訓練というらしい。間違っていたらごめんなさい。

朝、ロープウェイの駅に制服姿の人たちが整列していたが、この人たちだったのだ。

せっかくの出会いなので、図々しく記念撮影をお願いした。それがこれ↓

シャッターを押していただいた隊員の方、写ってなくてごめんなさい。

みな気さくないい人たちだった。写真の掲載も快くオーケーしていただいた。

この日の宿を取っていなかったので、下山後、お勧めいただいた岳温泉に宿泊した。

とてもいい宿で、宿泊して大正解。ありがとうございました。

息子さん、消防士で川越に来られるといいですね。市をあげて歓迎します(笑)

1400 くろがね小屋で遅い昼食。

写真を撮ったりお話ししたりしているので一般の1.5倍ぐらい時間がかかっている。少し急がねば。

2時間ほどくだり、そろそろ登山口というあたりで遊歩道に出る。

1630 遊歩道から少し歩くと登山口に出る。青空が気持ちいい!

【本日のデータ】

登山時間:7.5時間(山岳マップでは4時間10分)

歩数:28896歩