昨日から何となくテンションが上がらない。
体温を測る。36.5度。問題なし。
連泊して街をブラブラしようかとも思ったのだが。
ここは湯沢。ブラブラするところもない。
家まで170kmほどだし、いったん帰るか。
秋の畑仕事もあるし、衣替えも必要だし。
ということで、いったん帰宅することに。
相棒バイクで6時間で自宅に到着。
というわけで第2ラウンドは終了です。
第3ラウンドの前に出かけたときは番外編として投稿する予定です。
【本日データ】
新潟は思ったより近い。
昨日から何となくテンションが上がらない。
体温を測る。36.5度。問題なし。
連泊して街をブラブラしようかとも思ったのだが。
ここは湯沢。ブラブラするところもない。
家まで170kmほどだし、いったん帰るか。
秋の畑仕事もあるし、衣替えも必要だし。
ということで、いったん帰宅することに。
相棒バイクで6時間で自宅に到着。
というわけで第2ラウンドは終了です。
第3ラウンドの前に出かけたときは番外編として投稿する予定です。
【本日データ】
新潟は思ったより近い。
新潟と言えば八海山。八海山といえば日本酒。
じゃなくて、修行の山。
鎖を使うところが多く、時間がかかりそうなので、山小屋に1泊する予定。
0730 宿を出発。
田んぼと八海山。新潟らしい風景。
八海山の麓。ギザギザした山頂がはっきり見える。まるでノコギリの歯だ。
八海神社参道入口。ここは通りすぎて先を急ぐ。
ロープウェイ山麓駅に到着。
山麓駅発の時刻表。
料金表。片道1000円、往復1800円。10月以降は少し高い。紅葉シーズンだから?
ロープウェイから山頂を望む。ガスって何も見えない。
チケット売り場のおねーさんがロープウェイにも乗務。いろいろ解説してくれる。画面に(たぶん山麓駅からの)距離と速度が表示される。
山頂駅に到着。
登山者は自分とほぼ同年齢の人たち。
北朝鮮のミサイルに対して、現実的な対応方法が示されている。関東よりずっと意識が高い。
山頂付近の案内図。
八海山山頂は大日岳だが、そこまでにたくさんの岳を越える必要がある。修行の山と言われるゆえんだ。
釈迦岳と摩利支岳の間にエスケープルートがある。途中で無理だと思ったらここからエスケープルートで戻ればよい。
大日岳の先にもエスケープルートがある。大日岳(八海山山頂)に着いたら、下りはエスケープルートを使えばよい。
遭難多発のお知らせ。登山カードはロープウェイの中で書いた。係員が搭乗者に渡して提出を促していた。
滑落死亡事故多発のお知らせ。
う~ん、気を付けねば。
山頂駅を出たところ。山岳遭難防止広報ののぼりが3つも。先ほどの掲示といい、よほど滑落が多いようだ。
ん? 鳥居の上側の梁?(名称不明)がない。外したようになっている。???
鳥居脇の案内板。要所間の距離と所要時間が示されている。
9合目の千本檜小屋に泊まる予定。今日中に山頂(大日岳)まで行ってから泊まるか、泊まってから明日山頂に登るかは状況しだいで考えよう。
山頂駅の展望デッキからの風景。下に見えるのは南魚沼の町。黄色いのは稲。田んぼが多いことがわかる。
登り口周辺のマップ。展望台などがある。まずはこのあたりを回ってみよう。
展望台。
展望台からの眺め。ガスって近くしか見えない。双眼鏡の出番なし。
避難小屋。下山時、ロープウェイの最終に間に合わなかったら、ここに泊まればいい。
登山口。
1010 出発。
登り始めたところ。夕べ雨が降ったらしい。ぬかるんでいる。赤土が多い。
急な坂になる。土が濡れていて、滑りやすい。慎重に歩く。
しばらく歩く。
どうもテンションが上がらない。ウキウキしてこない。
体調が悪いという感じではないのだが、、、
かったるい、歩く気にならないという感じ。
「遭難注意」の掲示やのぼりが頭にチラつく。
やめるか。
やめよう。
テンションが上がらないときに登ってもロクなことがない。
天気もパッとしないし、道もぬかるんでいるし、、、
よし。戻ろう。
1025 登り始めてから、たったの15分。
下山しながら自問自答。
おいおい。いいのか。ブログに書けないぞ。中止しました、って書くんだぞ。みっともないだろ。やれるところまでやってみたらどうだ。
う~ん、いい。やめる。
ワクワクしないのに登ってもしょうがない。
ブログ書くために登ってるわけじゃないし。
中止しました、って書くのもいいんじゃないの。
山頂駅の時刻表。次回のために撮っておこう。最終の時刻が大事だ。
山麓駅に向かう。下は見えるが上はガス。
客は登頂をあきらめたご夫婦と私。計3名。登頂断念組で話の花が咲く。
山麓駅に着く。
山小屋に電話。宿泊をキャンセル。
さて、心温まる昼食でも食べて宿へ戻ろう。
途中で見かけた標識がこれ ↓
あぶない!! こっち側に自分の車が入れるか
強烈な表現。いいね!
【本日のデータ】
日本一周にあたっての基本方針
1. ワクワクすることだけをする。
2. ブログを目的に行動しない。
3. 臆病になる。
雨がパラつく中、金山遺跡の最後のエリア、大間港跡に行く。
土木学会選奨土木遺産。初めて知った。
左端が大間地区。
解説に、明治20年から25年まで、5年間をかけて完成した、とある。当時は5年もかかったのだ。当時の最新技術「たたき工法」が用いられた、とある。今、どんな状態なのか、興味深々。
※たたき工法:消石灰と土砂を混ぜて水で練ったもの(コンクリートではない)と石積みを組み合わせる技術。
大間港周辺の詳細図。
大間火力発電所跡、トラス橋、クレーン台座、ローダー橋脚、防波堤(大)、防波堤(小)。見どころ満載。
火力発電所跡。外壁だけ。立入禁止の看板が目につく。
左下にリアカー(牽引方式の人力運搬車)。
火力発電所跡から海の方を見たところ。これがほぼ全体像。
リアカーの右手に下に降りる石段がある。
降り始め。上部中央の鉄骨がトラス橋。
トラス橋の解説には、鉱石をこの橋から下の小船に落下させて積み出した、とある。
階段を降りたところ。
あの鉄骨の下に小船が入ると、上から鉱石が落とされる。
合理的な設計。
防波堤(大)の上で若者が記念写真を撮りっこ中。こういう風景もいい。
たたき工法で造られた堤。なんとも美しい!
陸地側(発電所側)。石の配置と色の混ざり具合が絶妙!
これだけでも来た甲斐がある。
グルっと回り込んでトラス橋を観る。
手前にはガシッと挟んで運ぶやつ。名称不明。
トラス橋のアップ。傷みが激しい。早急な対策が必要では? 傷みすぎると世界遺産は難しい。
記念のツーショット。小雨なので色彩が冴えない。まあ、良しとしよう。自然には逆らえない。
ガシッと挟むやつ(名称不明)からクレーン台座を見る。
1つめは中央の大きいやつ。2つめは右側のやや遠いやつ。3つめは鉄骨の間から小さく見える左側のやつ。
台座の間にローダー橋脚が2つ見える。
ローダー橋は貨物を運ぶクレーンやトロッコが通った橋。
その橋脚だけが残っている。
近くで見たい。
海に突き出ているので、歩いて向かう。
取り壊された残骸がある。遺跡の一部のようだ。
何を壊したのか? なぜ壊したのか? 疑問が膨らむ。
世界遺産にしようとするなら壊しちゃだめでしょう。
しようとする前に壊しちゃったのか?
この微妙なチグハグ感。最初に大立竪坑を見たときからずっとある。
持ち主(企業)と行政がうまく嚙み合っていない感じ。
ローダー橋脚。3つが並ぶ。
橋脚だけ残して上の橋(鉄橋?)は壊したのか?
防波堤(大)。
たたき工法の石積みが美しい。
向こうには3つめの小さいクレーン台座。
この「(大)」「(小)」というのが笑える。
私なら「海側防波堤」「陸側防波堤」とか、機能がわかるネーミングにするけどなあ。
防波堤(大)の中央あたりから陸側を見る。クレーン台座とトラス橋。
台座の石積みが美しい。
たたき工法っていいですねぇ。
防波堤(大)の先端から陸側を見る。
右に見えるのが防波堤(小)。
向こうにトラス橋とクレーン台座。
水が澄んでいて青い海底が見える。
絵になる風景。
とても狭い港だ。入れる船はかなり小さい。当時の規模が想像できる。
10時30分か。12時にフェリー乗り場に着けば、12:40のフェリーに乗れる。1時間半あれば行けるだろう。
よし、佐渡スカイライン経由で両津港まで突っ走ろう。
ルートはこう。☆が両津港。〇が大間港跡。
小雨がパラつく中、佐渡スカイラインを走る。思ったより急坂。路面が濡れているので滑りやすい。上りも下りも走りに集中。
景色はこんな感じ。快晴なら景色はいいはず。佐渡スカイラインの写真はこの1枚。
無事に両津港に着き、1240発フェリーで新潟に。
そこから70km、2時間ほど走り長岡の宿に到着。
【本日のデータ】
金山遺跡の5地区を堪能するなら最低2日。できれば3日を推奨。