2019/4/7 西表島をバイクでウロウロ(D140)

今日は西表島全体をバイクで回る。
道が途切れているので一周できないのが残念だが。
まず、南に向かって行けるところまで行ってみよう。

暑いので半ズボン。後ろはサトウキビ畑。
安全面ではNGなのだが、南国だし、ゆっくり走るから許してあげよう。

サトウキビ収穫中。

パイナップル畑。

作業中のオジサンとちょっとお話。
植えてから収穫まで2年かかるんよ。こっちは2年目。
収穫の時期がずれるように違う種類を植えているんよ。

こんな種類や、

こんな種類が植えられていた。
どちらも種類は不明。

向かって右は何の船だろう。

砂・砂利・石材専用船。
ダンプカーに積み込み中。

ヒナイ川に架かる橋を渡る。
遠くピナイサーラの滝が見える。きのう行った滝だ。
石に刻まれているのは、カンムリワシ。かっこいいね。

これもカンムリワシ。

これはイリオモテヤマネコ。飛び出すのか?

飛び出すのだ。

そんなに飛び出すのか!

そういえば、昨日、チャラくてまじめな赤シャツのお兄さんが言っていた。
けっこう轢いちゃってるみたいすよ。
轢いちゃったら、後がたいへんみたいすよ。役所に届けたりとか、いろいろ。

白浜南風見線(しらはま はえ み せん)。
「南風」と書いて「はえ」と読む。

橋から眺める風景。

シラサギ。写っているのは4羽だが、15羽ぐらいいる。

橋のたもとにあるオブジェ。
後良橋(しいらばし)と前良橋(まいらばし)。
1.2kmほど離れた橋だが、なぜか一緒。
カンムリワシはわかるが、人魚はなに?

前良橋の近く。古見のサキシマスオウノキ群落の解説。

マングローブを見ながら進むと、、、

サキシマスオウノキ。その1。

その2
見える範囲では立派なのは皆無。
昨日の滝壺トレッキングのほうが立派だった。

放牧中。

木陰で休む牛たち。

ったく、暑いなあ~。少し陽が射すとたまらんよ。
木陰が一番!
あっちの連中、入りたそうにこっち見てるぜ。

という牛たちの会話が聞こえてくる。

南風見田(はえみだ)の浜。

右手を見ると、、、

イリオモテヤマネコ発見の地、の記念碑。

浜の風景。
干潮なので潮がだいぶ引いている。

歩いて遊ぶ父息子。

ね~ぇ、置いてかないでよぅ~。
男は黙ってついてこい。

忘勿石(わすれないし)入口。

岩の穴は、(たぶん)波蝕甌穴(はしょくおうけつ)。

これも波蝕甌穴。だと思う。ちょっと違うような気もするが、、、

波紋が刻まれた砂浜。
こんなにはっきりと精緻に刻まれたのは初めてみた。
いいね!

由布島(ゆぶじま)が見える。
行ってみよう。

う~ん、微妙に残念な顔の牛さん。

由布水牛車。
歌うガイドさん。
お客さん1名。右腕だけが見える。

こっちは満載。観光バスで乗りつけて来た人たち。

個人とツアー、一人と多数、歌うガイドと無口なガイド、などなどがすれ違う。
さまざまな人生がすれ違う瞬間。

ゆっくり写真を撮っていたらすっかり夕暮れだ。
ここから宿まで24km、1時間弱。

暗くなる前に宿に着こう。

【今日の〇〇】
何もなし。

2019/3/29-30 竹富島を歩く(D131-132)

今日は石垣島から高速船で竹富島に行く。

(たぶん)外国人の団体さん。

これに乗る。

日本人の団体さん。この日は団体さんで溢れていた。

まず、竹富島ゆがふ館(ビジターセンター)に行ってみる。
ターミナルの向かいにある。裏手から入る。

アプローチがいい雰囲気。

庭には、トーナチ(和名ハスノハギリ)。

中に入る。

周辺海域の解説がある。

「石垣島と西表島の間に広がる海は石西礁湖(せきせいしょうこ)と呼ばれ、(略)
竹富島は、サンゴ礁が盛り上がって出来た周囲9.2kmの小さな島です。」とある。

竹富島は、サンゴ礁が盛り上がった島なのか! 知らなかった。

竹富島を中心としたマップ。台湾が近い。

昔の人たちはこんなに細かく海を識別していたのか。すごいなあ。

竹富町の島暦(しまごよみ)

ゆがふ館から出たところ。むしろ、こっちが正門。

赤い花が印象的だ。名称不詳。

竹富島にはあちこちにこのような解説が立っている。

中心部の集落に向かう道を歩く。
歩道を覆う樹木が特徴的だ。赤い花が咲いている。

20分ほど歩いて「東のスンマシャー」に着く。集落の入り口だ。

11.2キロの荷物はさすが重いが、やっぱり歩くのはいいね。ゆっくりといろいろなものを見ながら歩くと、今まで見過ごしていたことがいろいろ見えてくる。

少し歩くと竹富郵便局。小さな島なので郵便局はここだけ。

さらに歩くと水牛車に出会う。

追い越して、前に出て撮影。

竹富島のイメージは、やっぱり水牛車。

こちらは次の日に出会った水牛車。いきなり正面衝突!(笑)
ツノがくるっと丸くなっているね。個性的。

おっとっと、もう一台。

宿に到着。

竹富島はこんな感じの民宿がほとんど。
伝統的建築物保存地域なので元民家が多い。
そういえば、星のやがあるが、あれはどうなっている?
民家と同じ意匠で新築したのだろうか?

宿に荷物を置き、身軽になる。

さあ、歩き回るぞ。

まず、なごみの塔に行く。

コンクリート製。昭和28年建造らしい。今は登れない。

塔の下まで登って周囲を見回す。

すぐ後ろにある、あかやま展望台という名のビルの屋上からの風景。
左手になごみの塔が見える。

ちなみに、あかやま展望台の入場料は100円。
無人なので木の箱に入れるシステム。

喜宝院蒐集館(きほういんしゅうしゅうかん)に入る。
こちらも無人。入り口に300円を置くシステム。

展示品はいろいろあったが、この2点がお気に入り。
こんな衣装の女性と会ったら、それだけで惚れそう。

お昼だ。食べないことが多いのだが、せっかくなので沖縄そばを食べよう。

竹の子というお店。有名らしく順番待ち。

お店の向かいにある待合スペース。木陰で涼しかった。

10分ほど待って、入店。

沖縄そば、美味しかった。

心を奪われたのは、店主ご夫婦の娘さん。7歳。
ちょっとおしゃまだけど、聡明な顔立ち。しぐさがかわいい。
会計をするおじいちゃんの後ろで、お釣りを出して渡す。
お客さんが帰ると食器をお盆に乗せてキッチンまで運ぶ。
小さなからだで、麺の器を乗せたトレイを危なっかしげに一所懸命に運ぶ。
そのあとは食器洗い。
胸がキュンキュンしてきた。

カウンター席だったので、すぐ目の前で食器を洗っている。
話かけるなら今しかない。

こんにちは~。いくつですかぁ~。

ななさい

じゃあ、こんど二年生?

(うなづく)

いつもお手伝いしてるの~?

(うなづく)

そう、えらいねぇ~

だめだ、会話が続かない。
思春期にありがちな現象。諦めるしかない。

オレも7歳なので同い年。付き合ってほしい、って言いたかったのだが、、、

片思いはここまでにして、傷心を捨てに海にいこう。

海に向かって少し歩くと、西のスンマシャー。

数分で海に出る。

観光スポット、西桟橋。
透き通る海&記念撮影するファミリー&語り合うカップル。明るい! いいねぇ。

次の目的地は、コンドイビーチ。

照りつける陽射しの中を黙々と歩く。

シロオビアゲハ。黒と白のデザインがいい。
動きが速くて撮るのがたいへん。30枚中のベストショット。

朝顔系の植物。詳細不詳。
陽の光に透ける藤色の花びらが美しい。

コンドイビーチ到着。西桟橋から15分ぐらい。

おお! いきなり夏の風景。いいね。

泳がないので、次の目的地、カイジビーチを目指す。

さっきは車道脇の歩道を歩いてきたが、今度は海岸線を歩いてみよう。

砂浜は、サンゴの破片、貝殻の破片、有孔虫の骨などだけで、岩石の砂は見当たらない。だから白い。サンゴ礁が盛り上がった島だもんね。

陽射しから逃れて休息する二人。

沖縄パインかな?

カイジ浜に着く。
砂浜で何かを探す人たち。近寄ってみよう。

ああっあ、もう、暑くてやってらんないわよ。私は日陰で休みます、と(たぶん)言っているおかーさん。旦那と娘は一心腐乱に何かを探す。

はい、見つけました、星砂!
小さすぎてわからない? 写真を拡大してみてね。

星砂の正体は有孔虫の骨。
ビンいっぱいの骨が300円。
あたしならこっち買うわ、とさっきのおかーさん。
が言っている気がした。

竹富島はどこも花でいっぱいだ。

それでは、風走記写真展「竹富島、花のある風景」をどうそ。

引き続き、風走記写真展「シーサーがいる風景」
※小さくても必ずどこかにシーサーがいます。

【今日のマニアック】

【本日のデータ】
高速船:1330円(往復券)