会津若松と言ったら鶴ヶ城は外せない。
観光的には「八重の桜」一色だ。
天守閣は復元だが石垣は当時のものなので、石垣を中心に見ることにする。
北出丸を入る。
正面に「打込みハギ」という手法で積まれた石垣がお出迎え。
隙間に打ち込まれた細い石の造形が美しい。
武者走りという石段脇のハート形の石は、観光的に有名らしい。
私の大注目はこれ↓
真ん中の大きな石が口で、大笑いをしているように見える。
これは意図的に積んだとしか思えない。当時の職人さんたちの遊び心を感じる。
面白い造形なのでカメラの機能で遊んでみた。
その後会ったガイドさんに尋ねたら「笑い積み」と言う、とのことだった。大正解!
南門近くの石垣も興味深い。
ここでもカメラの機能で遊んでみた。
これ↓は天守閣の石垣。自然石をざっくりと積み上げた感じ。
「野面積」(のづらづみ)と言うらしい。
外側ほど強固に、内側はほどほどに、という合理主義が素晴らしい!
(後半に続く)