2019/4/8-9 小浜島、ゆっくりと時が流れる(D141)

今日は、西表島→石垣島→小浜島、と移動する。

石垣島から小浜島へ。

右手に竹富島が見える。海が綺麗だ。

宿に着く。うふだき荘。

宿の庭からの眺め。

宿名を書いた暖簾(のれん)。
「富多喜創」と書いて「うふだきそう」。
お洒落(おしゃれ)ですねぇ。

※大岳(うふだき)は、島のほぼ中央にある海抜99mの山。見晴らしがよい。

島の中をゆっくり回る。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1297845-1280x853.jpg です

私有地だから入らないでね、との看板が見える。
人影はない。

島の西端、細崎海岸に向かう。

途中の絶景スポットからの風景。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1297860-1280x853.jpg です

色の微妙な変化が美しい。

細崎海岸に着く。

エメラルドグリーンの海をバックに記念撮影。

浜辺でおにぎり。
ゆっくりと時間が流れて行く。

食べ終わったら、また記念撮影。

じゃまなオヤジがいない風景。こっちがいいね。

ある宿からの風景。
次回があれば、ここに泊まりたいなぁ。

左手は、さっきオニギリを食べたところ。

右手には釣りをするお兄さん。小さいけど見えるかな?

写真を見て気づいたのだが、右上の空を鳥が飛んでいる。

赤丸のところ。

何という鳥だろう?

船着き場に行き、ウロウロ。

遠く「大漁祈願」の文字が見える。

浮桟橋(杭式)(うきさんばし(くいしき))
モーターボートや観光船が係留している。
浮桟橋は満潮時も干潮時も常に海面と同じ高さなので、小さな船が利用しやすい。

写真を撮っていると、、、

漁師らしい人がモーターボートに乗り込み、

こちらの岸壁に向かってきて、

サッと荷物を積み込むと、

シュッとバックして、

クルッと向きを変え、

沖に向かってダッシュして、

ビューンと外洋に出ていった。
さすがプロ。かっこいい。

マングローブ群生地のヒルギに向かう。

ヒルギ入り口。
今日は、こんな格好。
ビーチサンダル! 西表島よりいい加減な服装。良い子はマネしないように。

マングローブが一面を埋めつくす。

石長田地区。防波堤に沿ってマングローブが続く。

防波堤の上に乗ってみる。

カヌーもできるみたいだ。

海に降りる階段にいた生物。
たぶん、ハゼ。それ以上詳しいことはわからない。

小浜小中学校。

今日は4月8日。
新入生歓迎会が終わったところか?

ああん、靴が脱げちゃったよぅ。履いてる暇ないよぅ~。

ほっこりした気分で宿に向かう。

手造り販売店マチューヌ家。無人。お金は右の箱に入れてね、というシステム。

「マチューヌ家」と書いて「まちゅーぬやー」と読むらしい。
「マチュー」はフランス語圏の男性の名前、「ヌ」は「の」だと思う。
「家」は、人が住む意味の「いえ」ではなく、お店の意味の「や」だろう。
「マチューのお店」ぐらいの意味かな?
ご主人はフランス出身? フランスかぶれ?

貝のボール。300円と200円。

ススキのホーキ(まよけホーキ)
300円で魔除けになるなら安いもの。

【本日の写真展:小浜島のお洒落な家】

【今日のマニアック】

2019/4/5 波照間島の日本最南端に到着(D138)

今日も朝から雨だが、波照間島行きは決行する。
スケジュール上、今日しかないのだ。

0800 石垣港を出港。

波が高く、船は大揺れ。上下に揺れながら右に左にローリング。
まるでジェットコースター。

0900 船酔いで低血圧・低酸素状態になってくる。

揺れの周期を測ってみた。アップ2秒、ダウン2秒。周期は4秒。
ついでに脈拍も図ってみた。82回/分。高い。ふつうは60回/分ぐらい。

口を大きく開けて、大きく息を吸い続ける。
ハア~、ハア~、ハア~、ハア~。
ハア~、ハア~、ハア~、ハア~。

だめだ。吐きそうになってきた。

あと30~40分か。耐えられるか?

窓際にいたのだが、中央に移動。
理論上、中央のほうが揺れが少ないはず。

確かにローリングは小さくなった。ような気がする。
しかし、船全体の上下動は変わらず。4秒周期で揺れ続ける。
吐き気は止まらない。

低酸素状態で脳が酸素不足なのがわかる。
酸素を含む血液を脳にたくさん送るには横になるほうがいい。それはわかっている。
だが、吐き気が強くなる気がする。どうする?

だめだ。4人分の席を占領して横になる。

0940 波照間港到着。

セーフ。吐かずにすんだ。

船から降りる。

土砂降り。

レンタルバイク店のオヤジさんが迎えに来てくれていた。

おはようございます~。

これじゃ、バイクは無理だな。車を借りたほうがいいよ。

そうですねぇ~。せっかく迎えに来ていただいたのに、すみません。

あそこにショップが見えるだろ。あそこで借りたらいいよ。

わかりました。
すみませんが、あそこまで乗せて行っていただけませんか?

バイク借りないのに、図々しいやつ。
でも、歩いたら、傘があっても全身びしょ濡れ。

いいよ。

気のいいオジサン。ありがと~。感謝!

1000 レンタカーを借りる。

あふれた雨で道が川のよう。

川の中をしぶきをあげながら走る。

波照間空港。ちいさな空港だ。
定期就航の旅客機はない。緊急輸送などに使う。

空港前の駐車場の風景。

何だろう?
ポール先端から45度の位置に黄色の円が描かれている。
雷と関係があるのだろうか?

島の南端に向かう。

アダン(阿檀)の街路樹。

パイナップル or 小さいバナナに似ている。

道の両脇にアダンが続く。

ノンビリした鳩。まったく逃げない。
通れないから、どいてくださ~い。

島の南岸に着く。

高那崎(たかなざき)。たくさんの百合が咲いている。

海岸は岩場が続く。波と岩と百合。

このアングルで撮るのにひと苦労。雨もパラついてるし。

しゃがんで撮影中、後ろの鋭い岩に引っ掛けてレインウェアに小さな穴があいてしまった。失敗。屋久島に行くまでに補修せねば。

波照間島星空観測タワー。閉まっていた。
開いていれば、日本最南端の証をいただけたのだが、、、残念。

最南端エリアに到着。駐車場の前にこんな看板が、、、

「低潮線」という言葉、初めて知った。
潮が最も引いたときの、海面と陸地とが交わる線。
領海や排他的接続海域に影響する基準線だ。

碑へ続く小路。全国からの石でできているらしい。

日本最南端之碑に到着。
碑の形をまねて記念撮影。

反対側から。
真ん中に遠く見えるのは、波照間島星空観測タワー。

よし! これで、日本の有人島の四端を制覇。

さて、島をグルっと一周しよう。

雨に打たれてたたずむヤギ。

ところどころぼやけているのは私の涙。
ではなく、フロントガラスについた今日の雨。

「最南端」という名のペンション。
ここ、島の南端じゃないんですけど。ニシ浜だから、むしろ北端。
まあ、名前なんて付けたもの勝ち。

ペンション前のニシ浜から見える海。青のグラデーションが美しい。

昼食を食べる飲食店をGoogleマップで探す。飲食店の数は少ない。

あやふふぁみ、というお店に入る。たそがれ、トワイライトという意味だそう。

店内のようす。

メニューの一番上、スーチカ(塩豚)定食を頼む。
食べたことがない。

これがスーチカ定食。

これがスーチカ。白い部分は脂身なのだが、さっぱりした感じで美味しかった。

コート盛。昔の遠方監視台みたいなもの。右手の石段から登る。

波照間島灯台。島のほぼ真ん中にある。

シラサギがたくさんいる。首元の羽が美しい。

牛とシラサギが2組。仲良く餌を食べている。

シラサギが牛にまとわりつく。
ねえ~、虫がでてきたらちょうだ~い。
ああ、いいよ。ほら出てきたよ。どうぞ。
ありがと~。

ほほえましい光景。

ヤギが雨に打たれて寒そうにこちらを見ている。
車を停めて写真を撮っていたら、悲しい目をして近寄ってきた。
♪ 連れて逃げてよ~、と言われても、、、こっちもはぐれ物だい。

オヤケアカハチ誕生の地。15世紀末の首領。
オヤケアカハチの乱で有名? 詳しくはウキペディアで。

レンタカーを返し、フェリー待合室でうろうろ。

あだん、という名の売店。なぜ、この名を?と思ったが聞きそびれた。

防波堤で釣りをする人々。けっこう大きいクロダイ系などが釣れるらしい。
釣れる魚の固有名詞を教えてもらったが、覚えられなかった。

船が到着。

双胴船。確かに船体が2つある。正面から見るとよくわかる。

※南太平洋ポリネシアの原住民が使っていたカタマランが双胴船の一種なので、双胴船をカタマランということがある。こっちのほうがかっこいいので、個人的にはカタマランと呼んでいる。もちろん、知らない人には通じない。

カタマラン、かっこいいですね。この角度が一番いいかな。

お兄さん二人が接岸作業。係船索(ロープ)をビット(係留用の鉄杭)に掛けたところ。

船の上のお兄さんがモーターの黄色いスイッチを操作して、係船索をどんどん巻き取る。
船はどんどん岸壁に近寄る。
3,2、1、はい接岸。

乗客が降りたら、荷物の積み下ろし作業。おねーさんも男たちに混じって大奮闘。

帰路は雨は止んだのだが、波はそれなりにあり、船もそれなりに揺れ、それなりに酔った。

まあ、宿に戻って飲めば、もっと良く酔えるだろう。

【本日のマニアック】

開いたドアから植物が侵入。車が乗っ取られている。

屋根を覆う植物。名称不詳。
味がある、と思うか、諸行無常を感じるか、人それぞれ。

2019/3/31 日本最西端の与那国島で沖縄そば(カップラーメン)(D133)

さあ、今日は与那国島だ。日本最西端の場所がある。

なぜ人間は端に行きたくなるのだろう?
行けるところまで行ってみました、という達成感か?
端ってどうなっているんだろう、という好奇心か?

まあ、それはともかく、日本一周と言うからには端まで行かないとね。

石垣島から与那国島まで連れて行ってくれるのは、約50人乗りのプロペラ機。

誘導係のオジサンに頼んで記念撮影。
子供のころ、立っているものは親でも使え、っていう格言?を教わったので、常にそれを実行中。

この、歩いていってタラップを登る、という搭乗方法、大好き!
いかにも、飛行機に乗りました! っていう感じがする。

1005 石垣空港を離陸。

座席が運よくプロペラの隣!
プロペラ機マニアにとっては最上級の特等席。
離陸の瞬間を撮りまくった中の1枚がこれ。
題して「プロペラと海」、、、平凡、、、(汗)
天気が悪かったので雲があるのが残念だが、まあ良しとしよう。
運は望みすぎないことが大切だ。

1042 与那国島上空。

海が青い。

降りるときもタラップだ。いいね。

タラップを降りて歩く乗客を飛行機から見送る客室乗務員さん。
はにかんだような微笑みが魅力的だ。客室乗務員さんはみな美人だが、はにかむ笑みを持つ人はまれだ。
素敵な便に乗り合わせた幸運に乾杯!
(注)客室乗務員さんはこの1名。

荷物をカーゴに乗せる風景。
こういう風景を見られるのもローカル線のいいところ。

1110 宿の人に送迎され、島西端の久部良港近くの宿に到着。
例によってレンタルバイクを借りる。

1200 さあ、まずは日本最西端を目指そう。

1210 あっと言う間に日本最西端到着。

石垣島より台湾のほうが6km近い!
天気に恵まれれば台湾が見える、らしい(真偽不明)

1240 では、端から端へ、島の東端を目指そう。

1320 ダンヌ浜。

と、そこに、、、

石垣島行き1335発RAC744便。離陸直後なので脚が出ている。(たぶん)格納中。

1335 与那国空港。
駐車場の植物が面白かった。
成長の流れが一目で見られるタイミングだったらしい。

ね。すごいでしょ。こんなにいいタイミングってある?
植物の名称は不詳。

1350 ナンタ浜。

と、また、廃物マニア垂涎の光景が、、、

陸に上がった水中観光船。見えるのは空ばかり。

錆びたスクリュー。
天を仰ぐ覗き窓。
過ぎし良き日を思い出しているような、、、

1420 ディンダバナ。

ご覧のとおり。

岩に沿って歩いて行けるところまで行った先の風景。

1500 東崎灯台。

曇っていて風が強く、雨もパラつく中で到着。
寒いと南国も北国と変わらない印象になる! ことを発見。
場所よりタイミングなのだ!
ま、写真じゃわからないけどね。

灯台から島の中央部を望む風景。
遠くに見える(たぶん)電波塔は島のどこからでも見える。
小さな島だ、ということを実感。

1510 軍艦島。見てのとおり。

1518 立神岩。見てのとおり。

1600 宿に到着。
たった4時間で島を一周。雨がパラついたので急いだこともあるけど。

【本日の夕飯】

カップラーメンの沖縄そば。沖縄限定販売。
与那国島には飲食店や売店が少ない。
売店には限られたものしかない。
というわけで今日はこれ。

【本日のデータ】
航空運賃(石垣島→与那国島):13,780円(取扱料金1,080円を含む)
島一周の距離:約26km
売店の数:数軒