2019/5/11 世界遺産 識名園を散策(D174)

沖縄の世界遺産群でまだ行っていないのが識名園(しちなぬうどぅん)。
首里城の南にあるので南苑(なんえん)とも呼ばれる。
琉球王国最大の別邸で保養や接待に使われていた。

今日はここにいく。

入口。右手がチケット売場。観覧料400円。

入るとすぐ番屋がある。門番さんたちの詰所。

正門に向かう。沖縄では大きいガジュマルがどこにでもある。

いわゆる回遊式庭園なので、中心となる池に向かう道を進む。

池の前に出る。

池の左手にある、育徳泉(いくとくせん)。
水が信じられないほど透き通っている。
この水はどういうルートでここに来るのだろうか?
雨水が入って濁ることはないのだろうか?
不思議だ。

水の中に黒く見えるのは、シマチスジノリ。
淡水に育つ紅藻類(こうそうるい)。もずくみたいな感じ。
育徳泉のこれは天然記念物に指定されている。

御殿(うどぅん)。
国王などが過ごす建物。525平米、159坪もある。

建物の中を覗き込んで、入ろうかと迷っていた。靴が登山用なので、脱いだり履いたりがめんどくさい。
すると、こんな声が聞こえてきた。

すみませ~ん。廊下に座っての飲食はやめていただけますか。汚れるとまずいので。
私、ここの学芸員です。休暇中なのでこんな(ラフな)格好ですけど。

見ると、数人の年配者グループが注意されている。

すみませーん。そう言って年配者グループは素直に飲食をやめた。

おっ、学芸員さんか、チャンスだ。そう思い、質問。

あのぅ、休暇中のところ、すみません。ちょっとお教えいただけますか。
パンフレットに、明治末期から大正のはじめころ増改築された、ってありますが、具体的にはどのような内容だったんですか。

ああ、そうですね。ちょっとこっちへ来てください。と言って靴を脱いで廊下に上がる。
そこで靴を脱いで廊下に上がって。そう言って先に進んでいく。

しまった。これじゃ、上がるしかない。
靴を脱ぎ、廊下に上がる。

はい、こっちへ来て。これ見て。

ほら、この図のね、この部分。
※赤線の部分。赤線は写真に追加。現物にはない。

この、台所などの部分が増築されたと考えているんです。
増改築よりも古い時代の図面にはこの部分がないんですよ。

なるほど、そうなんですね。
もう一つ、いいですか。ここに「あめはし」ですか、「雨端などに民家風の趣を取り入れています」って書かれていますが、これはどの部分のことですか。

ああ、「あまはじ」ですね。「雨端」はここです。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1353528-e1557745988883-853x1280.jpg です

外へ大きく突き出した庇(ひさし)がありますよね。この部分のことです。このような部分を「雨端」っていうんです。

なるほど。庇が二重になっていますね。面白いですねぇ。

そのあとも少しお話。
ここは最近まで尚国王の末裔が所有していたらしい。
先の大戦で破壊されたのを復元したのは尚家末裔とのこと。補助金は出たようだが。

ニュースTV取材撮影が入る予定なども教えていただいた。
学生の姉妹がここで琉球舞踊を踊るらしい。
QAB琉球朝日放送、5月14日18時からのニュースで放映予定。

ーーーーー
と、ここまで書いて、今の日時を確認。
5月14日19時07分。

ああ、過ぎちゃった。
奄美大島に向かうフェリーの中なので、電波が届かず、TVは映らないのだが。
ーーーーー

せっかくのお休み中、お時間取らせてすみません。ありがとうございました。

せっかく上がったので、一通り見ることにした。

正面玄関から右手を見たところ。向こうに雨端が見える。
手前の部分は、雨戸を跳ね上げて庇のようにする造り。合理的だ。
工夫すれば今の住宅にも応用できそう。

雨端に面した部屋。写真左手の明るいところが雨端。
手前から向こうへ、大広間、二番座、三番座。

台所や雪隠も撮ったが、長くなるので割愛。
※雪隠(せっちん):トイレ。語源はいろいろある。当時の琉球でこの言葉を使っていたかはわからない。

御殿の前から池を見たところ。
左手に六角堂、右手に石橋。

2つの石橋。こういうの、なぜか渡りたくなる。

石橋を渡る。アーチの一番上を通るときが楽しい。

六角堂。
向こうに御殿が見える。
手前の橋はRを描く3段が1つの石。継ぎ目がない。

橋の手前が花壇になっている。
この花は今までにも何度か見かけたが、ランタナという名前だと初めて知った。

御殿と反対側の小高いところからの風景。
回遊式庭園は景色の変化が面白い。
うちも回遊式庭園にしようかな。
う~ん、広さが少しばかり足りないか。

滝口。
池からあふれた水が落ちる。
落ちるのは水だけにしてほしい、ということなのか、私の前には柵がある。
写真は手を思い切り伸ばしてノーファインダーで撮ったもの。

舟揚場(ふなあげば)。
池に舟を入れたり揚げたりするところ。
舟から見る風景も面白そうだ。オプション料金が必要でもいいから、「識名園で舟遊び!」みたいなサービスがあるといいなぁ。

勧耕台(かんこうだい)からの風景。
勧耕台は、沖縄本島の南部地域を見渡せる展望台。
ここから見えるのは海が全く見えない大陸的風景だ。
ということなので、本当なのか、パノラマで撮ってみた。

確かに海は見えない。ような気がする。雲か水平線か見分けが難しい。

さて、識名園の近くには、面白そうな関連遺跡がある。
厳選して、いくつか行ってみることにした。

まず、沢岻(たくし)親方の墓へ向かう。
※親方(うぇーかた):琉球王国の称号の一つ。王族の臣下中、最高位。

Googleマップにセットして向かったのだが、付近まで行ったあと見つけられない。

やっと見つけた。
写真の正面、階段を登ったところに解説らしきものが見える。
入口はこの道だけなので、発見したときの満足感が大きい。おススメスポット。
ただし、車だと停める場所がない。こんなとき小さいバイクは便利だね。

沢岻(たくし)親方の墓。
石と苔のハーモニーが絶妙。ビジュアル的に好きなタイプの遺跡。

ハンタガー。
ハンタ(端)にあるガー(井戸・泉)だからハンタガー。
地域の飲料水や生活用水として利用されていた、との解説がある。

ヒジ川橋。
石造りアーチ橋。17世紀半ば以前の建造。
アーチが一つなので単拱橋(たんきょうきょう)という分類。難しいね。
アーチが二つだと眼鏡橋(めがねばし)。これはわかりやすい。

橋の手前の石が敷かれたところが「取付道路(とりつけどうろ)」。
橋に取り付けられた道路、ということ。
アーチを描く橋を渡りやすい、いい感じの角度になっている。

反対側。
アーチ状の石に相方積み(あいかたづみ)の石が乗り、その上に布積みの石が乗る。石の組み合わせ方がよくわかる。

金城町(きんじょうちょう)石畳道(いしだたみみち)。
首里城から識名園に向かうために造られたかのような場所にある。
まあ、実際にそうだったと思う。

識名園側から首里城に向かって登る。

途中にある分岐点。

左に進むと、金城(カナグスク)大樋川(ウフ フィージャー)。
共同井戸。

金城村(かなぐしくむら)屋(やー)。
分岐点にある建物。住民に開放されているらしい。子供たちが遊んでいる。
自治会館みたいなものか。

さて、気になり始めたのが「金城」の発音。

金城町は、きんじょう ちょう。
金城大樋川は、かなぐすく うふ ふぃーじゃー。
金城村屋は、かなぐしく むらやー。

「金城」と書いて、「きんじょう」「かなぐすく」「かなぐしく」の発音。
漢字だけ見て、正しい発音をするのは至難のわざ。

と言うことは、さておき。
分岐点まで戻り、右手に向かう。
少し登ると、金城町 大アカギ、と標識がある。こちらに行ってみよう。

百合が咲く、歴史の散歩道。

内金城(うちかなぐすく)の御嶽(うたき)。
石が円形に積まれているところがそれ。
右手前の樹木は5本ある大アカギのうちの一つ。

近くの御嶽(うたき)。名称不詳。
こちらも、裏に回ると石が円形に積まれているのがわかる。
後ろに見える樹も大アカギ。

奥に進むとさらに大アカギが2本。奥の太いのは樹齢300年。
ロープが張られていて、これ以上は進めない。

石畳を戻る。

同じ道なのに、戻り道は違う風景に感じられる。特に坂道はそう。
いい感じの門がある。

格子の間から覗いてみた。

音楽喫茶 Music cafe
音猫 OTONEKO

休み CLOSED

OPEN 日曜日&気分曜日
Time 10AM~夕方(evening)

いいねぇ、このアバウトさ。

中から音楽が聞こえてきた。(たぶん)ご主人は在宅。
今日は土曜日。気分曜日ではなかったわけね。

【本日の宿】
那覇フェリーターミナル付近。2泊め。

【本日のデータ】
観覧料:400円(おとな)
学芸員:休暇中、担当エリアに遊びに来る。勤務外でも真摯な対応が素晴らしい。

2019/5/1 令和初日、雨、散髪、そしてゆんたく(D164)

今日から令和。
ということには関係なく、朝から雨。
今日は、名護から30kmほど離れた奥間(おくま)ビーチに移動するだけなので、1時間も走ればOK。のんびりいこう。

ということで、令和になったことだし、元日本兵の風貌を改めるべく、散髪することに。

ネットで探して宿の近くの理容店に行く。

70歳台のご主人と散髪しながらいろいろお話。

名護市の市役所? デザインが面白い?
なに言ってんの。あれは最悪だね。
エコデザインとか言って、自然の風を入れるからクーラーなしで大丈夫という話だったの。それで建築デザイン賞を取ったみたいね。
でも、実際、風は入るけど、その風が熱いわけさ。そりゃそうだよ沖縄だもの。
夏はさ、外の空気なんて熱風だよ。ムンムンしてる。
で、結局、クーラーなしじゃ無理だ、ってなって後から入れた。
今じゃ全然エコじゃないよ。
それに使いにくいよ。移動するとき外へ出なきゃいけなくて。暑いし、雨に濡れるし。
建て直そうかって話も出てるらしいけど、お金がないから無理だね。

うわっ。散々な評価。

そうなんですか。見た目だけじゃわかんないもんですね。

名護市役所! ますます興味がわいてきた。
今日は雨なので行かないが、チャンスがあればしっかり見て入って体験しよう。

散髪のあとは、シャンプーとマッサージ。首と肩を揉みほぐしていただく。
お茶をご馳走になっているうちに雨が小康状態に。

12時だ。そろそろ行こう。
散髪代は2000円。マッサージと市役所情報付きでこの値段。安い。

走り出したら雨が激しくなってくる。
令和初日だというのに、何てことだ。

沖縄の道路は滑りやすい。
ほんの少し強くブレーキングしただけで、後輪がズルっと横滑り。
うわっ! と冷や汗。

神経を集中して運転し、写真も撮らず、14時ごろ宿に着く。

オクマビーチ&リゾートという高級リゾート施設の隣の民宿。
安く泊まって、ビーチ&リゾート施設&高級感をタダで利用しようという計画。

部屋の掃除は終わっているからチェックインOK、ということでチェックイン。
宿の案内を受けながら、ご主人(女性)といろいろお話。

福島県出身。アルバイトで国頭村に来たのがきっかけで移住。
その後、消防士の旦那さまと結婚。
(たぶん)30歳台。まあ、若めに書いておけば問題ないだろう。
とにかく、話好きのいい人。

夕方、ご主人から連絡があり、知人たちと飲むから来ない? というお誘い。
もちろんOK、と即答。

19時半から22時過ぎまで、私を含めて6人でゆんたく。
というより、仮装パーティ。

向かって左から、宿のご主人、カエル、村のゆかいな仲間たち3人+仙台から来た好青年1人。

マリオの兄 ルイージは、村のゆかいな仲間たちの一人。
隣のカエルとはミドリの仲間になったばかり。

【本日の宿】
奥間(オクマ)ビーチ付近。楽しいご主人とその仲間たちがいるところ。
3連泊の1日目。

お世話になったので少しPR
Maki’s guest house へちま荘
https://hechima-sou.eyado.net/

ゆるゆる過ごしたい人、お友達を作りたい人、オクマリゾートの雰囲気だけ(安く)味わいたい人にオススメ。

【本日のデータ】
ソーメンチャンプルーが美味しかった。ゴーヤチャンプルーのゴーヤとお豆腐を少なくして茹でたソーメンを入れるだけ(だと思う)。わが家でも作れる(はず)。

「まるた」という泡盛が美味しかった。宿がある国頭村(くにがみそん)の、やんばる酒造製。20度なのでマイルド。
ゆかいな仲間たちは、居酒屋に1升瓶をキープしてある。


2019/4/27 ボクネン美術館へ行く(D160)

名嘉 睦稔(なか ぼくねん)、愛称 ボクネン、という沖縄出身の版画家がいる。
Wikipediaはこちら
オフィシャルサイトはこちら

その美術館が宿から近いので、行ってみることにした。
アメリカンビレッジというベタな観光地の一角にある。

向かって右の建物がそれ。
1階はアカラギャラリーという無料美術館。実態は美術品販売所。
2階がボクネン美術館。

この人の作品(版画)は、いかにも沖縄的な色彩のものが多い。

今回の展示は沖縄以外の土地へ旅したときの風景なので、むしろ面白かった。
作風は同じだが、色彩が穏やかで繊細になっていて、こちらのほうが好みだ。

最上階が「瓦の波展望台」とのことなので登ってみる。「沖縄の屋根展望台」だったかもしれない。

美術館の隣の建物の屋根。この建物は美術館と一体的にボクネンさんが設計したものらしい。
波っぽい。

アメリカンビレッジのさまざまな建物はベタなアメリカン。
その中にあっては異色と言えるかもしれない。

【本日のマニアック】

撮影中に通り過ぎた三輪車。いいね!

【本日の宿】※2019/5/5追記

読谷村(よみたんそん)の58号線沿いにあるゲストハウス。2連泊の2日目。
詳しくは昨日のブログをどうぞ。

【本日のデータ】
ボクネン美術館:入場料 800円

2019/4/22 市場の古本屋 ウララ→軽便与那原駅舎(復刻)→ニライカナイ(D155)

今日は沖縄本島の南側の東端、南城市まで移動する。
途中でいくつか寄りたいところがあるので楽しみ。

まず、水上商店の一つ「市場の古本屋 ウララ」に行く。
きのう行ったのだが、日曜日は定休日だった。火・日が定休日。
なぜ、観光客が多い日曜日に休む?と思ったが、何か理由があるのだろう。

ここは、『蔡温の言葉』を書いた沖縄通の知人に教えていただいた。

店主の宇田智子さんの経歴が興味深い。
1980年、神奈川県生まれ→東京大学卒業→(大型書店)ジュンク堂池袋本店に勤務→同沖縄那覇店に勤務→古書店「ウララ」を開店→『那覇の市場で古本屋 ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々』(2013年 ボーダーインク刊)を出版→第7回「(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞」を受賞。

ね。面白そうな人でしょ。
ジュンク堂って何?とか、どんな内容の本なの?とか、その賞って何?とか、何も知らなくても面白そうでしょ?

で、行ってみた。

二言三言お話。
、、、
、、、
会話が続かない。
そっけない。というのが最も妥当な表現か?
すごくシャイなのかもしれない。商売には向かないタイプ。
元日本兵の風貌だからな、とも思ったが、警戒されている感じはない。別のお客さんとの会話も似たような感じ。

完全にリサーチ不足。
まず、著作を読んで、もう少し理解してから改めて来よう。
早ければ3年後。
これでまた一つ楽しみが増えた。

会話が弾んだらツーショットを撮らせていただこう、と目論んでいたのだが、言い出せず。

ということで、ここまで写真なし。

何も買わずに帰るのもバツが悪いので、知人に薦められた書籍を買う。

『ぼくの〈那覇まち〉放浪記』新城和博著 ボーダーインク刊

知人の著書『蔡温の言葉』の担当編集者が書いた本。
表紙の写真(上)は例のジオラマ(昨日のブログ参照)。

※「新城」は地名なら「あらぐすく」だが、人名だと「しんじょう」。日本語は難しい。というより沖縄・琉球の発音が独特。

新城(しんじょう)さんのサイン本。価格は定価。
宇田さんが私を歓迎してくれた証に違いない。
3年後じゃくて、沖縄本島を離れる前に宇田さんの著書を買いに来ようかな。
もちろんサイン入りで。

次は、軽便与那原駅舎
軽便鉄道開業100周年を記念して復元された。2014年4月完成。
「軽便」とは「軽便鉄道」の略。詳しくはWikipediaで。

元々がコンクリート製。
最初は木造だったが、昭和6年にコンクリート製に建て替えられた。
それを復元したもの。

入り口。日付が重要。来訪年月日の証明。
平成最後の月。と言い出したらキリがないけど(笑)

受付。かわいい知的なお嬢さんに受付をしていただく。
それだけで好感度アップ。男はいくつになっても単純だ。

切符形入場券。
下の切り込みは改札鋏(かいさつばさみ)で自分で入れた。細かい演出がグッド。

だが、改札鋏が2つあり、切り込みの形状が異なる。
(しまった! 改札鋏の写真を撮るの忘れた)
切り込みの形は駅によって異なる。2つの改札鋏がこの駅のものなら形状が異なるのはおかしい。この駅のものなのか? 気になる。

受付のお嬢さんにお伺いしたところ、
この駅のハサミは残っていないんです。ほかの駅のハサミです。寄贈されたものを置いています(ニコッ)
とのこと。
残ってないなら仕方ないよね。その笑顔だけで十分ですよ。

駅舎の歴史。

寄贈された船の模型。電車とは無関係だが、寄贈されたので展示。
こういうの好きです。入場者のみなさん、展示理由は問い詰めないでほしい。

馬車。寄贈品。鉄道馬車ではなさそう。鉄道馬車なら前輪と後輪の左右の間隔が同じはずだが、厳密に観察しなかった。

ジオラマ。昭和6年当時の駅舎前。
街っぽく撮ってみた。メインストリートをアップで撮ったほうがよかったかも。

木造当時を描いた絵。かなりシンプルな建物だ。

なぜ、最初の木造駅舎ではなく、そのあとのコンクリート製を復元したんですか?
と、かわいい知的なお嬢さんに尋ねてみた。

お嬢さんいわく、
当時はモダンな最先端の建物でしたので。
当時、コンクリート製はこの駅だけだったんです。
他はみな木造でしたので、復元するなら当時注目を浴びたコンクリート製を、ということですね(ニコッ)

なるほど。
絵で見る限り、木造駅舎はシンプルすぎて、復元の意味がないのかもしれない。

ニライカナイへの道、の手前に展望台がある。写真左手の道を歩いていく。
ニライカナイ:異界、他界、神界、理想郷。詳しくはWikipediaで。

展望台から見るニライ橋とカナイへ橋。手前がニライ橋。向こうがカナイ橋。
ニライ橋を走るミキサー車の塗装が海とマッチしていたので入れてみた。

う~む、上の写真、今見ると、ジオラマっぽい。ミキサー車がおもちゃみたいだ。
だんだん何が現実かわからなくなってきた、、、

展望台へ向かう途中の風景。自衛隊のミサイル車とレーダー。ジオラマではない。
鉄条網の下に、ドローン飛行禁止の注意書きがある。ジオラマを作るならこれも再現したい。

草刈りをする若い自衛隊員。

正門に行ってみる。
知念分屯(ぶんとん)基地用地区。

正門警備の自衛官とお話。
分屯基地って何ですか?

分屯基地っていうのは実戦部隊がいる基地っていうこと。指揮官がいる基地は別のところにあるの。

そうなんですか。どうもありがとうございます。

戦闘になったとき、ここは攻撃されるけど、指揮官のいるところは攻撃されないんですね(と心の中でつぶやいた)

さっきの若い自衛官がずっと草刈り。
この人が戦うような事態が訪れないことを願うばかりだ。

ニライ橋を渡り、、、

カナイ橋に差し掛かる。遠く青い海が見える。

気持ちよく走り、知念岬公園に着く。

観光バスでやってきた外国人団体さん。
なぜか赤Tシャツ&赤キャップの人が多い。理由は聞きそびれた。

宿に向かう。

パラグライダーが飛んでいる。知念岬公園の方角。
海風が崖にぶつかってできる上昇気流に乗ってずっと飛んでいた。
いいなあ。頑張って今年中に飛べるようになりたい。

宿に着く。

三線(さんしん)を練習する宿泊客。
のどかな(少しぎこちない)歌声が聞こえてきた。

【本日の宿泊地】※2019/5/5追記

斎場御嶽(せーふぁうたき)の近くのペンション。久高島へ行く船のターミナルも近い。70歳前後のお母さんと娘さんとで運営。お母さんがとても親切。糸満市出身。糸満高校応援のTシャツを着ていた。
高台にあるので海がよく見える。
夕飯はベランダから海を見ながらコンビニ弁当を食べた。
朝食付き。地元の食材を使っていて美味しかった。久しぶりのまともな朝食。
2連泊の1泊目。

【本日のデータ】
軽便与那原駅舎(復元)資料館入場料:100円
受付のかわいい賢いお嬢さんの笑顔:(何度でも)無料

2019/4/8-9 小浜島、ゆっくりと時が流れる(D141)

今日は、西表島→石垣島→小浜島、と移動する。

石垣島から小浜島へ。

右手に竹富島が見える。海が綺麗だ。

宿に着く。うふだき荘。

宿の庭からの眺め。

宿名を書いた暖簾(のれん)。
「富多喜創」と書いて「うふだきそう」。
お洒落(おしゃれ)ですねぇ。

※大岳(うふだき)は、島のほぼ中央にある海抜99mの山。見晴らしがよい。

島の中をゆっくり回る。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1297845-1280x853.jpg です

私有地だから入らないでね、との看板が見える。
人影はない。

島の西端、細崎海岸に向かう。

途中の絶景スポットからの風景。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1297860-1280x853.jpg です

色の微妙な変化が美しい。

細崎海岸に着く。

エメラルドグリーンの海をバックに記念撮影。

浜辺でおにぎり。
ゆっくりと時間が流れて行く。

食べ終わったら、また記念撮影。

じゃまなオヤジがいない風景。こっちがいいね。

ある宿からの風景。
次回があれば、ここに泊まりたいなぁ。

左手は、さっきオニギリを食べたところ。

右手には釣りをするお兄さん。小さいけど見えるかな?

写真を見て気づいたのだが、右上の空を鳥が飛んでいる。

赤丸のところ。

何という鳥だろう?

船着き場に行き、ウロウロ。

遠く「大漁祈願」の文字が見える。

浮桟橋(杭式)(うきさんばし(くいしき))
モーターボートや観光船が係留している。
浮桟橋は満潮時も干潮時も常に海面と同じ高さなので、小さな船が利用しやすい。

写真を撮っていると、、、

漁師らしい人がモーターボートに乗り込み、

こちらの岸壁に向かってきて、

サッと荷物を積み込むと、

シュッとバックして、

クルッと向きを変え、

沖に向かってダッシュして、

ビューンと外洋に出ていった。
さすがプロ。かっこいい。

マングローブ群生地のヒルギに向かう。

ヒルギ入り口。
今日は、こんな格好。
ビーチサンダル! 西表島よりいい加減な服装。良い子はマネしないように。

マングローブが一面を埋めつくす。

石長田地区。防波堤に沿ってマングローブが続く。

防波堤の上に乗ってみる。

カヌーもできるみたいだ。

海に降りる階段にいた生物。
たぶん、ハゼ。それ以上詳しいことはわからない。

小浜小中学校。

今日は4月8日。
新入生歓迎会が終わったところか?

ああん、靴が脱げちゃったよぅ。履いてる暇ないよぅ~。

ほっこりした気分で宿に向かう。

手造り販売店マチューヌ家。無人。お金は右の箱に入れてね、というシステム。

「マチューヌ家」と書いて「まちゅーぬやー」と読むらしい。
「マチュー」はフランス語圏の男性の名前、「ヌ」は「の」だと思う。
「家」は、人が住む意味の「いえ」ではなく、お店の意味の「や」だろう。
「マチューのお店」ぐらいの意味かな?
ご主人はフランス出身? フランスかぶれ?

貝のボール。300円と200円。

ススキのホーキ(まよけホーキ)
300円で魔除けになるなら安いもの。

【本日の写真展:小浜島のお洒落な家】

【今日のマニアック】

2019/3/29-30 竹富島を歩く(D131-132)

今日は石垣島から高速船で竹富島に行く。

(たぶん)外国人の団体さん。

これに乗る。

日本人の団体さん。この日は団体さんで溢れていた。

まず、竹富島ゆがふ館(ビジターセンター)に行ってみる。
ターミナルの向かいにある。裏手から入る。

アプローチがいい雰囲気。

庭には、トーナチ(和名ハスノハギリ)。

中に入る。

周辺海域の解説がある。

「石垣島と西表島の間に広がる海は石西礁湖(せきせいしょうこ)と呼ばれ、(略)
竹富島は、サンゴ礁が盛り上がって出来た周囲9.2kmの小さな島です。」とある。

竹富島は、サンゴ礁が盛り上がった島なのか! 知らなかった。

竹富島を中心としたマップ。台湾が近い。

昔の人たちはこんなに細かく海を識別していたのか。すごいなあ。

竹富町の島暦(しまごよみ)

ゆがふ館から出たところ。むしろ、こっちが正門。

赤い花が印象的だ。名称不詳。

竹富島にはあちこちにこのような解説が立っている。

中心部の集落に向かう道を歩く。
歩道を覆う樹木が特徴的だ。赤い花が咲いている。

20分ほど歩いて「東のスンマシャー」に着く。集落の入り口だ。

11.2キロの荷物はさすが重いが、やっぱり歩くのはいいね。ゆっくりといろいろなものを見ながら歩くと、今まで見過ごしていたことがいろいろ見えてくる。

少し歩くと竹富郵便局。小さな島なので郵便局はここだけ。

さらに歩くと水牛車に出会う。

追い越して、前に出て撮影。

竹富島のイメージは、やっぱり水牛車。

こちらは次の日に出会った水牛車。いきなり正面衝突!(笑)
ツノがくるっと丸くなっているね。個性的。

おっとっと、もう一台。

宿に到着。

竹富島はこんな感じの民宿がほとんど。
伝統的建築物保存地域なので元民家が多い。
そういえば、星のやがあるが、あれはどうなっている?
民家と同じ意匠で新築したのだろうか?

宿に荷物を置き、身軽になる。

さあ、歩き回るぞ。

まず、なごみの塔に行く。

コンクリート製。昭和28年建造らしい。今は登れない。

塔の下まで登って周囲を見回す。

すぐ後ろにある、あかやま展望台という名のビルの屋上からの風景。
左手になごみの塔が見える。

ちなみに、あかやま展望台の入場料は100円。
無人なので木の箱に入れるシステム。

喜宝院蒐集館(きほういんしゅうしゅうかん)に入る。
こちらも無人。入り口に300円を置くシステム。

展示品はいろいろあったが、この2点がお気に入り。
こんな衣装の女性と会ったら、それだけで惚れそう。

お昼だ。食べないことが多いのだが、せっかくなので沖縄そばを食べよう。

竹の子というお店。有名らしく順番待ち。

お店の向かいにある待合スペース。木陰で涼しかった。

10分ほど待って、入店。

沖縄そば、美味しかった。

心を奪われたのは、店主ご夫婦の娘さん。7歳。
ちょっとおしゃまだけど、聡明な顔立ち。しぐさがかわいい。
会計をするおじいちゃんの後ろで、お釣りを出して渡す。
お客さんが帰ると食器をお盆に乗せてキッチンまで運ぶ。
小さなからだで、麺の器を乗せたトレイを危なっかしげに一所懸命に運ぶ。
そのあとは食器洗い。
胸がキュンキュンしてきた。

カウンター席だったので、すぐ目の前で食器を洗っている。
話かけるなら今しかない。

こんにちは~。いくつですかぁ~。

ななさい

じゃあ、こんど二年生?

(うなづく)

いつもお手伝いしてるの~?

(うなづく)

そう、えらいねぇ~

だめだ、会話が続かない。
思春期にありがちな現象。諦めるしかない。

オレも7歳なので同い年。付き合ってほしい、って言いたかったのだが、、、

片思いはここまでにして、傷心を捨てに海にいこう。

海に向かって少し歩くと、西のスンマシャー。

数分で海に出る。

観光スポット、西桟橋。
透き通る海&記念撮影するファミリー&語り合うカップル。明るい! いいねぇ。

次の目的地は、コンドイビーチ。

照りつける陽射しの中を黙々と歩く。

シロオビアゲハ。黒と白のデザインがいい。
動きが速くて撮るのがたいへん。30枚中のベストショット。

朝顔系の植物。詳細不詳。
陽の光に透ける藤色の花びらが美しい。

コンドイビーチ到着。西桟橋から15分ぐらい。

おお! いきなり夏の風景。いいね。

泳がないので、次の目的地、カイジビーチを目指す。

さっきは車道脇の歩道を歩いてきたが、今度は海岸線を歩いてみよう。

砂浜は、サンゴの破片、貝殻の破片、有孔虫の骨などだけで、岩石の砂は見当たらない。だから白い。サンゴ礁が盛り上がった島だもんね。

陽射しから逃れて休息する二人。

沖縄パインかな?

カイジ浜に着く。
砂浜で何かを探す人たち。近寄ってみよう。

ああっあ、もう、暑くてやってらんないわよ。私は日陰で休みます、と(たぶん)言っているおかーさん。旦那と娘は一心腐乱に何かを探す。

はい、見つけました、星砂!
小さすぎてわからない? 写真を拡大してみてね。

星砂の正体は有孔虫の骨。
ビンいっぱいの骨が300円。
あたしならこっち買うわ、とさっきのおかーさん。
が言っている気がした。

竹富島はどこも花でいっぱいだ。

それでは、風走記写真展「竹富島、花のある風景」をどうそ。

引き続き、風走記写真展「シーサーがいる風景」
※小さくても必ずどこかにシーサーがいます。

【今日のマニアック】

【本日のデータ】
高速船:1330円(往復券)

11月24日(土)116日め 主計町茶屋街~金沢城址~近江町市場を歩く

今日はよく晴れた。

よし、金沢市内でまだ行っていないところを歩こう。

兼六園は2回ほど行ったのでパス。隣の金沢城址に行こう。
3つの茶屋街の2つには今回行ったが、もう一つ主計町(かずえまち)茶屋街にも行こう。
帰りに近江町市場(おうみちょういちば)にも寄ってみよう。

今日は途中で寒くならないようにセーターを2枚持ち、登山用アウターを着込む。

まず主計町(かずえまち)茶屋街に向かう。

しばらく歩くと、いい感じのビルを発見。

グリーンの色といい、汚れ感といい、左の白いビルの蔦の枯葉といい、右の低い建物の「フジカラー」の看板といい、全体の「昭和な感じ」が実に素晴らしい!

今日はいい景色に出会えそう。気分爽快。

ほらね。

石造りの小さな蔵。浅野川の向こう岸。

主計町(かずえまち)茶屋街に向かい、浅野川沿いを歩く。

和の雪吊りと洋の灯り。このしっくり感が不思議な感じ。

浅野川にかかる橋は美しい。
手前は「中の橋」、その向こうが浅野川大橋(橋脚と水鏡像だけ見える)、さらにその向こうは「梅の橋」(まったく見えない)、ずっと向こうにアーチだけ見えるのが「天神橋(卯辰橋)」

中の橋。
この2人も私の専属モデルです(笑)
青空の下、同じ瞬間に同じ方向を向く二人。
この、心が通じ合っている感じ、いいですねぇ。

鏡花(きょうか)のみち。

※鏡花:泉鏡花。明治後期から昭和初期の文豪。代表作は『高野聖』。主計町茶屋街の裏手の下新町で生まれた。

梅ノ橋を渡る。

梅ノ橋で会った素敵なカップル。
向こうは浅野川大橋。

こんにちは~。着物が素敵ですねぇ~。
写真、撮ってあげましょうか?

えっ、ホントですかぁ~。
お願いしますぅ~。

どっちのスマホで獲りますか?

じゃ、これでお願いしますぅ。(と女性)

すみません。お願いします。(と男性)

じゃ、撮りますよ。
あっ、もう少し、半歩だけ左に。そうそう、そんな感じ。

注文が多い写真屋さん。

いいですねぇ。じゃ、撮ります。もう一枚。

はい、確認お願いしますね。どうでしょう?

と言いながら一緒に画像を確認。う~む、いい構図だ。

すごい、いいですぅ。綺麗。
ありがとうございますぅ~。

これからも仲良くね。
喧嘩したときはこの写真を見て仲直りしてね。

主計町(かずえまち)茶屋街に着く。
外国人観光客が多い。ざっと見の印象、2割かな。

いい感じの御茶屋さん。朱というのは珍しい。

と、そこへ。タクシーが、、、
乗っているのは着物姿の女性。

よし、シャッターチャンスだ。あわててカメラを構えてズーミング。

あっと言う間もなく、家に入ってしまった。
収穫はブレブレのこの1枚。残念!

惜しいなあ、と思いながらぶらぶら進む。

主計町「町名復活の経緯」という掲示。
昭和45年に「尾張町二丁目」に変更したが平成11年に「主計町」を復活させた、とある。

(バカボンのパパの口調で)
そうなのだ。町名は歴史を物語る、なのだ。安易に変えるのはご法度、なのだ。

主計町:加賀藩士・富田主計(とだかずえ)の屋敷があったことに由来している。
※バカボンのパパ:赤塚不二夫のギャグ漫画『天才バカボン』の登場人物。主人公バカボンの父親。「~のだ。」が口癖。

観光写真風に撮ってみた。
お店に入ろうか相談する若者カップル。
このあとお店に入っていきました。
ずっと仲良くね。

さて、金沢城址に行こう。広いから時間がかかりそう。

大手門口。夜はライトアップされるみたい。
寒いから昼間だけでいい。夜はごめん。

入ってすぐの石垣。特大の石が2つ。
こういうのが面白いよね。

左手に回り込んだ側面。それぞれの石の微妙な色の違いがいいね。

少し進むと、ここにもカップル。
青空と桜(枝だけ)と紅葉と緑と石垣。そして人類。ちょっとだけ掲示板。
絵に描いたような晩秋、とはこのこと。

十月桜と紅葉。配色が素晴らしい!

湿生園から中央方向を眺める。
青空の下、この眺め。心がふわっと広がる感じ。
左が五十間長屋の菱櫓。右が三十間長屋。

陽に輝く紅葉と三十間長屋。晩秋の絵になる風景。

石垣をバックにキラキラ輝く湿生園の植物。これも絵になる風景。

撮っていると、あっと言う間にお昼どき。
絵になる風景を見ながら、昼食を食べよう。一人だけだが幸せなひととき。

昨日の100番街スーパーで買った2割引のパン。こだわりの豆入り。
うん、ほのかな甘さの豆がとても美味しい。
朝、ポットに入れてきたコーヒーも熱々でGood。

紅葉が真っ盛り。赤と黄と緑が混ざるこの樹がひときわ目を引く。

紅葉から下がる松の葉。樹木までが金沢風。粋だね。

豪華絢爛を絵に描いた、とはこのこと。

こっちも。

こっちも。

全部まとめて着物にしたい。

お姫さまのあとは武骨なやつ。
河北門。左が「一の門」の扉、正面が「二の門」
カッコイイを絵に描いた、とはこのこと。

二の門を正面から。

二の門に上がる。

手摺りの上の白い糸は何? テニスのガット or 釣り糸のような丈夫な素材。

入り口で、案内の女性に尋ねる。

すみませ~ん。手摺りの上の白い糸は何ですか? そのほら、あれです、あれ。

ああ、あれはカラス除けです。
このあたりはカラスがすごくて。
でも、今まで手摺りにカラスがとまっているのを見たことがありません。
あの糸の効果だと思います。

最初から付いていたんですか?

そうだと思います。

そうなんですか。ありがとうございます。

河北門は、2010年に復元されているので、そのときから張ってあったことになる。誰の発案だろうか。興味がある。

河北門内部。

河北門を出るとすぐに石川門。

内側の造りが面白い。

四角いのが鉄砲窓。塞いであるので、外から見ると城壁の飾りにしか見えない。
敵が攻めて来たら、内側から塞ぎを壊して鉄砲を撃つ。
でも、一度も戦にはなってない。よかったね。

支えみたいなやつ。名称不明。
戦のときは、二段になっている水平の木に、板を渡す。
上の板に乗って、屋根の上から鉄砲を撃つ。
下の板に肘をついて、鉄砲窓から鉄砲を撃つ。
上下からの集中砲火を浴びせる、という計画。

敵方の人たち、戦にならず命拾いしたね。

今日は特別公開で中に入れるという。

やったー。

入ったところ。

向こうに見えるのが一の門。
着物の女性二人、私の専属モデルです(笑)
あちこちに専属モデルがいるので大助かり。

五十間長屋。石垣が美しい。

五十間長屋平成13年、復元。武器倉庫。人は住まない。

五十間長屋と90度の位置にある塀。名称不明。
逆三角形の明るい色の石たちに注目。
復元以来の17年間、雨に当たり続けた石たちと屋根に守られた石たちとの色の違い。人生にも通じるような気がしてくる。

橋爪門。
いいね。絵になる風景。

時が紡いだ色の変化。この微妙な色合いがいい。

鶴丸倉庫。重要文化財。
石版を貼った外壁が陽に輝く。

石垣をくり抜いて造られた旧陸軍のトンネル。
内部がレンガ造り。弾薬庫への通路だったらしい。

本丸園地の紅葉。

三十間長屋。最初は食器類の倉庫。その後武器庫に。重要文化財。

石積みが美しい。金場取り残し積み、と言う。

ここも今日は特別公開日。ラッキー。

木造技術が凄い。美しさもある。圧倒される。

その後、グルグルと30ほど歩いたあと、五十間長屋の広場に出る。

青空と長屋と長く伸びた影。
宇宙と歴史と今ここにいる私。

さあ、帰ろう。

黒門口に向かう。

紅葉に微妙な白い色が混ざっている。見たことがない繊細な色遣い。
写真を拡大してもブレていて正体不明。枯れ枝のように見えるのだが、、、

黒門口を出たところ。

写真を撮っていたら、一眼レフを持った写真マニア外国人観光客(30歳前後、男性)が話しかけてきた。

(紅葉を指さして)ビューティフォー!

(私も笑顔で)そだねぇ~

彼が理解したかどうかはわからないが、笑顔を向けたあと、また写真を撮り始めた。

さて、近江町市場(おうみちょういちば)に急ごう。17時までなのだ。

7~8分歩くと近江町市場。

たくさんのお店に海産物があふれる。

のど黒一夜干(大) 2枚入 1パック 2700円。

この店は2つのものだけ売っている。カニと蟹。

甘塩タラ子 1P 1、000.本日のお買得品。

最高品 能登生しいたけ うま~い
1山 1,000円 焼いて食べて

(生)すけこ 北海道
一パック 1,000エン

※すけこ:助子、鱈子。スケソウダラ or スケトウダラ(助宗鱈 or 助惣鱈)の子。

(活)岩タコ(宮城) 一パイ 1,950

加能ガニ 11.6 解禁 地物 一枚12,000円~

のどぐろ らーめん 醤油味 1袋380円

手が出るのはこれぐらい。宿では作れないので買うのは断念。

のどぐろの缶詰。醤油漬&水煮。価格を写す気にならないほど高かった気がする。

結局、近江町市場では何も買わず。

宿の近くのスーパーで、お豆腐と御弁当を買う。

だいぶ冷えてきた。
さあ、宿に戻ってお風呂に入って、湯沸かしポットで湯豆腐を作ろう。

【本日の反省】
金沢城址は石垣の種類が多いので有名だ。
ちゃんと見ると時間が足りないと思い、テキトーに見てしまった。
三十間長屋の「金場取り残し積み」を見て反省。
最初からちゃんと見ればよかった!
もし、再び金沢に来ることがあれば絶対にちゃんと見ます。
誓います。

11月23日(金)115日め 金沢駅周辺を歩く

今日は天気があまりよくない。小雨が降ったり止んだり。

ちょうどいいので、今までゆっくり観たことがない金沢駅周辺をぶらつくことにする。

金沢駅と言えば鼓門(つづみもん)だが、そちらは後回しにして、反対側の西口へ行ってみる。

西口を出たところ。

柱がお洒落だ。金箔入り。

床の配色もお洒落だ。

駅の壁。華やか。

駅から見える工事中の風景。クレーンや雲までお洒落に見える(笑)

少し離れて駅を振り返ったところ。スクエアで統一されている。

広場のベンチで昼食を食べる二人。外国人観光客がとても多い。

二人が座っていたベンチ。豪華だ。

豪華なベンチに座って駅で買ったパンを食べる。
五郎島金時と能登大納言のフランスパン。172円。
カリっとした触感と2種類の豆のほのかな甘みがグッド。

ちなみにパン屋さんに貼ってあった人気BEST5。

五郎島金時メロンパンも美味しそうだった。

ドウダンツツジ(たぶん)が見ごろだ。

モニュメントのある風景。
向こうの斜めになったやつは、金沢市制100周年記念事業モニュメント。

駅の反対側。ガラス張りのビルが目立つ。
白い4本のポールは何? 単なる飾りか?

信号待ちで止まった車と紅葉の色の組み合わせがいい感じ。

濡れた紅葉のしっとり感とビルのキラキラ感。コントラストが面白い。

中央分離帯の紅葉の茶と標識の青。このコントラストも面白い。

こちらは青と黄色。雪吊が晩秋を感じさせる。

駅に向かう地下道に入る。
両脇にディスプレイが並ぶ。地下道全体が洗練されたデザイン。

ディスプレイ内の金沢を宣伝するポスター。いいセンス。

こちらも。

アート降る、金沢。

「降る」と「フル」をかけたオヤジギャグ。でも、お洒落に感じる。
私だけ?

手摺りの金具までもがオシャレ。というよりカッコイイ。
武具を連想させるデザインだ。
こういうのを見つけると、思わず嬉しくなる。いいね! 金沢。

地下道の広場。ピアノがある。
引いている女の子、右足をピンと跳ね上げた。
楽しい感じが伝わってくる。いいね!

地下道から駅の西口構内に入る。

入ったところに「郵太郎」人形。下はPOST。
なんだろう?

金沢駅新築記念ポスト。昭和29年、金沢駅3代目駅舎新築記念。
東口から西口に移動されたとあるが、ずっと金沢駅にあったわけだ。
知らなかった。

西口から東口に向かう。

真ん中がデジタル・サイネージ(電子看板)。

上下がいかにも金沢らしい。この青とのコントラストがいいね。

駅の商業施設「あんと」に向かう。

※観光案内所の女性の話では、「あんと」は「ありがとう」の意味。「あんがと」は子供のときに聞いた記憶がある。

通路の天井&壁。加賀っぽい。

蒸気機関車の車輪のオブジェ。

C58形蒸気機関車 140号機 動輪。
昭和14年製造。昭和18年退役。

あんとに入る。

お土産店や飲食店が並ぶ中、陶芸店に目が行く。
若手陶芸家の作品を多く扱うお店だそう。
加賀友禅文様のワイングラスが素晴らしかった。
ペアで買おうと思ったのだが、価格がちょっと折り合わなかった。残念! (T_T) 
写真禁止なのも残念! あなたも見たら欲しくなるはず(たぶん)

写真撮影OKなのがこれ ↓

陶器の北陸新幹線。

前の車両。

真ん中。

後ろ。

ぜんぶ陶器、っていうのが凄い。

隣の「あんと西」にも行ってみよう。

2階にあったスーパーマーケット。
100MARTは100円ショップじゃありません。
百番街のマーケット。

ごく普通のお弁当。

松花堂弁当。680円。

オムライス(デミソース)。500円。

オムライスセット(ホワイトソース)。600円。

ハントンライス。600円。

※ハントンライス:石川県金沢市の郷土料理らしい。ケチャップをかけたバターライスに半熟の薄焼き卵と白身魚のフライを乗せてタルタルソースをかけたもの。

どれもこれも美味しそう! 買いたいが決められない。
まあ、帰りに買えばいいか。

あんとを出てRintoに向かう。こちらも商業施設。

※Rinto:観光案内所の可愛いおねーさんの話。「あんと」と韻を踏むネーミングにしたと聞いてます。意味はないですねぇ、、、

ひゃくまんさん。石川県のマスコットキャラクター。
ゆるキャラじゃない。しっかりキャラ。

その証拠はこちら ↓

ね。

いしかわの風。オブジェ。いいね!

鼓門(つづみもん)の模型。後ろの背景に注目。

こちらは本物。鼓門の上の屋根に注目。模型と同じ。
下もいいね。

鼓門をグルっと回り込む。鼓門、いいね!

鼓門を撮る観光客、を撮る私。

東口に向かう地下道。
柱の色がいいね。オレンジとグリーン。ほぼ補色。

こっちの柱もいい。粋な武士みたい。

地下道を出て振り返る。

と、、、

大理石の柱に「厚歯二枚貝」の貼紙。

それがこれ「厚歯二枚貝」

ベレムナイト

それがこれ「ベレムナイト

海綿

それがこれ「海綿」

さて、陽も暮れたし、100番街スーパーマーケットで夕食を買って帰ろう。

ところが、、、

松花堂弁当680円もオムライス(デミソース)500円もオムライスセット(ホワイトソース)600円もハントンライス600円も、ぜんぶ売り切れ。

残念!

東口に出る。

倒れたヤカンのオブジェ。

ヤカンの蓋まで吹っ飛んでいる。いいね!

「あんと」の前のオブジェ。

6時間ぐらい歩き回った。とても楽しい一日だった。
駅を楽しむ、と言うのもいいね。

【本日のお酒】

しぼりたて 純米生原酒 手取川

【今日の金沢発信力】

外国人向け新聞。もちろんネットでも見られる(はず)。
未確認です。ごめんなさい。

9月17日(月)95日め 大地の芸術祭(2)清津峡渓谷トンネル

大地の芸術祭の正式名称は「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。
その参加作品に「清津峡渓谷トンネル」がある。

えっ、渓谷じゃなくてトンネルが芸術祭参加作品?
意味わからん。

でも何だか面白そうな予感。今日はこれを最優先でみよう。

宿から1時間ほど走り、清津峡渓谷入り口に着く。

左に見える白い建物が、昨日ブログに書いた「磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館(通称SoKo/ソーコ)」。旧清津峡小学校の体育館をリニューアルしている。

駐車場に相棒バイクを停め、徒歩で清津峡に向かう。

休日だけあって家族連れが多い。車・バイクは通れない。

途中の掲示板。トンネルに入る料金800円。ただし芸術祭期間中料金。

ということは待てよ、今日、芸術祭は終わる。明日は無料になる???
ついついセコイ考えが頭をよぎる。

まあ、せっかく来たのだから行ってみよう。

200mほどで入り口。

トンネル入り口。芸術祭参加作品「N-080ライトケーブ」
※Light Cave 光の洞窟

入り口全体。壁に何か書かれている。

デザインされた案内表示。

料金、営業時間、現在位置

マップの真ん中。全長 約750m、所要時間 約40分~60分。

マップの右端。見晴所が3つあり、最後にパノラマステーションがある。パノラマステーションって?

とにかく行ってみよう。

チケット売り場(常設)。通常料金600円。芸術祭中800円。200円の差は当然。

いよいよトンネル内に進む。照明はグリーン。

休憩&展示スペース。

清津峡形成の歴史。

清津峡とトンネルとの位置関係など。

清津峡の地層学的特徴。六角形の柱状節理がメイン。

先に進もう。第一見晴所まで325m。

2つめの休憩&展示スペース。証明がオレンジに変わる。

清津峡地形模型。

第一見晴台まで225m。

シャッター扉が2つ並ぶ。何だろう?

トンネル工事の際にここから温泉が出たらしい。

証明が赤に変わる。

第一見晴台に着く。左手。

進むと外が見える。

観光客が多い。芸術祭最終日だから?

柱状節理。傾き加減が面白い。

流れの上に柱状節理の断面が見える。なかなか見られない風景。

第二見晴所まで60m。

第二見晴所に着く。あの銀色のドームはなに?

通路の真ん中にドンとある。不思議な光景。

トイレだった。小さくトイレマークが見える。

外の風景。

第三見晴所まで60m。

第三見晴所。不思議な光景。

照明カバーに外の風景が映る。

左が映った風景。右が本物。面白い仕掛けだ。

パノラマステーションまで200m。

照明が青に変わる。

パノラマステーション到着。撮影する観光客でいっぱい。

床の水に人の姿が映る。壁際を進む人たち。

進み方の説明。小さくて気づきにくい。デザイン優先の弊害。

床に薄く水が張られている。水鏡(みずかがみ)。転落防止柵は透明な素材。

正面の風景。

円形の風景。素晴らしい!

デザイナーは誰だ? マ・ヤンソン。中国出身の建築家。まったく知らないが、すごい発想をするデザイナーだと思う。

800円分は十分に堪能した。

さて戻るか。

行くときには気づかなかった絵のようなもの。何だろう?

ここにもある。壁には動物の絵。床には足跡。

ここにも。壁の絵と床の足跡。

これも演出? 手が込んでいる。すごい。気づくか気づかないかの微妙な存在感ラインを狙っている。このデザイナーすごい!

チケット売り場で、この話をする。

え? 動物の絵? あれはリニューアルする前のもので、壁に書いてあったんです。
完全に消し切れてないんです。すみません。

ガクッ! 勝手な思い込み。(私の場合は)よくあるケース。まあ、楽しめたから良しとしよう。

宿に向かう。

と、、、、、こんな看板が目に飛び込む。

うまい酒あります

おお、さすが新潟! 素晴らしい。

入り口。こういう雰囲気だと外れはなさそう。

入り口上の看板。いいね!

看板の説明。なるほど。

期待通り。無濾過+原酒+生酒。この三拍子が揃っているお酒が壁にびっしり。

こっちも。う~~~。素晴らしい。

自己制限金額より少し安い。いいね! で、これをゲット。

宿に着いてさっそく開封。遮光用新聞を剥がす。

鶴齢(かくれい)。

裏のラベル。山田錦100%、精米歩合65%、アルコール分17%。

なんてことはさておき。さっそく飲んでみる。

美味しい!!!!!!!!

飲みすぎたので寝ますぅ お休みなさい~

【本日の思索】

観光とは何か:「安全に」「非日常」に出会うこと。VRではない現地で。

美味しい日本酒とは何か:無濾過原酒生酒。これに尽きる。銘柄? そんなの関係ねぇ~ 精米歩合65%? 精米しすぎない(高級すぎない?)ほうが美味しい。
お米の味が感じられるから。

9月16日(日)94日め 大地の芸術祭(1)星峠の棚田&美人林&蛇モニュメント

大地の芸術祭が、新潟県 越後妻有(えちごつまり)で開催されている。越後妻有は、十日町、津南町あたり。

芸術祭は3年に一度。しかも、明日で終了。これは行くしかない。

宿を津南町から30km、1時間ほどの湯沢に確保。これで今日明日の2日間楽しめる。

長岡から、十日町まで50km、津南町まで60km。2時間弱で着くだろう。

よし、出発。

ずっと田んぼが続く。さすが新潟。

稲が倒れている。向こうは倒れていない。何が違うのだろう。品種か?

十日町市内に入る。

市街地を少し走ったところでハプニングが発生!!!

うわっ! 相棒バイクが車の横腹に激突、、、、、、、

な、なんと、車を跳ね上げ、下に潜り込んでしまった!!!

相棒も私も無傷だが、証拠写真は撮っておこう。で、撮ったのが上。

相棒、すごい。

、、、

なんてね。

芸術祭出品作品K-093 カードリフターズ。
タイヤの下に車体を支える支柱が埋め込まれているのだろう。

さて、芸術祭参加作品の一つ「星峠の棚田」に行こう。

この芸術祭には、祭のために作られた作品だけでなく、自然や建造物作品として参加している。そこが面白い。

十日町周辺には実にたくさんの棚田がある。

Googleマップの検索結果。

数ある棚田の中で星峠の棚田は美しいことで有名。最優先で見たい作品だ。

向かう途中の風景。少し山中に入れば、田んぼはみな棚田だ。
稲木干しを見ると、なぜか相棒バイクとのツーショットを撮りたくなる。

はんぱない美しさ 星峠の棚田 1.5km先 右折

わかりやすい表現、味のある文字、自然と調和するカラーリング、大きさ、設置位置、すべてがグッド。

棚田が続く山道を登る。

到着。相棒バイクを停め、徒歩で写真スポットに向かう。

撮影スポットの案内板。
周囲の多数の棚田を「越後松代棚田群」と呼ぶ。知らなかった。

メインの撮影スポットから。
手前の雑草もいい。あえて入れて撮る。美しさだけではないリアルな風景。

少し左手の撮影スポットから。
手前の青いのは野菜栽培ネット。
観光棚田と生活リアルネット。
観光写真はリアルを切り捨て、私は残す。
あなたはどっちが好き?

ハート形の田んぼ。大きすぎて入りきらない。こういうのも好き。

さらに左手に進んだところから。真ん中あたりは刈り入れが終っている。

見るからに作業しにくそうな田んぼ。やはり雑草が多い。

ほぼ雑草。刈り入れ後がたいへんそう。棚田は本当にたいへんだと思う。
観光客がどれだけ増えても、ここで稲作する農家の人たちの収入には全く関係がない。迷惑のタネが増えるだけだろう。

われわれ観光客は農家のみなさんへの感謝が足りない。

「美人林(びじんばやし)」が近い。
行ってみよう。どんな美人なのか楽しみ。

美人林に着く。

迫力満点。はい、注意します!
左手が林の入り口。

これが美人林。ブナ林。白神山地よりもずっと若い。

少し奥に入ったところ。スラっとして確かに美人だ。人間なら十七歳~二十二歳?

田んぼアートがあるというので20分ほど走って行ってみた。

ガクッ! これに往復40分もかけたとは。残念!

陽が傾き始めた。作品は多いが時間が限られている。
ぜひ見たい作品を優先しよう。

次の作品に向かう。

しばらく走ると、道路脇に大きな建造物が出現。

磯辺行久「土石流のモニュメント」
巨大だ。

駐車場の案内板。

モニュメントは砂防事業の一環として作られたものらしい。
山腹斜面崩壊があった際、大きな4つの円柱が土砂を防ぐということらしい。

駐車場に作られた共通チケット売り場。
この芸術祭では、美術館などの有料施設が会場になっている。共通チケット3500円を買うとすべての会場に入れるのでお得だということらしい。
ここはチケットなしでOK。

チケット売り場うしろの階段を登ると別のモニュメントが見られる。

チケットなしでOKなら、もちろん登る。

出た! 赤いシマヘビ。
じゃなくて、磯辺行久「サイフォン導水のモニュメント」

ここまで20km以上の長さの水力発電用の導水路(地下水路)が走っている。
その水路がこの地点で道路と川の下をくぐる。
くぐるためには水路をU字形に曲げないといけない。
U字の底まで下がった水を再び上げるためにサイフォンの原理を使っている。
モニュメントは、地下にあるそのような水路の存在を暗示するもの、だそう。

導水路の解説掲示。長さ21km、落差110m。建造当時は東洋一、とある。

係りのお兄さんとお話。

車の誘導、お疲れさまです。運営関係者ですか?

いや、ボランティア。土日に来ていろいろ手伝ってる。

そうなんですか。
いよいよ明日で終わりですね。ひと段落ですね。
あの土石流のは常設ですよね。
このヘビみたいなのも常設なんですか?

いや。明日、ソッコー片付ける。
この間の台風のときは、たいへんだったよ。
ビニール製で空洞だからさ。風に飛ばされて。
あの少し高くなってるところ、あそこから千切れちゃってさ。
直すのがたいへん、大仕事。
また、台風が来るって言ってるだろ。来る前に片付けなきゃ。

うわ、千切れたんですか。あれだけでかいと直すのたいへんでしょ。

メチャクチャたいへん。次の台風が来る前に終わるんで、よかったよ。

そうですよね。終わったら一安心ですね。

どこから? 川越か。遠いところからようこそ。気をつけて。

ありがとうございます。あと少し頑張ってください。

シマヘビにギリギリまで限り近づいてツーショット。

そろそろ陽が沈む。さあ、宿に向かおう。

しばらく走ると素晴らしい作品が、、、
それがこれ。

名付けて「廃屋(はいおく)のある空間」

白い壁、赤茶色の枠、裏の緑が見えるスクエアな窓、配置バランス。
後ろの木々と周囲の雑草。
素晴らしい廃屋と緑の空間とのコラボレーション!

これぞ芸術祭参加作品「廃屋のある空間」

3年後に出品します。
それまで壊さないでほしい。関係者のみなさん、よろしくお願いします。

【本日のデータ】
磯辺行久:アーティスト、環境設計プランナー(だと思う)。芸術祭はこの人の影響を強く受けている(と思う)。
磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館(通称SoKo/ソーコ)には、この人の作品が多数展示されている。