0630 起床。
今後の計画立案、宿の手配。
アドベンチャーワールドの「バックヤードツアー(サファリワールド)」という有料オプションを予約。
0830 荷物のパッキング組み替え。
0950 バイクに積み込み。
1030 闘鶏(とうけい)神社に向かう。5分で到着。
バイクを停めると、ボランティアのガイドさんが案内しましょうか?と声を掛けてくださる。ぜひぜひ、ということで案内をしていただく。
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鳥居をくぐる。
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この手水舎(てみずや)は伊勢神宮の遷宮(せんぐう)のときに古いものをいただいたものだそう。
おさがりというと言葉は悪いが、伊勢神宮の一部を引き継ぐのは名誉なことなのだろう。
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社殿の前で記念撮影をする人たち。
地元の人たちに愛されていることが伝わってくる。
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社殿の中では神主さんが祈祷中。
七五三のお祝いのようだ。神主さんの真後ろに3歳くらいの着物を着た女の子がチラッと見えた。
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後ろの社殿は修復中。
ガイドさんの話では、修復には来年の半ばまでかかるらしい。
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弁慶とお父さんの湛増(かんぞう)
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弁慶のお父さんは熊野水軍の統率者だった、とある。
壇ノ浦の源平戦のとき、源氏に味方するよう息子の弁慶から頼まれたお父さんは、白と赤それぞれ7羽の鶏を戦わせて神意を確かめた、とある。
だから、闘鶏神社なんですね。なるほど、ガッテン。
社務所の中には遺品が飾られている。
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弁慶のお父さんが持っていた鐡扇(てっせん)
鐡扇は鉄製の扇(おうぎ)
「鐡」は「くろがね」とも読むが、確かに黒い(笑)
このような所持品が残っていること自体がすごい。
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同じくお父さん着用の鉄烏帽子(てつえぼし)
烏帽子は、平安時代以降、和装礼服を着るときに、成人男性が被る帽子のこと。
普通は和紙製だが、これは鉄製だから鉄烏帽子。
鉄烏帽子は、日本中でこれだけかもしれない。未調査。
なぜ、鉄かというと、私は戦う人だ、というアピール。だと思う。本人には未確認。
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武蔵坊弁慶 産湯(うぶゆ)の釜。
ここに赤ちゃんを入れたわけではない。お湯を沸かした釜ということ。
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源義経公 御奉納 白瀧横笛一管
上から、横笛、横笛を入れる筒、筒を入れる布袋、(左下に少し見えるのが)それらすべてを入れる桐箱。笛が三重に守られることになる。
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外へ出ると、神主さんがツアー団体客にご説明中。
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身振り手振りでの熱弁。この神社に対する愛情を感じる。
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境内にある大木。幹が割れ穴が開いている。雷が落ちたのだそう。写真ではわかりにくいかも。残った枝がしっかり生きているのがすごい。
1140 田辺市の西端の岬、天神崎に向かう。
途中、お寿司のお弁当専門店で、さんま寿司(530円)を買う。この一帯の郷土料理だ。昨日、紀伊勝浦で買おうと思ったがお店が閉まっていて変えなかった。まさか、田辺市で買えるとは。嬉しい。
1200 天神崎に到着。
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大鼻と呼ばれるあたり。
海岸に平らな岩が続く。釣とスキューバダイビングの人たちが多い。
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こちらにもスキューバダイビングの道具が。
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スキューバダイビングスクール実施中。
はい、じゃあ、潜るよ。
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潜りました。
海面には吐き出した空気の泡だけが見えている。
左手の人は観察&レスキュー係だと思う。ずっと潜らずに、潜った二人をこうして見守っていた。
1230 海を眺めながら、さんま寿司をいただく。
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どうですか。美味しそうでしょ。
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鯖寿司と同じように、酢で〆(しめ)てある。
鯖寿司ほどの厚みはないが、さんま独特の味でとても美味しい。
小骨がまったくない。とても手間をかけている気がする。
こちらへ来たら、ぜひご賞味あれ。
那智勝浦駅のお店では、さんま寿司定食が2,750円。それと比べとってもリーズナブルなお値段。
半分だけ食べようと思ったが、あまりに美味しくて止まらず、全部食べてしまった。
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さんま寿司のあとは、熊野古道のお水を飲む。これが正しい流儀(笑)
1300 天神崎を出発、白浜に向かう。
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トンビを発見。ピーヒョロロ、という鳴き方して間違いない。
いいね、猛禽類。ゆうゆうと飛ぶ姿を見ると尊敬してしまう。
生まれ変わるなら猛禽類がいいなぁ。
1330 とれとれ市場 南紀白浜に立ち寄る。
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派手な入口。いいね。
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たくさんのお店とお客さんで大賑わい。活気があっていいね。
目に付いたのは鯨肉のお店。入口からすぐのところにある。
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すごい種類の鯨肉が並ぶ。
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クジラの部位と名前の説明図。こんなにたくさんの種類があるとはビックリ。
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クジラの尾羽の部位。別名「オバケ」
尾(お)と羽(は or け)のゴロ合わせ。
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うねす。漢字では「畝須」
鯨の下顎から腹にかけてある縦筋の部分。よく見ると上半分が赤く、下半分が白い。
筋肉と脂身の境界線の部分。刺身用は若いミンク鯨に限られ、希少部位らしい。
680円なら安いかも。そもそも他では手に入らない気がする。
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写真は本マグロの頭。
頭の骨をこそげ落として中落ちを作っていた。
パックされて出てきたので、即ゲット。970円。
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こちらは、酒の肴に買ったものいろいろ。
上の左から、サーモンユッケ風、いかさし明太。
下の左から、黄金かれい縁側ユッケ風、いか軟骨チャンジャ、(ラベルはないが)鮭の麹漬け。私には珍しいものばかり。
一つ350円だが賞味期限が近いので100円(上段)と150円(下段)。
1,750円が何とたったの650円。いつも倹約精神(貧乏根性とも言う)にあふれる私でした(笑)
1430 宿に到着。洗濯、お酒の買い出し、お風呂、洗濯物干し。
1800 夕食。とれとれ市場で買ったものを食べる。う~、楽しみ。
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本マグロの頭(かしら)の中落ち。
ほんのり甘くて何とも言えない美味しさです。
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サーモンユッケ風(左)、いかさし明太(右)
どちらもレタスに巻いて食べる。シャキシャキ感とサッパリ感が加わって美味しい。
2030 選択が終ったので部屋に干す。
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ほぼ2週間分の衣類を洗ったので部屋のあらゆるところに干す。
ここに3連泊なので十分に乾くだろう。
2300 食べ飲みしながら書いていたブログが終了、公開。めでたしめでたし。
■本日のお酒
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純米酒 黒牛(くろうし)
名手酒造店 和歌山県海南市の酒蔵
すっきりした中にもほんのりと美味しく、とれとれ市場で買った肴と相性が抜群です。
■本日のデータ
とれとれ市場 南紀白浜では、一般的には入手しにくいものが多数。
安くはないが妥当な値段。
■本日の宿
白浜に近い民宿。洗濯機の使用が無料。いい宿だ。
ジープのタイヤは4階のエレベーター前に飾ってあるし、モーターパラグライダーは、受付の上に鎮座している。
ご主人にそのことを話したら、どちらも自分のもの。4階のは乗っていたジープのタイヤで、モーターパラグライダーは自分の使っているもの。面白いご主人だ。