2021/10/24 白浜周辺を観光(D343)

今日は白浜周辺を観て歩く。エリアが狭いので移動は楽だ。
25年ほど前に着たことがあるが、変わっているのかいないのか? どうだろう。

0700 起床。ゆっくり朝食を食べて出発の準備。

1035 宿を出発。

円月島景勝地に到着。

グラスボートがいる。
船の底がガラス張りになっていて、海中が見える船だ。

グラスボートが出航。
うしろの島が 円月島。真ん中の穴から見る夕陽が美しい、というのがアピールポイント。

番所山(ばんしょやま)公園に到着。

元植物園なので、さまざまな植物が生育している。

展望台に着く。

展望台からの風景。 円月島の後ろ姿が見えます。

右上の白い建物は南方熊楠(みなかたくまぐす)記念館。
名前は聞いたことがあるけど、、、生物学者だったような気がする、、、 

ほぼ360度が見回せる。いいね。

展望台を降りて灯台に行く。徒歩1分。

番所鼻灯台(ばんしょはなとうだい)
周りに樹木が茂っていて、ここまで近寄らないと見えない。

(おそらく)トンビが悠々と空を舞う。
何度も言うが、生まれ変わるなら絶対に猛禽類。
あんなふうに風に乗って優雅にソアリングをしてみたい。

白良浜(しららはま)に着く。
看板を見るまで「白浜」だと思っていた。真ん中に「良(ら)」があるんだね。

白良浜の風景。
ずっと白い砂浜だ。台風が来ても水害があっても変わらないのがすごい。

突然のエイリアン。どうだカッコイイだろう! とでも言いたげな顔。
だ~れも感心していません。むしろ迷惑‼️ 残念!(笑)

千畳敷に着く。

波の浸食でできた平らな海底が隆起してできた。

隆起した岩をバックにファミリーが記念写真。いいね。
お母さんもっと上に上げないと千畳敷が写らないよ。

せっかくなので、しっかり撮ってみた。

横から見ると薄い石板が積み重なっているのがよくわかる。

海側に立って陸側を見る。
写真右上、高い岩の上で少年が両手を上げている。撮ってぇ~、という声が聞こえる。
いいね! 少年は無邪気なのが一番。

海岸先端の風景。

相棒バイクで10分ほど走り、三段壁に到着。

垂直に切り立った崖が印象的だ。

反対側も垂直に切り立っている。

三段壁の上を歩く。

サドンロック。
2018年の台風21号の日本列島直撃後に、崖の上に突然出現した。
だから、突然の岩(Saddon lock)だ。
波で打ち上げられた可能性が高い。崖の端によく乗ったもんだ。

三段壁の下にある洞窟へ下りるエレベーター。有料。

断面図のポスター。洞窟に下りるためにエレベーターを作ったわけですね。

洞窟へは下りずに、売店で焼きとうもろこしを買う。100円。

数年ぶりの焼とうもろこし。熱々で美味しかった。

今日の観光はこれで終了。

1500 とれとれ市場に到着。

今日は秋鮭を買ってちゃんちゃん焼きをしようと思っていたのだが、
ウニイクラ丼を見たら、美味しそうなので思わず買ってしまった。

宿に帰る途中の風景。ブーケのような花が咲いていた。

1630 宿に戻る。

衣類の組み換え、パッキングの変更など、明後日の準備。

1800 夕食を食べながらブログ書き。

ウニイクラ丼。とっても美味しかった。

■本日のデータ
白浜周辺の観光時間:約4時間。
三段壁洞窟入場料:1300円。入っていないが、参考までに記載。
焼トウモロコシ:100円。
ウニイクラ丼:1500円。

■本日の宿
昨日と同じ。昨日洗濯したものを部屋中に広げておいたら、すっかり乾いた。

2021/10/23 世界遺産 闘鶏神社を観て、とれとれ市場南紀白浜で肴を買う(D342)

0630 起床。
今後の計画立案、宿の手配。
アドベンチャーワールドの「バックヤードツアー(サファリワールド)」という有料オプションを予約。

0830 荷物のパッキング組み替え。
0950 バイクに積み込み。

1030 闘鶏(とうけい)神社に向かう。5分で到着。
バイクを停めると、ボランティアのガイドさんが案内しましょうか?と声を掛けてくださる。ぜひぜひ、ということで案内をしていただく。

鳥居をくぐる。

この手水舎(てみずや)は伊勢神宮の遷宮(せんぐう)のときに古いものをいただいたものだそう。
おさがりというと言葉は悪いが、伊勢神宮の一部を引き継ぐのは名誉なことなのだろう。

社殿の前で記念撮影をする人たち。
地元の人たちに愛されていることが伝わってくる。

社殿の中では神主さんが祈祷中。
七五三のお祝いのようだ。神主さんの真後ろに3歳くらいの着物を着た女の子がチラッと見えた。

後ろの社殿は修復中。
ガイドさんの話では、修復には来年の半ばまでかかるらしい。

弁慶とお父さんの湛増(かんぞう)

弁慶のお父さんは熊野水軍の統率者だった、とある。
壇ノ浦の源平戦のとき、源氏に味方するよう息子の弁慶から頼まれたお父さんは、白と赤それぞれ7羽の鶏を戦わせて神意を確かめた、とある。
だから、闘鶏神社なんですね。なるほど、ガッテン。

社務所の中には遺品が飾られている。

弁慶のお父さんが持っていた鐡扇(てっせん)
鐡扇は鉄製の扇(おうぎ)
「鐡」は「くろがね」とも読むが、確かに黒い(笑)
このような所持品が残っていること自体がすごい。

同じくお父さん着用の鉄烏帽子(てつえぼし)
烏帽子は、平安時代以降、和装礼服を着るときに、成人男性が被る帽子のこと。
普通は和紙製だが、これは鉄製だから鉄烏帽子。
鉄烏帽子は、日本中でこれだけかもしれない。未調査。
なぜ、鉄かというと、私は戦う人だ、というアピール。だと思う。本人には未確認。

武蔵坊弁慶 産湯(うぶゆ)の釜。
ここに赤ちゃんを入れたわけではない。お湯を沸かした釜ということ。

源義経公 御奉納 白瀧横笛一管
上から、横笛、横笛を入れる筒、筒を入れる布袋、(左下に少し見えるのが)それらすべてを入れる桐箱。笛が三重に守られることになる。

外へ出ると、神主さんがツアー団体客にご説明中。

身振り手振りでの熱弁。この神社に対する愛情を感じる。

境内にある大木。幹が割れ穴が開いている。雷が落ちたのだそう。写真ではわかりにくいかも。残った枝がしっかり生きているのがすごい。

1140 田辺市の西端の岬、天神崎に向かう。

途中、お寿司のお弁当専門店で、さんま寿司(530円)を買う。この一帯の郷土料理だ。昨日、紀伊勝浦で買おうと思ったがお店が閉まっていて変えなかった。まさか、田辺市で買えるとは。嬉しい。

1200 天神崎に到着。

大鼻と呼ばれるあたり。
海岸に平らな岩が続く。釣とスキューバダイビングの人たちが多い。

こちらにもスキューバダイビングの道具が。

スキューバダイビングスクール実施中。
はい、じゃあ、潜るよ。

潜りました。
海面には吐き出した空気の泡だけが見えている。
左手の人は観察&レスキュー係だと思う。ずっと潜らずに、潜った二人をこうして見守っていた。

1230 海を眺めながら、さんま寿司をいただく。

どうですか。美味しそうでしょ。

鯖寿司と同じように、酢で〆(しめ)てある。
鯖寿司ほどの厚みはないが、さんま独特の味でとても美味しい。
小骨がまったくない。とても手間をかけている気がする。
こちらへ来たら、ぜひご賞味あれ。
那智勝浦駅のお店では、さんま寿司定食が2,750円。それと比べとってもリーズナブルなお値段。
半分だけ食べようと思ったが、あまりに美味しくて止まらず、全部食べてしまった。

さんま寿司のあとは、熊野古道のお水を飲む。これが正しい流儀(笑)

1300 天神崎を出発、白浜に向かう。

トンビを発見。ピーヒョロロ、という鳴き方して間違いない。
いいね、猛禽類。ゆうゆうと飛ぶ姿を見ると尊敬してしまう。
生まれ変わるなら猛禽類がいいなぁ。

1330 とれとれ市場 南紀白浜に立ち寄る。

派手な入口。いいね。

たくさんのお店とお客さんで大賑わい。活気があっていいね。

目に付いたのは鯨肉のお店。入口からすぐのところにある。

すごい種類の鯨肉が並ぶ。

クジラの部位と名前の説明図。こんなにたくさんの種類があるとはビックリ。

クジラの尾羽の部位。別名「オバケ」
尾(お)と羽(は or け)のゴロ合わせ。

うねす。漢字では「畝須」
鯨の下顎から腹にかけてある縦筋の部分。よく見ると上半分が赤く、下半分が白い。
筋肉と脂身の境界線の部分。刺身用は若いミンク鯨に限られ、希少部位らしい。
680円なら安いかも。そもそも他では手に入らない気がする。

写真は本マグロの頭。
頭の骨をこそげ落として中落ちを作っていた。
パックされて出てきたので、即ゲット。970円。

こちらは、酒の肴に買ったものいろいろ。
上の左から、サーモンユッケ風、いかさし明太。
下の左から、黄金かれい縁側ユッケ風、いか軟骨チャンジャ、(ラベルはないが)鮭の麹漬け。私には珍しいものばかり。
一つ350円だが賞味期限が近いので100円(上段)と150円(下段)。
1,750円が何とたったの650円。いつも倹約精神(貧乏根性とも言う)にあふれる私でした(笑)

1430 宿に到着。洗濯、お酒の買い出し、お風呂、洗濯物干し。

1800 夕食。とれとれ市場で買ったものを食べる。う~、楽しみ。

本マグロの頭(かしら)の中落ち。
ほんのり甘くて何とも言えない美味しさです。

サーモンユッケ風(左)、いかさし明太(右)
どちらもレタスに巻いて食べる。シャキシャキ感とサッパリ感が加わって美味しい。

2030 選択が終ったので部屋に干す。

ほぼ2週間分の衣類を洗ったので部屋のあらゆるところに干す。
ここに3連泊なので十分に乾くだろう。

2300 食べ飲みしながら書いていたブログが終了、公開。めでたしめでたし。

■本日のお酒

純米酒 黒牛(くろうし) 
名手酒造店 和歌山県海南市の酒蔵
すっきりした中にもほんのりと美味しく、とれとれ市場で買った肴と相性が抜群です。

■本日のデータ
とれとれ市場 南紀白浜では、一般的には入手しにくいものが多数。
安くはないが妥当な値段。

■本日の宿
白浜に近い民宿。洗濯機の使用が無料。いい宿だ。
ジープのタイヤは4階のエレベーター前に飾ってあるし、モーターパラグライダーは、受付の上に鎮座している。
ご主人にそのことを話したら、どちらも自分のもの。4階のは乗っていたジープのタイヤで、モーターパラグライダーは自分の使っているもの。面白いご主人だ。