2021/10/29 英虞湾クルーズのあと、展望台/灯台を巡る(D348)

さて、今日は、まず英虞湾(あごわん)クルーズだ。
ここ賢島のクルーズ船は、賢島エスパーニャクルーズという豪華な船(1600円)と、賢島遊覧船組合がやっている小さい船(1400円)の2種類がある。
どちらも遊覧時間は50分。
小さい船の方が面白そうだし安いので、小さい方に乗ることにした。

0900  賢島遊覧船組合 のチケット売場に行く。チケットを買おうとすると、09:30発は乗客が私だけなので欠航だという。
ガーン!!!
次の10:30発は必ず出航するというので、それに乗ることにした。
席は先着順なので、二階席を取りたいなら30分ぐらい前から乗船したほうがいい、とアドバイスを受ける。
了解。

待っている間、クルーズのあとの予定を考えたり、賢島巡りをしたり。

チケット売場の向かいは松井真珠店。立派な店構えだ。

松井真珠店の裏側。昔はかなり儲っていたのだろう。

1000 チケット(1400円)を買い、乗船する。

船の前から乗り込む。
船内を通過して、後ろの階段から二階に登る。

あとから二階席にやってきたご夫婦と記念写真を撮りっこ。
よく晴れた青空が気持ちいい。
後ろに見えるのは松井真珠店。

小学生の団体さんが見える。修学旅行かな。

09:30に出航していた豪華なクルーズ船が戻ってきた。乗客が降りている。

1030 時刻ピッタリに出航。

クルーズ船は、ゆっくりとバックして桟橋を離れる。
二階席は満席。

船が回転し、沖の方を向き、豪華な船の脇を通り過ぎる。

お~い。は~い。
豪華な船と小さい船で乗客が手を振りあっている。みんなウキウキ。いいね。

豪華な船は間近で見ると大きい。二階建てになっていて、三階に甲板がある。

いよいよ、英虞湾(あごわん)巡りの始まりだ。

真珠貝の養殖イカダ。あの下で真珠貝がパールを作っている。

真珠の核入れ手術をする小屋。誰もいない。
コロナで観光客が激減して休業状態。
もっとも、この作業は春に行うことが多いので、今は時期ではないだけかも。

こちらは釣り人のイカダ。乗せてきた船が釣り人を残して帰っていく。
迎えに来るのは夕方5時ごろだそう。
一日中、釣り三昧だ。釣り好きな人にとっては天国だね。
釣りに興味がないと地獄だね。
茶色の箱はトイレ。といっても目隠しだけなので、出たものは海へ直行、らしい。

こちらには白いブイが並ぶ。下は、真珠だったり、牡蠣だったり、いろいろ。

英虞湾を南に向かう。
風が強い。解説の声がスピーカーから出ているのだが、ほとんど聞こえない。

と、ここでカメラのバッテリー切れ。
えっ、夕方までは大丈夫なはずだが、、、
しまった! 充電し忘れた! 予備のバッテリーは置いてきたし、、、

というわけで、ここからはスマホでの撮影に切り替え。

(株)ミキモト 多徳養殖場。
今は記念として残してあるだけ。と船長。現在、本社は鳥羽にある。

英虞湾には、いたるところにブイやイカダが。

英虞湾を象徴する風景を芸術家風に撮ってみた。
スマホでも撮れるもんですね。

RIAS by Kokotxa というバスク料理レストラン。
後ろの白い建物は、志摩地中海村というヴィレッジ&ホテル。
賢島の向かいの岬にある。

賢島に戻ってきた。英虞湾巡りもそろそろ終わり。

1125 帰港。

55分間の航海だった。
少し余分に回ったので長くなっちゃったね。と船長。
いえいえ、長くなるのは大歓迎でございます。と乗客みんな大満足。

1140 宿の奥さまに教えていただいた横山展望台に向かう。
G7サミットの記念写真はここで撮影したことで有名な展望台だ。

賢島大橋からの風景。
川ではなく海です。右手が賢島。

1215 横山展望台の近くに到着。

なんと、二輪車進入禁止。車はOK。
理不尽だ! と思ったが、事故とか暴走とか、過去に経緯があったのだろう。
ここは、おとなしく、おとなの対応。相棒バイクを近くの駐車場に置く。

車道を歩いて登ること8分。

展望台の入り口に着く。

けっこう広いエリアに広がっている。一種の公園だね。

テラス&展望台が5つある。

木道のスロープを登り、まず横山天空カフェテラスに向かう。

3分ほど歩いてテラスに到着。
確かに英虞湾全体が良く見える。

後ろにはカフェ。
あの上も見晴らしがよさそう。

カフェの上から。
広いテラスでは、みんなが思い思いに記念撮影。
カメラを頭の上に上げて撮影している。腕で〇を描いているわけではない。

木もれ日テラス。
こっちの人は自撮り棒。

そよ風テラス。

テラスからの風景。

みはらし展望台。

展望台からの風景。
高い位置にあるので、湾がよく見える。いいね。

あご湾展望台。
英虞湾の銅製リーフレットがある。空から見た風景。いいね。

写真を撮りながらゆっくり歩き、テラスからここまで25分。そこそこ距離がある。

さて、戻ろう。

戻る途中、富士見台という場所があるのに気づく。
空気が澄んでいれば、写真のように富士山が見えるらしい。

写真の方向を見てみた。
う~ん、残念。今日は心眼で見るしかないな。

テラスから木道スロープを下る途中の風景。
阿児町(あごちょう)にある、ピンクのイオンが目立つ。

1340 宿の奥さまに教えていただいた大王埼灯台(だいおうさきとうだい)に向かう。

1410 相棒バイクを駐車場に停め、灯台に向かう。

途中にある神社。鳥居と格子の組み合わせがいいね。

波切神社。

鳥居の横から見える風景。
白波と大王崎灯台。絵になっている。

灯台に着く。

「登れる大王崎灯台」の看板。
日本には登れる灯台が16ある。逆に言えば16しかない。
登れる灯台は貴重なのだ。

登れる灯台の観光面を管理しているのが、公益社団法人 燈光会(とうこうかい)。
寄付金の使い道などが説明されている。
納得。
串本町の潮岬(しおのみさき)灯台も燈光会が管理していたのだ。
潮岬灯台も、このような説明なら納得したのに。

おまけ情報
串本町ホームページでは潮岬灯台の300円は「入場料」となっている。
燈光会としては、あくまで「寄付金」。このズレが面白い。

灯台入口。

二階へ向かう。元AKB篠田麻里子さんがお出迎え。

二階。ギャラリーになっている。

螺旋階段を登り、光源の下までたどり着く。

デッキに出る。光と影の模様が美しい。

周囲の風景もグッド。

灯台の影が海に落ちる。ただいま14時38分59秒。

遠く、貨物船が行く。私の好きな風景。
最大の望遠(720mm)にして撮影。

大王崎灯台ミュージアム。
灯台のすぐ隣。入場料は寄付金300円に含まれている。いいね。

大王崎灯台の模型。よくできている。

建設当時のレンズが展示してある。赤いボタンを押すと動く、と書いてある。

押してみた。

レンズがぐるぐると回転し、周囲の壁に光を投げる。楽しい。
光は弱くしてあるので目に入っても大丈夫。

1515 次の目的地、安乗埼灯台(あのりさきとうだい)に向かう。

1540  安乗埼灯台の駐車場に到着。

16時で灯台が閉まってしまうので、急いで灯台に向かう。
外観の撮影は後回し。

安乗埼灯台に着く。四角い形状が独特だ。

受付。
ここにも燈光会の説明が貼ってある。大きくて読みやすい。いいね。

急いで階段を登り、光源の下に着く。

比較的新しい光源だ。

スイッチが並ぶ。
ついつい触りたくなるのが悪い癖。我慢、我慢。
小学生のころは、手当たりしだいに触っていたから、毎日、誰かに叱られていた。

灯台の影が海に落ちている。太陽の光が弱くなったのでぼやけているが。
現在15時55分34秒。

階段の壁にコンテスト金賞の絵が飾ってある。
灯台の外壁にこの絵がラッピングされている、とある。

行ってみよう。

なるほど。いいね。

絵をアップで。
これだけ大きいと迫力あるね。

夕陽を浴びる安乗埼灯台。壁面がとても美しい。

全国の登れる灯台16基。
東海や関東にもあるから、これから行くところには立ち寄ってみよう。

すっかり遅くなってしまった。
今日の宿は伊勢。パールロードを走って鳥羽経由で伊勢に向かおう。

パールロード、面白展望台からの風景。

写真を撮っているうちにすっかり日が暮れてしまった。
今日も夕焼けが美しい。

1900 スーパーマーケットで夕食を買い、宿に着く。

夕飯は、ラーメンスープとカット野菜と焼き餃子を使ったオリジナルスープ餃子。
寒くなると温かいものが美味しい。

■本日のデータ
登れる灯台:「寄付金」300円。入場料ではありません。

■本日の宿
伊勢。ビジネスホテル。
ボイラーの故障で部屋のシャワーの温水が出ない。水だけ。
大浴場も湯船は使えるがシャワーの温水は出ない。水だけ。
大浴場に行き、水で頭と顔を洗い、湯船で温まる。
明日は修理済みであることを心から願う。

2019/11/21 大阪から奈良 吉野山へ(D273)

今日は、桜の名所、奈良 吉野山に行く。
ここは世界遺産にもなっている。
来年、桜の咲くころ来たいと考えているので、紅葉を観ながら下見というわけ。

スバル360。
懐かしい。スバルショップ吉野というお店の野外展示。

近鉄吉野線沿いに走る。そろそろ吉野駅だ。

吉野駅の脇を通り過ぎ、中千本と言われるあたりを目指す。
細く急な坂道を登り、宿に到着。

宿の蔵には干し柿が。
夕陽を浴びて輝く。蔵に落ちる影もいい。

日暮れまで宿の周りをウロウロ。

吉野山の紅葉。
桜は終わったが楓はまだまだ。

日没の空。
この微妙な色合いがいい。

雲の形が面白い。

ジェット機がどんどん上昇していく。
飛行機雲が夕陽に光る。
あっと言う間に見えなくなった。一瞬のできごと。

再び夕焼けに目を戻す。
陽が沈んだあとの空が真っ赤に染まっていた。

【本日のデータ】
吉野山:桜のエリアが、下千本、中千本、上千本、奥千本の4つある。徒歩で全部回るには2日ぐらい必要。周辺には売店やコンビニがない。飲食店も少ない。
いつもは素泊りなのだが、今回は2食付きで予約。

【本日の宿】
吉野山の中千本と上千本の間あたり。瀟洒な造り。敷地内に蔵がある。
夕食が美味しかった。食事つきにして大正解。

2019/11/12 城崎温泉、玄武洞、コウノトリ郷公園、伊根の舟屋をめぐる(D265)

今日は天橋立に向かう。途中、いろいろ観る予定。

まずは城崎温泉(きのさきおんせん)をめぐる。昨日は雨がパラついてゆっくり回れなかったのだ。

木屋町通り。まんだら湯あたり。

反対側の堀の向こう。蔦が美しい。

木屋町通り。木屋町小路と桜並木を背景に記念撮影。

木屋町通り。木屋町小路前。

木屋町通り。橋の欄干の桜がいいね。

湯の里通り。カフェ前で。

湯の里通り。御所の湯。

北柳通り。柳湯。

玄武洞に向かう。

円山川の中州。ススキが美しい。

玄武洞。
凄い迫力。こんなに迫力があるとは思わなかった。
向きが異なる柱状節理がぶつかり合っている。面白い。必見。

青龍洞。
玄武洞から50mぐらい。美しい柱状節理に圧倒される。こちらも必見。

左手をアップで。柱状節理の向きの変化が面白い。

兵庫県立コウノトリの郷公園。
向こうの建物がコウノトリ文化館。行ってみよう。

こういう協力金は必要だ。観光地ではもっと導入した方がいい、と思う。
千円札しかなかったので、窓口で崩していただき、100円を箱に入れる。
賛成するなら千円札を入れろよ、という声が聞こえてきそうだ、、、

コウノトリ文化館にある、コウノトリ生育展示エリア。十羽ほどがいる。
小さな白い点がコウノトリ。

アップで。コウノトリを見たのは初めてだ。
この大きさなら赤ちゃんを運べそうだ。

ときどき羽ばたく。羽を切ってあるのでエリア外には飛んで行けない。
成長すると羽を切らず、自然に返す。
ここ豊岡市には200羽以上のコウノトリがいるとのこと。

自然に返されたコウノトリ。すぐ隣の田んぼにいた。

近づいて写真を撮ろうとしたのだが、、、

ああ~あ、飛んで行っちゃった、、、
飛ぶ姿が優雅だ。この写真が撮れたので良しとしよう。

70km、2時間ほど走り、伊根の舟屋(いねのふなや)に着く。

1階部分が船の格納庫になっている。面白い造りだ。

このような造りの家が2km以上も続く。200棟以上あるらしい。

天橋立近くの宿に向かう。

夕暮れの空が美しい。

天橋立付近で日没。空のグラデーションと海面に反射する光。どちらも美しい。

【本日のデータ】
玄武洞:5つの洞がある。玄武洞と青龍洞は一見の価値あり。強く推奨。無料。
コウノトリ文化館:コウノトリの繁殖・養育をしている。双眼鏡を持参するとベター。入場無料。協力金100円。
伊根の舟屋:家の造りが面白い。この造りはおそらく日本ではここだけなのでは。海外にはありそうだ(未調査)。外から観るだけなら無料。有料で内部を公開している家もある。宿泊業をしている家もあるので、泊れば内部を見られるはず。

【本日の宿】
天橋立付近。古い小さな観光ホテルの別館。
大きな軒先の下に洗濯機が並んでおり、バイクはその脇に駐車。