2019/5/13 与論島をグルっと一周(D176)

今日は沖縄本島を離れ、与論島へ行く。
鹿児島行きのフェリーに乗って途中下船するのだが、このフェリーの出航が早い。

0430 起床。荷物をまとめ、出発準備。

0530 宿を出発。

0600 フェリーターミナルに到着。手続き。

0630 乗船。

0700 出航。

出航直後の風景。朝の光がすがすがしい。
那覇、沖縄、お世話になったみなさん、さようなら。

0730-1130 朝食&ブログ書き

昼食の営業が始まる1150までレストランが解放されている。
給湯機の使用も自由。
テーブル1つを占領し、ノートPCを広げてブログを書きなながら、
コーヒーを入れて飲みつつ、昨日買っておいたパンを食べる。

あっと言う間に4時間経過。

1150 与論島に到着。

これが乗ってきたフェリー。ターミナル付近は岩場だ。

高台からの眺め。海の色の微妙な変化が美しい。

ヨロン島は、周囲がサンゴ礁で囲まれていて、内側に浅い海域がある。色が美しいのはそのためだ。「東シナ海の真珠」と言われるらしいが、空からの写真だと、ルビーやエメラルドに近い。

1215 与論島一周開始。港から時計回りにグルっと回る。

与論空港。
修学旅行で到着したらしい女子高生。楽しそうにはしゃぐこと、はしゃぐこと。
若いっていいなあ。

ヨロン駅。隣の駅は、沖縄と鹿児島。

駅の後ろの風景。どこも海が美しい。

待合い所。
「天の川銀河鉄道本線」とある。
きっと、列車名は「999」、不定期運行。乗れるかどうかは運しだい。

列車には乗れそうもないので、せめて記念撮影。

与論島は、実は、ヨロンパナウル王国という独立国。「パナ」は花、「ウル」はサンゴ礁。花とサンゴ礁の王国、という意味。1983年に独立している。
写真右上の丸いのが、ヨロンパナウル王国の紋章。

ヨロン駅付近からの風景。乗ってきたフェーリーが見える。鹿児島向けて航海中。

ウドノスビーチ。

海岸沿いに少し走るとこんな光景が、、、

回り込んでみる。

こんにちわぁ~。それは何ですかぁ? 何をしてるんですかぁ?

ああ、これ? ガラパゴスっていうの。木を細かく砕くんさ。
今、修理中。

ここで砕くんですね。人が落ちたらイチコロですねぇ。

まあな。あっちに砕いたやつがあるよ。行ってみな。

ありがとうございます。

こんにちはぁ~。これがあっちの機械で砕いたやつですか?

これは砕く前。砕いたやつは、あっち。何? 業者?

いやいや、ただの旅行者。あっちの機械、初めて見たもんで。
ガラパゴスって言うんですね。

いや、ガラパゴスはコマツの製品の名前。木材破砕機。

ああ、製品名なんですか。変だと思った。ありがとうございます。

砕いたやつ。なるほど。こうなるのか。

少し走ったところのビーチ。名称不詳。
小さなビーチがたくさんあるので、詳細記録なし。

少し走ると、またビーチ。

(たぶん)何かの動物の穴。カニ? あちこちにある。

次の浜に向かう。

キジだ。赤い頭が見える。一瞬にして見えなくなった。

アイギビーチ。

ビーチに向って道をくだる。

浜に降りて振り返ったところ。尖った岩場だ。登山靴だからいいけど。

岩と岩で遮られたプライベートビーチ。砂が綺麗。パノラマで撮ってみた。

メーラビーチ付近。

そこから少し走ったところ。

右手を見たところ。

こんな感じで岩場と砂浜がセットになって次々と続く。

寺崎漁港。

防波堤で釣りをする二人。

ここを歩いて行ってみた。

餌を付ける男性。笑いながら待つ女性。
防波堤で釣デート。いいね!

こんにちはぁ~。すみませ~ん。何が釣れるんですかぁ~。

今日、釣ったのはこれ。〇△◇と&#$(忘れました)。

見せていただいたのがこれ。どちらも綺麗な魚だ。

男性が一匹を捌いて内臓を出し、こちらに見せてくれた。

ヒレが美しい。

どうもありがとうございましたぁ~。

防波堤を歩いてバイクに向かう途中、、、

カニだ。ササっと見えなくなった。

こちらにも。

田んぼ? 田植えが終わったところ? 与論島でお米が作れるのか?

寺崎海岸。

こんな碑がある。

トゥマイとティララキの夫婦(めおと)龍(寺崎海岸)

こっちがトゥマイで、

こっちがティララキ。

だってさ。
もう少しまともなストーリーにしてほしかったなぁ。

叫ぶカバ。

さらに走る。

またビーチ。

なぜエンジンが岩に干してある?

舟が少しずつ陸に上がっていく。

見上げると漁師さん。
ジャッキで舟を巻き上げている。
タコを獲っていたとのこと。遊び・趣味程度にやっているらしい。

お墓の脇を通る。
と、、、ヨロン駅で見たようなものが、、、
あの向こうに何があるのか?

行ってみた。

浜辺だ。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1353991-1280x853.jpg です

事前に生えたとは思えない植物。

大金久海岸に着く。

ここもヨロンパナウル王国の支配下。

浜に向かう。

左はお土産物店。
老練な営業手腕をお持ちのご婦人方がいる。
前を通るときには気を引き締めてどうぞ。

百合ヶ浜は、大潮の干潮時にだけ現れる砂浜。
残念ながら大潮の時期は過ぎてしまった。
並ぶのはグラスボート。サンゴ礁を見に行くツアー用。

赤崎海岸サンライズ浜。ここも王国の支配下。

浜へ出る。

赤崎灯台が見える。

もう17時30分を回った。海岸を回るのはここまでにして、与論城跡を見に行こう。

与論城跡。

石垣と鳥居。そして鯉のぼり。

「地主」と書いて「とこぬし」と読む。
鳥居の錆びが痛々しい。

さあ、日が暮れる前に宿に着こう。

【本日の宿】
茶花海岸近く。ヴィラ形式。新築して営業開始2~3年。宿の数が少なく選択肢が限られる。

【本日のマニアック】

【本日のデータ】

●ヨロンパナウル王国

1982年から始まったミニ独立国ブームで生まれた国の一つ。井上ひさしの小説『吉里吉里人』がヒットしたのをきっかけに、岩手で「吉里吉里国」が生まれたのが第1号。最終的には200国を超えたらしい。

ほとんど立ち消えになっている中で、活動中なのが素晴らしい。
バカバカしいと言わずに、シャレに付き合うほうが楽しい。

●ガソリンメータと残量の関係

「E」の上半分を指している状態で、3.17リットル給油。
残量は約0.8リットル。あと40kmは走れる計算。

2019/5/12 ブログ書きと計画立案(D175)

雨が降ったり止んだりしているし、昨日と同じ宿なので、のんびり。

溜まったブログを書きつつ、明日からの計画を立案。
フェリーの時刻確認、宿の確保などなど。

明日は早いので早く寝ます。

【本日の宿】
那覇フェリーターミナル付近。3泊め。

2019/5/11 世界遺産 識名園を散策(D174)

沖縄の世界遺産群でまだ行っていないのが識名園(しちなぬうどぅん)。
首里城の南にあるので南苑(なんえん)とも呼ばれる。
琉球王国最大の別邸で保養や接待に使われていた。

今日はここにいく。

入口。右手がチケット売場。観覧料400円。

入るとすぐ番屋がある。門番さんたちの詰所。

正門に向かう。沖縄では大きいガジュマルがどこにでもある。

いわゆる回遊式庭園なので、中心となる池に向かう道を進む。

池の前に出る。

池の左手にある、育徳泉(いくとくせん)。
水が信じられないほど透き通っている。
この水はどういうルートでここに来るのだろうか?
雨水が入って濁ることはないのだろうか?
不思議だ。

水の中に黒く見えるのは、シマチスジノリ。
淡水に育つ紅藻類(こうそうるい)。もずくみたいな感じ。
育徳泉のこれは天然記念物に指定されている。

御殿(うどぅん)。
国王などが過ごす建物。525平米、159坪もある。

建物の中を覗き込んで、入ろうかと迷っていた。靴が登山用なので、脱いだり履いたりがめんどくさい。
すると、こんな声が聞こえてきた。

すみませ~ん。廊下に座っての飲食はやめていただけますか。汚れるとまずいので。
私、ここの学芸員です。休暇中なのでこんな(ラフな)格好ですけど。

見ると、数人の年配者グループが注意されている。

すみませーん。そう言って年配者グループは素直に飲食をやめた。

おっ、学芸員さんか、チャンスだ。そう思い、質問。

あのぅ、休暇中のところ、すみません。ちょっとお教えいただけますか。
パンフレットに、明治末期から大正のはじめころ増改築された、ってありますが、具体的にはどのような内容だったんですか。

ああ、そうですね。ちょっとこっちへ来てください。と言って靴を脱いで廊下に上がる。
そこで靴を脱いで廊下に上がって。そう言って先に進んでいく。

しまった。これじゃ、上がるしかない。
靴を脱ぎ、廊下に上がる。

はい、こっちへ来て。これ見て。

ほら、この図のね、この部分。
※赤線の部分。赤線は写真に追加。現物にはない。

この、台所などの部分が増築されたと考えているんです。
増改築よりも古い時代の図面にはこの部分がないんですよ。

なるほど、そうなんですね。
もう一つ、いいですか。ここに「あめはし」ですか、「雨端などに民家風の趣を取り入れています」って書かれていますが、これはどの部分のことですか。

ああ、「あまはじ」ですね。「雨端」はここです。

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は P1353528-e1557745988883-853x1280.jpg です

外へ大きく突き出した庇(ひさし)がありますよね。この部分のことです。このような部分を「雨端」っていうんです。

なるほど。庇が二重になっていますね。面白いですねぇ。

そのあとも少しお話。
ここは最近まで尚国王の末裔が所有していたらしい。
先の大戦で破壊されたのを復元したのは尚家末裔とのこと。補助金は出たようだが。

ニュースTV取材撮影が入る予定なども教えていただいた。
学生の姉妹がここで琉球舞踊を踊るらしい。
QAB琉球朝日放送、5月14日18時からのニュースで放映予定。

ーーーーー
と、ここまで書いて、今の日時を確認。
5月14日19時07分。

ああ、過ぎちゃった。
奄美大島に向かうフェリーの中なので、電波が届かず、TVは映らないのだが。
ーーーーー

せっかくのお休み中、お時間取らせてすみません。ありがとうございました。

せっかく上がったので、一通り見ることにした。

正面玄関から右手を見たところ。向こうに雨端が見える。
手前の部分は、雨戸を跳ね上げて庇のようにする造り。合理的だ。
工夫すれば今の住宅にも応用できそう。

雨端に面した部屋。写真左手の明るいところが雨端。
手前から向こうへ、大広間、二番座、三番座。

台所や雪隠も撮ったが、長くなるので割愛。
※雪隠(せっちん):トイレ。語源はいろいろある。当時の琉球でこの言葉を使っていたかはわからない。

御殿の前から池を見たところ。
左手に六角堂、右手に石橋。

2つの石橋。こういうの、なぜか渡りたくなる。

石橋を渡る。アーチの一番上を通るときが楽しい。

六角堂。
向こうに御殿が見える。
手前の橋はRを描く3段が1つの石。継ぎ目がない。

橋の手前が花壇になっている。
この花は今までにも何度か見かけたが、ランタナという名前だと初めて知った。

御殿と反対側の小高いところからの風景。
回遊式庭園は景色の変化が面白い。
うちも回遊式庭園にしようかな。
う~ん、広さが少しばかり足りないか。

滝口。
池からあふれた水が落ちる。
落ちるのは水だけにしてほしい、ということなのか、私の前には柵がある。
写真は手を思い切り伸ばしてノーファインダーで撮ったもの。

舟揚場(ふなあげば)。
池に舟を入れたり揚げたりするところ。
舟から見る風景も面白そうだ。オプション料金が必要でもいいから、「識名園で舟遊び!」みたいなサービスがあるといいなぁ。

勧耕台(かんこうだい)からの風景。
勧耕台は、沖縄本島の南部地域を見渡せる展望台。
ここから見えるのは海が全く見えない大陸的風景だ。
ということなので、本当なのか、パノラマで撮ってみた。

確かに海は見えない。ような気がする。雲か水平線か見分けが難しい。

さて、識名園の近くには、面白そうな関連遺跡がある。
厳選して、いくつか行ってみることにした。

まず、沢岻(たくし)親方の墓へ向かう。
※親方(うぇーかた):琉球王国の称号の一つ。王族の臣下中、最高位。

Googleマップにセットして向かったのだが、付近まで行ったあと見つけられない。

やっと見つけた。
写真の正面、階段を登ったところに解説らしきものが見える。
入口はこの道だけなので、発見したときの満足感が大きい。おススメスポット。
ただし、車だと停める場所がない。こんなとき小さいバイクは便利だね。

沢岻(たくし)親方の墓。
石と苔のハーモニーが絶妙。ビジュアル的に好きなタイプの遺跡。

ハンタガー。
ハンタ(端)にあるガー(井戸・泉)だからハンタガー。
地域の飲料水や生活用水として利用されていた、との解説がある。

ヒジ川橋。
石造りアーチ橋。17世紀半ば以前の建造。
アーチが一つなので単拱橋(たんきょうきょう)という分類。難しいね。
アーチが二つだと眼鏡橋(めがねばし)。これはわかりやすい。

橋の手前の石が敷かれたところが「取付道路(とりつけどうろ)」。
橋に取り付けられた道路、ということ。
アーチを描く橋を渡りやすい、いい感じの角度になっている。

反対側。
アーチ状の石に相方積み(あいかたづみ)の石が乗り、その上に布積みの石が乗る。石の組み合わせ方がよくわかる。

金城町(きんじょうちょう)石畳道(いしだたみみち)。
首里城から識名園に向かうために造られたかのような場所にある。
まあ、実際にそうだったと思う。

識名園側から首里城に向かって登る。

途中にある分岐点。

左に進むと、金城(カナグスク)大樋川(ウフ フィージャー)。
共同井戸。

金城村(かなぐしくむら)屋(やー)。
分岐点にある建物。住民に開放されているらしい。子供たちが遊んでいる。
自治会館みたいなものか。

さて、気になり始めたのが「金城」の発音。

金城町は、きんじょう ちょう。
金城大樋川は、かなぐすく うふ ふぃーじゃー。
金城村屋は、かなぐしく むらやー。

「金城」と書いて、「きんじょう」「かなぐすく」「かなぐしく」の発音。
漢字だけ見て、正しい発音をするのは至難のわざ。

と言うことは、さておき。
分岐点まで戻り、右手に向かう。
少し登ると、金城町 大アカギ、と標識がある。こちらに行ってみよう。

百合が咲く、歴史の散歩道。

内金城(うちかなぐすく)の御嶽(うたき)。
石が円形に積まれているところがそれ。
右手前の樹木は5本ある大アカギのうちの一つ。

近くの御嶽(うたき)。名称不詳。
こちらも、裏に回ると石が円形に積まれているのがわかる。
後ろに見える樹も大アカギ。

奥に進むとさらに大アカギが2本。奥の太いのは樹齢300年。
ロープが張られていて、これ以上は進めない。

石畳を戻る。

同じ道なのに、戻り道は違う風景に感じられる。特に坂道はそう。
いい感じの門がある。

格子の間から覗いてみた。

音楽喫茶 Music cafe
音猫 OTONEKO

休み CLOSED

OPEN 日曜日&気分曜日
Time 10AM~夕方(evening)

いいねぇ、このアバウトさ。

中から音楽が聞こえてきた。(たぶん)ご主人は在宅。
今日は土曜日。気分曜日ではなかったわけね。

【本日の宿】
那覇フェリーターミナル付近。2泊め。

【本日のデータ】
観覧料:400円(おとな)
学芸員:休暇中、担当エリアに遊びに来る。勤務外でも真摯な対応が素晴らしい。