2019/5/2 大石林山を歩く(D165)

今日は、昨夜のゆかいな仲間たちが勤務しているという大石林山(だいせきりんざん)に行ってみよう。
ついでに、沖縄本島北端の辺戸岬(へどみさき)にも行こう。
さらに時間があれば、山原(やんばる)エリアの東側をツーリングしよう。

と、盛りだくさんの計画で出発。

やんばるエリアの西海岸での風景。赤いのは釣り人。何とかダイが釣れるらしい。

海岸線は岩場だらけ。
山原(やんばる)というのは、その字のとおり、山と原っぱということ。

北端が近づく。

茅(かや)打ちバンタ。バンタは崖。80mの断崖とのこと。
茅を投げると吹きあがるほど風が強い、というのが名の由来。

大石林山が見えてくる。あの高いところ全体を指すらしい。

右手の白いのがチケット売り場&コース入り口。

チケット売り場の脇が石の博物館になっている。

チケットを買う。
ゆかいな仲間たちが真面目に仕事をしている。感心感心。

チケット売場から精気小屋まではシャトルバスが出ている(白い道)。
グリーンの道を歩いても行けるので、歩くことにする。
精気小屋から、黄色のコースとブルーのコースを回る。
2~3時間あれば大丈夫だろう。

東前(アガリメー)という拝所。

御願(うがん)ガジュマル。
このあたり、ガジュマルはたくさんあるが、これは大きい。

こちらは、恋人たちの何たら(縁結びの何たらかな)というガジュマル。

ソテツ群落。

老人亀だか、年寄り亀だか、という岩。
宇宙人だの、烏帽子だの、いろいろな名の付いた岩がたくさんある。
昔から名前が付いているやつ、最近小学生が付けたやつ、いろいろあるらしい。
岩が何かに似ていると思えば、キリがない。

で、以降、岩の名前は無視。
印象に残るものだけ撮ってみた。

巨人のこしかけ。真ん中の凹んでいるところに座るということだな。

無名。

無名。

ダルマ岩。
チキンナゲット、のほうが似ていると思う。

立ち神の大岩。
う~ん、神というより、便秘のときのウ〇チに見える。

悟空岩。孫悟空が生まれた場所に似ているらしい。
ここはそれっぽい。って、その場所を見たことないけど。
せっかくなので記念撮影。

アマミキヨ・シネリキヨ。
アマミキヨは琉球神話の女神。阿摩美久と書く。
シネリキヨは男神。ふたりは夫婦。
琉球では女神のほうが格が上。男子禁制の聖地も多い。男はつらいよ琉球版。
琉球神道についてはWikipediaをどうぞ。

海が見える場所に出る。みな見晴らしがいいとこが好き。

骨盤岩。
女性にご利益があるらしい。

生まれ変わりの石。
3回くぐると新しく生まれ変わる、と案内板に書いてある。

近くにいた大学生が、えぇっ、今、生まれ変わったら困るよぉ、と叫んでいた。

おっしゃるとおり。
私もまだ生まれ変わるには早いので、くぐるのはやめておこう。

美ら海展望台。

右手を見る。台地の上のほうなのがわかる。

そろそろ終盤。精気小屋に向けて下る途中で、振り向いた風景。

月桃が群生。

結局、2時間30分。
チケット売場に戻ると、ずいぶんゆっくりしてましたね、とゆかいな仲間。
まあね。どこへ行っても標準の1.5倍かかるの。写真撮ってるから。

辺戸岬(へどみさき)に向かう。

駐車場脇の展望所からの風景。新しいビルの屋上を解放中。

駐車場に入ってきたバイク。
ヘルメットの上に GoPro というカメラを付けている。走行中の動画を撮るのだ。
バイクの装備もマニアック。好き者はどこにでもいる。

なぜか仏像。向こうには、やんばるくいな展望台。

行ってみた。

巨大な山原(ヤンバル)水鶏(クイナ)。
※山原に住む水鶏、ということ。飛べない。

登ってみた。

最上階(4階)からの眺め。辺戸岬が見える。
普通の展望台にしてくれたら、もっと眺めがよかったのに。

少しゆっくりしすぎた。東側ツーリングは諦めて宿に向かう。

奥鯉のぼりまつり。「奥」は地名。国頭村にある。

それぞれの想いを乗せた鯉のぼりが泳ぐ。

【本日の宿】

オクマビーチのすぐ隣。Maki’s guest house へちま荘。3連泊の2日目。

【本日のデータ】

大石林山:入山料 900円(シニア) ※1200円(大人)

2019/5/1 令和初日、雨、散髪、そしてゆんたく(D164)

今日から令和。
ということには関係なく、朝から雨。
今日は、名護から30kmほど離れた奥間(おくま)ビーチに移動するだけなので、1時間も走ればOK。のんびりいこう。

ということで、令和になったことだし、元日本兵の風貌を改めるべく、散髪することに。

ネットで探して宿の近くの理容店に行く。

70歳台のご主人と散髪しながらいろいろお話。

名護市の市役所? デザインが面白い?
なに言ってんの。あれは最悪だね。
エコデザインとか言って、自然の風を入れるからクーラーなしで大丈夫という話だったの。それで建築デザイン賞を取ったみたいね。
でも、実際、風は入るけど、その風が熱いわけさ。そりゃそうだよ沖縄だもの。
夏はさ、外の空気なんて熱風だよ。ムンムンしてる。
で、結局、クーラーなしじゃ無理だ、ってなって後から入れた。
今じゃ全然エコじゃないよ。
それに使いにくいよ。移動するとき外へ出なきゃいけなくて。暑いし、雨に濡れるし。
建て直そうかって話も出てるらしいけど、お金がないから無理だね。

うわっ。散々な評価。

そうなんですか。見た目だけじゃわかんないもんですね。

名護市役所! ますます興味がわいてきた。
今日は雨なので行かないが、チャンスがあればしっかり見て入って体験しよう。

散髪のあとは、シャンプーとマッサージ。首と肩を揉みほぐしていただく。
お茶をご馳走になっているうちに雨が小康状態に。

12時だ。そろそろ行こう。
散髪代は2000円。マッサージと市役所情報付きでこの値段。安い。

走り出したら雨が激しくなってくる。
令和初日だというのに、何てことだ。

沖縄の道路は滑りやすい。
ほんの少し強くブレーキングしただけで、後輪がズルっと横滑り。
うわっ! と冷や汗。

神経を集中して運転し、写真も撮らず、14時ごろ宿に着く。

オクマビーチ&リゾートという高級リゾート施設の隣の民宿。
安く泊まって、ビーチ&リゾート施設&高級感をタダで利用しようという計画。

部屋の掃除は終わっているからチェックインOK、ということでチェックイン。
宿の案内を受けながら、ご主人(女性)といろいろお話。

福島県出身。アルバイトで国頭村に来たのがきっかけで移住。
その後、消防士の旦那さまと結婚。
(たぶん)30歳台。まあ、若めに書いておけば問題ないだろう。
とにかく、話好きのいい人。

夕方、ご主人から連絡があり、知人たちと飲むから来ない? というお誘い。
もちろんOK、と即答。

19時半から22時過ぎまで、私を含めて6人でゆんたく。
というより、仮装パーティ。

向かって左から、宿のご主人、カエル、村のゆかいな仲間たち3人+仙台から来た好青年1人。

マリオの兄 ルイージは、村のゆかいな仲間たちの一人。
隣のカエルとはミドリの仲間になったばかり。

【本日の宿】
奥間(オクマ)ビーチ付近。楽しいご主人とその仲間たちがいるところ。
3連泊の1日目。

お世話になったので少しPR
Maki’s guest house へちま荘
https://hechima-sou.eyado.net/

ゆるゆる過ごしたい人、お友達を作りたい人、オクマリゾートの雰囲気だけ(安く)味わいたい人にオススメ。

【本日のデータ】
ソーメンチャンプルーが美味しかった。ゴーヤチャンプルーのゴーヤとお豆腐を少なくして茹でたソーメンを入れるだけ(だと思う)。わが家でも作れる(はず)。

「まるた」という泡盛が美味しかった。宿がある国頭村(くにがみそん)の、やんばる酒造製。20度なのでマイルド。
ゆかいな仲間たちは、居酒屋に1升瓶をキープしてある。


2019/4/30 フクギ並木&今帰仁城跡&古宇利島(D163)

今日は、美ら海水族館の近くを通り抜け、フクギ並木を見て、沖縄世界遺産群の一つ今帰仁城跡(なきじんぐすくあと)へ行く。
時間があれば古宇利島(こうりじま)にも行きたい。

宿を出発するとき、お母さん、娘さん、お孫さんの女性4人にお見送りしていただく。さらに、ジューシーのおにぎりまでいただく。ありがとうございます。
※ジューシー:沖縄の炊き込みご飯。

沖縄美ら海水族館がある海洋博公園へ向かう途中、こんな建物が、、、

バベルの塔日本版?

ではなく、熱帯ドリームセンター。海洋博公園の中の建物の一つ。

この看板の写真、4年間に女王陛下と来たときに入った記憶がある。
ただ、この外観は見た記憶がない。

エメラルドビーチ。ここも海洋博公園の一部。

フクギ並木通りの入り口に着く。備瀬集落の中にフクギが植えられている。

フクギのトンネルの向こうに伊江島(いえじま)が見える。
真ん中の尖っているのが城山(ぐすくやま)

海岸を歩く。

集落を歩く。

フクギはもう満腹だよぉ~、とすれ違った10代の女の子。
同感!

今帰仁城跡(なきじんぐすくあと)へ向かう途中の交差点脇。
曲がったとたんにこの歓迎。

入場チケット400円を買い、ガイドさん(無料)を依頼。
順番待ち中に昼食。宿のお母さんからいただいたジューシーおにぎりを食べる。

15分ほどでガイドさんOK。説明を受けながら回り始める。

城跡に向かう途中にある模型。城壁全体の形がわかる。

ブルーシートは発掘中の場所。ずっと発掘作業が続いているとのこと。

発掘調査のときに見つかった城壁。草木で覆われていて存在が知られていなかった。

外郭を見上げる。

平郎門。

内側から見たところ。左右は武者隠しみたいない場所。
正確に復元できているのかは不明、とはガイドさん。

ガイドさんに教えていただいたカタツムリ。名前を伺ったのだが覚えていない。
周囲に毛のようなものが見える。それが特徴とのこと。

建物があった場所。

主郭(本丸)にある拝所。

拝所の中。ガイドさんに扉を開けていただいた。

沖縄のお線香。6本が平たくつながって1枚になっている。

打ち紙(ウチカビ)。故人が天国で使うお金。
お参りのときに燃やして天国に届ける。

志慶真門郭(しげまじょうかく)を見下ろす。
城主に仕えた身近な人々が住んだらしい。

志慶真門郭から主郭の城壁を見上げる。

今帰仁城はすべて荒積み。硬い岩石なので切削が難しかったことがその理由らしい。

御内原(ウーチバル)から大隅(ウーシミ)を見下ろす。

石垣の角が独特だ。隅頭石(すみがしらいし)の時代的変遷がわかるらしい。

外へ出る。
曲線を描く外郭の凸部分が一直線に揃っている。
壮観。

今帰仁城は、他のグスクと比べて複雑な構造をしている。
全体がパッとわかりにくい反面、興味深い点が多い。
時間をかけて調べれば面白いだろう。

なきじん 美人多し
わき見 注意!

今帰仁も美人が多いのか! もっとキョロキョロしそうだ。

古宇利島(こうりじま)に向かう。
古宇利島は、屋我地島(やがじしま)を経由して行く。

屋我地島に渡るワルミ大橋の手前、橋の駅リカリカワルミからの風景。
遠く古宇利大橋が見える。

古宇利大橋と古宇利島。

古宇利島から見た古宇利大橋。
海中道路から見る海はみな美しい。

【本日の宿】

名護市役所の近く。特記事項なし。

【本日のマニアック】

おそらくアメ車。直せば面白そう。持ち主は売らないだろう。