2021/08/31 高知市に移動(D313)

今日は高知市まで行く。
60km、1時間30分。立ち寄るところもないので、余裕だ。
早めにチェックインして、のんびりしよう。

0930 宿を出発。

川沿いに走ると目に付くものが。

四国電力 筏津(いかだづ)ダム。
高低差が少ない。 水量を調節するためのものだろう。

中仁淀橋(なかによどばし)
沈下橋なので手摺りがない。

でも、反対側には手摺りがある。
車道と歩道が分離していて、手摺りは歩道側に付いていた。

ここでクイズです。
Q 増水して橋が沈下するときはどうなる(どうする)でしょう?
1.そのまま
2.手すりが (水流で) 内側に倒れる
3.手すりが(水流で)はずれる
4.住人が手すりを外しに行く

正解は、最後の「■クイズの答え」で。

小浜キャンプ場。
とっても狭い。ファミリーテントだけで半分占領。

ファミリーが水遊び。
ここならコロナでも安心ですね。

水が透き通っている。

キャンプ場近くで、またこれを発見。中津渓谷でも見かけた。
いったい何だろう? ナゾは深まる。

四国電力 佐川変電所。
この物理的な形状の組み合わせが好き。特に碍子(がいし)がいい。

ここまで読んで、
アホか! と思う人。ウンウン!と思う人。人間って不思議ですねぇ。

川の流量or水量を調整する設備。名称不明。
ダムほどではないが微妙に調整しているはずだ。

彫刻のようなシラサギ。
まるで修行僧。

はりまや橋に到着。
観光客は1名と1台だけ。

■本日のデータ
梼原町(ゆすはらちょう)、中津渓谷と比べると、高知市は暑い。
この暑い中、バイクで走るやつの気が知れない。
アホの極致。

■本日の宿
はりまや橋、ひろめ市場の近く。

■クイズの答え
正解は、
4.住人が手すりを外しに行く
です。

中仁淀橋(なかによどばし)のすぐ近くにある、越知町(おちちょう)観光協会に電話で尋ねてみました。

あの~、中仁淀橋には片側だけ手すりがありますよね。
あの手すりは、川が増水して橋が沈下してしまうときにはどうなるんでしょうか?
パタっと倒れるようになってたりするんでしょうか?

いや~、あれはね、警報が出ると町役場のみなさんが外しに行くの。持ち上げると抜けるようになってるの。

えぇっ、それはみなさんたいへんですねぇ。

そうなんですよ。
原始的なんです、アハハ。

とても親切に丁寧な回答をしていただきました。
ありがとうございました。
町役場のみなさん、観光協会のみなさん、増水時にはどうぞお気をつけて。

2021/08/30 中津渓谷を歩く(D312)

■昨夜

17時ごろから民宿の夕飯。
18時ごろからブログ書き。写真のセレクトが終わる前に睡魔が襲ってきた。
1830ごろには、もうダメだ。今日は寝る。8時間寝て3時に起きればいいだろう。

2100 トイレで起きる。眠れないのでブログ書き。

2400 半分ほど進んだし、もう寝よう。

■本日

0730 起床

0800 朝食

0830 食堂を借りてブログ書き。畳部屋の低いテーブルで作業するのは辛いのだ。

1245 ブログ書き、終了。でかける準備。

1320 相棒バイクで宿を出発。今日は中津渓谷を歩くのだ。

1330 駐車場に到着。

1340 中津渓谷入口に到着。

マップを確認。スマホで写メも撮る。

中津渓谷入口。

遊歩道の左右に七福神がいるらしい。

水が透き通っている。

七福神発見。写真右上。毘沙門天ぽい。

大きな岩。流れる清流。写真を撮る私。

(たぶん)地元のお母さんたち。たまにはゆっくりしないとね。

あっと言う間に中間地点。
4体の福神がいたはずだ、、3体見逃し、、、

中間地点の休憩所。
あっ、福神発見。すぐ向こう。

岩のすき間を抜けて、、、

赤い橋を渡り、

展望台の階段を登、、、れない、、、

展望台は諦め、先に進む。

遊歩道はよく整備されている。

雨竜の滝。
水しぶきがすごい。カメラを気遣い、遠くから撮影。

清流の青が印象的だ。

展望台からの風景。別のルートから登れた。

竜宮淵(りゅうぐうぶち)
名前の由来は未確認。

帰路、車道脇で見つけた。お地蔵さんとサボテン。
偶然の組み合わせなのか?

すぐ隣にこんなものも。正体不明。

1510 車道を歩き、相棒バイクのところへ戻る。
ここを出てから1時間40分。思ったより短いお手軽コース。
ブログを書くのが楽だからいいけど。

1540 ビールとスポーツドリンクを買って宿に戻る。

1610 今日のブログ書きスタート。

1750 ブログ終了。
そろそろ夕飯だ。
いつもこうだと楽だが、面白みには欠ける。ブログのジレンマ。

■本日のデータ
中津渓谷:入場無料。1時間半でひととおり回れる。七福神がいる(未確認)

■本日の宿
昨日と同じ。2泊目。

2021/08/29 隈研吾デザイン建築を見て、四国カルストを走る(D311)

昨夜宿泊した梼原町(ゆすはらちょう)には隈研吾(くまけんご)がデザインした建築が複数ある。どうしてここに?と不思議だが、行けばわかる、かもしれない。

0500 起床。ブログ書き。昨夜は熟睡できなかったので眠い。

0700 朝食。宿の食事なので、食べながらブログ書きはできない。

0730 ブログ書き継続。

0850 終わりそうもないので、とりあえず速報をアップ。出発準備。

0900 昨日はよく走ったのでガソリンの残りが少ない。まずは入れないと。
周囲のガソリンスタンドをGoogleマップで検索。
すると軒並み休業。えっ、このあたり、日曜日は休業なの。
必死で探すと20Km先に1店舗だけ営業中。ギリギリ行けそうだ。
まずは確認の電話をする。
行ってみたら休業! だったら最悪だ。
営業中であることを確認。ほっと一息。

0920 出発。

神在居の千枚田(かんざいこのせんまいだ)と呼ばれる棚田に向かう。
ガソリンスタンドへの途中ならガソリンは無駄にならない。

神在居の千枚田。

棚田の橋に標識が立っている。
ここもオーナー制度をやってるのかな?
と近寄ってみると、、、

はい、正解。千枚田オーナーの名前が記されている。
神在居の千枚田について詳しくはこちら ↓ が詳しい。
※ニッポン旅マガジン  神在居の千枚田

隈研吾デザインの「雲の上のホテル・レストラン」「雲の上のギャラリー」も通り道だ。
寄って行こう。

雲の上のギャラリー。
枕木を敷き詰めたようなアプローチ。

階段の上が入口だ。
休館なのだが行ってみる。

右手にギャラリーが長く伸びている。

ガラス越しにエントランスを撮影。
展示室が見られないのが残念。

近くから展示棟を見上げる。独特の木造構造だ。

展示棟を横から見る。

ガラス張りのエレベーターを完備。
面白い。

真横から。造形の美しさが際立つ。

雲の上の温泉・雲の上のプール。

雲の上のホテル。
白く見える部分はほぼ木製。金属パーツとの組み合わせ。

エントランスの横は水鏡(みずかがみ)
意表を突かれた。いいね。

木造の柱が水に浸からないよう、金属パーツを組み合わせてある。
こんなところが隈研吾的合理性。いいと思います。

ガラスの外から見える範囲を撮影。
たぶん廊下の天井部分。

ライダーズイン雲の上。
バイクが屋根の下に入る。

客室の正面。
金属製の円筒は何だろう? シャワー室&トイレの可能性が高い。
ホテルより少し下がった谷あいにあり、「雲の上」という雰囲気はない。
安いんだから、このあたりでいいだろう、という意図が感じられて、いい気分はしない。

1010 ガソリンスタンド到着。

昨日は坂道が多かったので、燃費はだいぶ悪いだろう。
前回は、60km/Lだったので、
10%減として、54km/L
20%減として、48km/L
中間をとって、50km/Lぐらいか。

22091ー21900=191km

191km ÷ 3.29=58.05km/L
(58.05ー60)÷ 60×100= ー3.25%

う~む、あれだけ坂道を走ったのに、燃費は3.25%悪くなっただけ。
相棒バイク、優秀だぞ。わが友、絶好調です。

ルンルン気分で走り始めると、、、

気をつけろ、と言わんばかりに睨む鬼。
はい、気を引き締めて走ります。

ゆすはら座。
1948年築。伝統的芝居小屋の様式を備える。現在は使用されていない。
隈研吾がこの町のデザインをするきっかけになった建築物。

見学無料らしい。入ってみよう。
ん、開かない。
コロナで見学中止、という貼り紙はない。日曜日だから? 残念。

チケット売場。
木戸銭「中学40円」とチョークの文字が。
いたずらだろうが、憎めない。

梼原町役場。

梁の演出が隈研吾流。

初代町役場。隈研吾デザインではない。
初代を保管しておく梼原町は素晴らしい。

梼原町社会福祉協議会。
(おそらく)隈研吾デザインではない。
が、木材を多用したグッドデザイン。

梼原川の「つきいけばし」
木造の橋も残してある。

構造が独特で面白い。

渡ってみた。
通行禁止の表示がないので、いいのだろう。

梼原のメインストリートには、木材を活かしたセンスのよい建物が並ぶ。
(おそらく)これは一般住宅。

手前の二階建ては(おそらく)一般住宅。
向こうの低いのは駐在所。
古い町並みとは違う、センスのいい新しい町並み。

まちの駅「ゆすはら」
隈研吾デザイン。

「雲の上のホテル別館 マルシェ・ユスハラ」の表示も。
特産品販売所と宿泊施設を兼ねている。
鉄製の文字が板から少し浮いている。手の込んだデザイン。隈研吾流。

中に入る。
う~む、いいね。
鏡のような板(ガラスか金属か不明)を組み合わせて広く見せるのが隈研吾流。
富山市のガラス美術館兼図書館で使っている技法と同じだ(※)

※風走記:11月17日(土)109日め 「富山ガラス大賞展」&「刀をめぐるダンディズム 刀と拵展」

名物「あいすくりん」を買ってみる。
カップと最中がある。ゴミが少ない最中を選択。190円。
東屋風の休憩所で、まちの駅を眺めながら食べる。
ほぼシャーベット。
だから「くりーむ」ではなく「くりん」なのね。賢い。

雲の上の図書館に向かう。
休館なのは覚悟の上。覗くだけでも。

複合福祉施設「YURURI ゆすはら」
図書館のすぐ隣。隈研吾デザイン。

雲の上の図書館。
隈研吾デザイン。

中を覗く。
斜めの木材が天井を支える構造か。入りたかった。残念。

外と中の景色が重なる不思議な写真が撮れました。

向かいの建物。
「郵便局の簡易保険 融資施設」の表示あり。

隈研吾デザイン風だが、未確認。
梼原案内パンフレットには記載なし。

神幸橋(みゆきばし)
三嶋神社に向かう参道にある。

比較的新しい木造だ。
(おそらく)隈研吾デザインではない。
案内パンフレットに記載なし。

ホンダのバイク「ゴリラ」が並んでいた。
通称、ゴリラ軍団。

隈研吾デザインの建築はよかった。
他にもよい建築が多く、町の雰囲気がオシャレで落ち着いている。
それにしても、各施設の中が見られなかったのは残念だ。

1200 梼原をあとにして、四国カルストに向かう。

1250 姫鶴平に到着。観光客がいっぱい。車もバイクも大混雑。

アイスクリーム屋さん、大繁盛。

ゆっくり走り、カルストを見て回る。
カルストは、石灰岩が溶けて、残った部分が露出してできた地形。
白いのが露出した石灰岩。

牧場なので牛さんがいる。
私の葉っぱ、食べたよ~! って振り向く女の子。
ファミリーとカップルとバイク軍団が多い。
オジサン一人は、レア中のレア。

以下、カルストの風景をどうぞ。

1410 天狗高原に到着。四国カルストで一番高い場所。

相棒バイクを停め、歩いて散策。

胸丈ほどの草の中に散策道がある。
散策中の頭が2つ見える。

小高い場所で写真を撮るカップル。
青い空と白い雲と青春の輝き。いいね。

東屋が見える。天狗高原で一番高いところ。
爽やかな風が吹く。爽快な気分。

遠く風車が見える。

四国カルストもなかなかよかった。
石灰岩を見るというより、高原を味わうのがここの楽しみ方ですね。

■本日の思索
梼原町(ゆすはらちょう)は新タイプの町創りの代表かもしれない。
「古い町並み」タイプには課題が多いが、梼原町はそれを回避している。
課題は山奥なのと地名の読みがわからないことだ。
「梼原」を読める人は少ないだろう。
案内パンフレットのタイトルも「ゆすはら」だ。
山奥なのはどうしようもない。
多くの人が魅力に気づけば、もっと有名になるだろう。

■本日のデータ
隈研吾デザイン:外から見るのは無料。コロナ禍が収まるまではほぼ休業。
梼原町:「ゆすはらちょう」と発音する。とてもいい町だ。宇和島から50Km、土佐から60km、1時間半ぐらい。もっと注目されてもいい町だ。
スーパーカブの燃費:58km/L.山道が多かったのにこの燃費は予想以上。

■本日の宿
中津渓谷の近くの民宿。二食付き。2連泊。
周囲に売店が少ないので、素泊りは無理と判断。
とても気さくなご夫婦がやっている。