2021/08/22 焼物の町、砥部を散策(D304)

松山を出発。砥部(とべ)に向かう。
砥部は焼物の町だ。町の中にも焼物のアートがある。どんなものか楽しみだ。

砥部焼陶芸館トイレの壁。

手洗い。
男性用なので女性用はどのような絵柄かわからない。

入口の床。

いろいろな公共施設に陶器アートがある。

中央公民館の友愛の像。
う~ん、イチャついている男女にしか見えない(笑)

中央公民館フリースペース。
焼物の壁画と後ろのグリーンのコントラストがいい。

砥部町庁舎に四季山水陶壁画があるというので行ってみる。

今日は日曜日だった。
説明に従って、右側に回り込む。

ガラス越しに撮ってみた。
外の光がガラスに反射するので、中が見えない。
手元にあったパンフレットで光を遮りながら撮影したのがこれ ↑

砥部町陶街道ゆとり公園に陶壁画があるというので行ってみる。

う~ん、、、何これ、、、

う~ん、、、
チープ(あくまで個人の感想です)

とべ温泉 湯砥里館(ゆとりかん)が近い。壁画もあるとの情報。

ここもコロナ禍で20日から休業。
入口から中を覗いていると、中のスタッフが話しかけてくれた。

壁画を見たいと思って来たんですけど、休業だと壁画は見られないんですよね?

あっ、ちょっと待ってください。館長にきいてみます。

(館長が出てきてくださり)いいですよ。どうぞどうぞ。

えっ、ありがとうございます。

まず、女湯から案内していただく。
女性スタッフが3人仕事中。不審な顔でこちらを振りむく。

こんにちは~。

できるだけ明るく挨拶。館長の後ろについて、女湯に入る。

湯船の脇の陶壁画。
営業中なら絶対に見られない。

男湯の陶壁画。
これは営業中でも見られるが、写真に撮るのは無理そう。カメラを持って入れない。

休業中かつ館長の許可があったから撮影できた2つの陶壁画。
これは超ラッキー!といえるのかも。

砥部でも登窯(のぼりがま)が見られるらしい。行ってみよう。

千山窯。

規模は小さいが確かに登窯だ。

砥部焼伝統産業会館の駐車場。
陶器が使われた案内図。

JAえひめ中央の壁画。

同じJAの陶器オブジェ。優勝杯。

下には陶器製の解説板。

砥部町商工会の陶器製オブジェ。

陶器が敷かれた道を歩く。

陶祖ヶ丘に出る。

陶磁器のかけらが時代別に貼られている。
一番古い江戸中期がバラエティーに富んでいて面白い。
新しい時代になるほど画一的な感じ。

丘から町を望む。

たくさんの陶磁タイルが貼られている。

丘を降りるときに出会った風景。
煉瓦の煙突も錆びたトタン屋根もどちらもグッド。

ブルーシートが掛かった窯元的な建物。
後継者がいなくて廃業なのか?(あくまで個人の推測です)

砥部町陶芸創作館。

駐車場周囲には陶磁器タイルアート。気に入ったものをいくつか、

さすがに創作館。他とは違う才能を感じる。

10周年記念の陶磁器タイル。

若い陶芸作家が集まるという陶里ヶ丘に向かう。

途中で出会った風景。風になびく穂が素敵だ。
(たぶん)シロガネヨシ(白銀葭)

土壁の家。おそらく窯元の一つ。

陶里ヶ丘に着く。
個性的な窯元があちこちに。

一般住宅にも素敵な陶磁オブジェが。

門の上の壺。いいね。

今日の宿、内子に向かう。

川の中の家!!!
なぜこんなところに家を建てた???
行政がよく許可を出したものだ。
線状降水帯が停滞したら、あっという間に流されそう。

■本日のデータ
砥部はちょっと期待外れ。道などの陶磁器タイルは絵柄が雑な印象。手抜き感が否めない。(あくまで個人の感想です)

■本日の宿
内子。ごく一般的なビジネスホテル。

2021/08/21 松山城を堪能(D303)

今日は曇りだが少し陽も差している。
歩いて松山城を巡るにはちょうどいい。

松山城に入るには4つの登城道とロープウェイがある。
往路は黒門口登城道を歩くことにし、黒門口に向かう。

路面電車が並んで停まっている。いいね。
オレンジと黄色が多いのは蜜柑をイメージしているのかな。

愛媛県庁。
屋根のドームがいいですね。

県庁の車。広報用か。

愛媛県のゆるキャラ。
向かって右が「みきゃん」、左が敵キャラの「ダークみきゃん」
敵キャラがいるとストーリーが作りやすくていいね。

二之丸史跡庭園への入口。
ここを登っていく。

全体のマップ。中央の赤いところが現在位置。

二之丸史跡庭園 周囲の塀。造形が美しい。

庭園入口。

臨時休園のお知らせ。やっぱり、そうかぁ。

本丸に向かって進むと庭園を見下ろせる場所に出た。

急な石段を登り続ける。

30分ほど登り、やっと本丸に着く。

大手門跡を通り、、、

中ノ門跡を過ぎ、、、

戸無門に向かう。

戸無門。
向かって左、石垣に沿った斜めの柱を「寄掛柱」という。
お城にはいろいろ行ったが 寄掛柱を見たのは初めてだ。

修繕の跡も面白い。

筒井門。
本丸で一番堅固な門。

筒井門再建工事概要を記した板が掛かっている。
扉の板戸は1枚板で100万円、との記載がある。

これがその100万円の板戸だ。

筒井門を抜け本丸に入る。

松山の町が見下ろせる。

高島屋屋上の観覧車。昭和の香り。

遠く、瀬戸内海。島影は由利島だろうか。

屛風折の石垣。
確かに屏風のように折れ曲がっているのがわかる。

ここに来て、やっと天守閣が見える。
実戦的な城なので、遠くから見える位置関係にはしなかったのだろう。

天守閣入口。左下から石垣に沿って入るのだが、、、

臨時休業のお知らせ。
覚悟はしていたが残念。天守閣に至る「本壇(ほんだん)」と呼ばれる入り組んだ造りを見たかった。

本壇の解説図がこれ。
敵を防ぐ考え抜かれた造りになっている。
敵兵の気分で歩いて、その気持ち想像してみたかったのだが、、、

紫竹門。
本壇の外側で敵を防ぐエリアへの入口。
紫竹門を通り、中へ入る。

敵を鉄砲で撃つ狭間(はざま)から、心の中で敵を狙ってみる。

違う狭間から。
これで2人をやっつけた(笑)
しかし、ここまで敵が迫って来たら、とてもそんな心境ではないだろう。

乾門(いぬいもん)
裏門防衛のための櫓(やぐら)門。

外から見るとこう。敵兵の気分で見てください。

右手には屛風折の石垣が続く。
こっちから攻めるのも難しそうだ。

このまま門の外の道を下れば町に出る。古町口登城道という道だ。
一通り見たので、帰路はこの道を下ろうと思い、少し下ると、、、

土砂崩れ・倒木のため通行止めです。の表示が、、、
こっちは大雨の被害かぁ、、、残念。
コロナ禍での中止は覚悟していたが、大雨の被害は想定外だった。

仕方ないので、ロープウェイと平行する東雲口(しののめぐち)登城道へ向かう。
ほぼ反対側なので、本壇の外側をグルっと回ることになる。

いろいろな角度から天守閣を見上げながら歩く。
本壇周囲の石垣も屛風折のように折れ曲がって造形されているのがわかる。

艮門(うしとらもん)
艮とは北東のこと。本丸の北東側にある門、という意味ですね。

東雲口登城道を下る。

城下町がよく見える。
昔、ここを通る武士たちはどんな気持ちでこの風景を見ていたのだろう。

町へ出る。
ロープウェイで登る人が多いので、その前の通りはメインストリートの雰囲気。

松山城の創始者の像。うん、凛々しいですね。
この像の制作過程をドキュメンタリーにしたら面白そう。
馬がサラブレッド的(足が細くて長くスマート)で昔の馬とはちょっと違うし、馬上の人の写真は無いし。
誰がどのようにこの立体形状をデザインしたのか? 興味深い。
いや~あ、イメージですよ、イメージ、とか言われそう、、、

こちらは坊ちゃんの像。
いや~あ、イメージですよ、イメージ。
うん、そうだろうね。

■本日のルート

これだけ歩いても9千歩。1万歩の壁は厚い。

■本日のデータ
20日から愛媛県にマンボウが出た。その影響はあちこちに。
二之丸庭園、本丸、ロープウェイなど、有料個所はすべて休業。
とりあえず9月12日まで。コロナが収まって、延長されなければいいのだが。

■本日の宿
昨日と同じ。3日め。