2021/08/28 四万十川で沈下橋巡り(D310)

今日は四万十川沿いに走って流域の風景を楽しむ予定。
四万十川には沈下橋が多いので、沈下橋巡りと言ってもいいだろう。

0430 今日も早起きしてブログ書き。出発までに書き終えねば。

今日は湯沸かしポットがあるのでドリップコーヒーが飲める。
昨日買ったサンドウィッチを食べながら、一心不乱にブログ書き。
あっと言う間に時間が過ぎる。

0920 ブログ書き終了。
チェックアウトまで時間がない。あわてて準備。

1000 出発。
今日もよく晴れた。暑くなりそう。

四万十川沿いに走り始める。
四万十川橋(通称、赤鉄橋)が見える。
四万十市の中心部なので、よく整備されていて気持ちがいい。

少し上流に進んだとたん、周囲が山になる。
四万十川観光遊覧船 舟母浪漫(せんばろまん)の入口。
降りて見てこよう。

いい風景ですね。舟に乗って川から眺めたら気持ちいいだろう。
ある程度の乗客が集まらないと舟は出せないとのこと。
私だけでは無理か。

山あいの道を進む。樹木の間から川が見える。

佐田展望所というところからの風景。
雑草の間から佐田沈下橋が見える。
この沈下橋は有名なようだ。四万十市の中心部に近いので観光客も多いのだろう。

一番低いところを右に曲がると沈下橋。
沈下橋は川が増水したときは沈んでしまうことを前提に作られている。
だから、低い位置に最短距離で作ってある。

橋がどんな状況かわからない。相棒バイクは停めて、歩いて行こう。

初めての沈下橋とご対面。
これがそうか。ちょっと興奮している自分がいる。


車はすれ違えないから交互通行でね、という観光客へのお願い。

歩いて渡ってみる。
手摺りがない。
増水したときに漂流物が引っかからないよう、あえて付けていない。

水はきれいだ。
手摺りがないというのは不安なものだ。

遊覧船は休業状態。やはりコロナ禍の影響は大きいのだろう。

対岸まで渡り、橋脚に近づいてみる。
丸い。橋自体も横が半円形だ。あらゆるところが丸い造り。

相棒バイクで渡ってみた。ちょっと緊張。

渡り終わって曲がると、アイスクリーム屋さんが。
秋田では女性が売るババヘラアイスが有名だが、あの人は男性なのでジジヘラアイスか。

川はゆったりと蛇行し、青い水を湛えている。

三里(みさと)沈下橋。
写真を撮ったときには気づかなかったのだが、今、よく見ると、、、

1人は着水、1人は空中。
飛び込む瞬間を捉えた奇跡の一枚だった。

橋の上にまだ2人いる。きっと飛び込む。
カメラを構えて待っていると、、、

飛び込んだ。

ドボーン。
はい、撮影成功です。

おそらくボード上で撮影しているのはアドベンチャー会社のスタッフ。
飛び込んだ観光客がみなライフジャケットを着ているので間違いないだろう。
安全にはかなり気を遣っているので心配はいらない。

橋を往復する。
対岸側には先へ進める道がないのだ。

屋形船が来た。この近くで営業する「四万十の碧(あお)」だろう。
後ろの山とよくマッチして絵になっている。

カヤックとボードが並ぶ。
たぶんパドルボード(立って乗るやつ)だと思う。
転覆さえしなければ濡れることがないので、手軽に水遊びをしたい老若男女に人気。

波のない静かな川面が印象的だ。

シラサギの姿が川面にはっきりと映っている。

勝間沈下橋。走って見た。

カヤックなどを陸に引き揚げるやつ。名称不明。

反対側では、漁師さんが作業中。

西土佐観光案内図。手作り感満載。

屋内大橋(口屋内沈下橋)
橋脚が独特だ。洋風の洗練された雰囲気がある。

渡ってみた。
橋脚が横に飛び出しているのが面白い。

ゴムボートに自転車を積んでいる若者たち。

こんにちは~。
自転車で走るときはボートが小さくなるんですかぁ~。

そうで~す。これパックラフティングって言うんです。
空気を抜くとハンドルの前に付けられるぐらい小さくなるんです。

へぇ~。それはいいですね。
川を下ったり、自転車で走ったり、好きなようにできますね。

俺たち、上流から来たんですけど、今日はこの先まで下って、明日は自転車で引き返す予定なんです。

楽しそうですね。
気をつけて楽しんでくださ~い。

ありがとうございま~す。

すぐ隣で、別の若者が、ライフジャケットを着て水に飛び込み、仰向けにプカプカと浮いていた。

新しい遊びをすぐに取り入れる逞しい若者たち。
いいですねぇ。見てるだけでウキウキしてくる。
未来は君たちによって創られる。

岩間大橋(岩間沈下橋)
四万十市中心部から30キロ。
まだまだ水の流れは穏やかだ。

長生(ながおい)沈下橋。
四万十市中心部から約40キロ。

ここまで来ると、岩場が増えて、上流感が出てくる。

半家沈下橋(はげちんかばし)
四万十市中心部から43キロ。

完全に上流。岩に当たって波立つ川面。

予土線(よどせん)の鉄道橋。
四万十市中心部から47キロ。

新谷橋(茅吹手沈下橋)

橋のたもとに仕切弁がある。
なぜここに仕切弁が???

さらに上流に進むと岩がゴロゴロ。
四万十市中心部から62キロ。

ここから四万十川とは別れ、梼原町(ゆすはらちょう)に向かう。
途中の見どころは、佐川橋(下津井めがね橋)だ。

山道をクネクネと20キロほど走ると、、、

佐川橋(下津井めがね橋)

相棒バイクを真ん中に置いて記念撮影。
アーチの間から向こうの橋が見える。橋と橋のハーモニー。

めがね橋の上はこんな感じ。石造りとはこのこと。走るのたいへん。

1645 陽が傾いて、山あいは日陰に。梼原に急ごう。

途中で見つけた橋脚。
Googleマップにマーキングしておいたので、あとで調べてみよう。

細いクネクネした山道をひたすら走る。
夕方の山道は嫌いだ。心細くなる。

1750ごろ 途中でビールを買って、宿に到着。飲むことだけは忘れない。

宿は二食付き民宿。
食べて飲んで、ブログを書く。

と、足がつる兆候が、、、
マズイ。
どんどんつってくる。
1m先の荷物までたどりつけるか、、、

やっとの思いでたどり着き、、、
やっとの思いで薬を飲み、、、

撮った写真がこれ。
見上げた根性(笑)

ストレッチを30分ほど続け、少しずつ治まり始めた。

今日はもう寝よう。おやすみなさい。

■本日のデータ
足がつったので、そんなこと言ってる場合じゃない。
あまり歩かなくてもつるときはつる。

■本日の宿
梼原町(ゆすはらちょう)の民宿。二食付き。
目元美人(マスクで口元は不明)の女将さんとそのお母さんが親切だ。
16畳を一人で占領。

2021/08/27 宇和島から足摺岬へ(D309)

今日は足摺岬(あしずりみさき)に行ったあと、竜串(たつくし)海岸へ行く。
昨日立ち寄った竜串ビジターセンターの解説で面白そうだったからだ。
できればグラスボートで「見残し海岸」と言われるところまで行ってみたい。
宿が四万十市にとってあるので、最後に竜串から四万十市まで40キロ、1時間ほど走ることになる。

ということで、早起きしてブログを書かなきゃ。
最近は飲むと寝てしまうので、当日はほとんど進まない。

0430 起床。ブログを書く。

民宿なので湯沸かしポットがない。沸かせないポットに昨日のお湯があるだけ。
コーヒーはあきらめ、ぬるくなったお湯でお茶を入れる。
二食付きなので朝食が出る。それまでの辛抱だ。

0702 ブログ書き終了。出発の準備をする。

0725 荷物を相棒バイクに入れ、出発準備完了。

0730 朝食。

朝食の席から見える風景。
青い空と青い海。今日も天気が良さそうだ。
暑くなりそうだが嬉しい。
昨日の夕食時、まだ明るかったので、夕焼けになったら写真を撮ろう、と思っていたが、食べるのに夢中で気がついたら真っ暗になっていた(笑)

飾ってあった魚拓(ぎょたく)
うん、りっぱだ。石鯛の形がいい。
お客さんからのいただきものです、と女将さん。

0800 出発。私にしては早い時刻。今日はやることがたくさんあるからね。

アコウの大樹。松尾漁港付近。
アコウの根が太い樹木の周りを覆っている。中には別の木が隠れている。
アコウは寄り木の一種。このように別の木に絡まりついて養分を吸い取る。
と解説版に書いてある。
う~ん、恐ろしい。

白山洞門(はくさんどうもん)
高知県の天然記念物。
荒波に浸食されて花崗岩に開いた穴(海蝕洞 )。
足摺岬周辺の海蝕洞の中では最も大きい。

0920 足摺岬の駐車場に到着。

周辺の観光マップ。
灯台に向かう途中、いろいろなものがありそうだ。

と、突然、、、

イノシシ登場。
駐車場前の道路をスタスタと横切り、車の陰に消えていった。
周りにいたファミリーが大騒ぎ。
お父さんは、イノシシだ! イノシシだ! と叫び出し、
お母さんは、写真を撮ろうとスマホを構えて走り出し、
子どもたちは、怖いよ~、と言ってしゃがみ込む。

はい、子どもたち、正解。イノシシは怖いよ。

ジョン万次郎こと中浜万次郎。
このあたりでは超有名人。地域の宝。

ジョン万をNHK大河ドラマに!

このあたりでは「ジョン万」と呼ばれているのか。
親しみやすくていいね。これからはジョン万と呼ぼう。

灯台に向かって遊歩道を歩く。

途中は弘法大師がらみが多い。興味がないので割愛。

展望台からの風景。
白い足摺岬灯台が青い海に映える。
やはり、灯台は遠くからがいい。

天狗の鼻と呼ばれる岬。上に小さく東屋(あずまや)が見える。

展望台から天狗の鼻まで約6分、と書いてある。
あんなに遠く見えたのに?
行ってみよう!

天狗の鼻からの風景。足摺岬灯台が見える。
本当に6分で着いた。

展望台に戻り、灯台に向かう。

足摺岬灯台。
亀呼場と呼ばれる場所から灯台を見上げる。
青い空に映えるね。

戻り道、海を眺める。
と、遠くの岩場に何やら動くものが、、、海鳥か?

人間でした。
磯釣り中。
落ちそうで怖い、と思った人、あなたは釣りには向きません。
私も無理です。

鵜ノ岬(うのみさき)展望台。
足摺岬から6キロ、10分。

鵜ノ岬展望台からの風景。
足摺岬よりこっちのほうが風景はいいかも。

臼碆埼(うすばえさき)灯台。
鵜ノ岬灯台から2キロ、4分。

臼碆埼灯台からの風景。

竜串に向かう途中、ガソリンを入れる。
たまには燃費を測ってみようと思い、昨日ガソリンを入れるときにメーターを撮影しておいた。

今日、ガソリンを入れる直前。21,900Km。

昨日、ガソリンを入れた直後。21,734Km 。

素行距離、21,900ー21,734=166Km。

今、入れたガソリン、2.72L。

燃費、166km ÷ 2.72L=61.03Km/L。
アップダウンも渋滞も少ない標準的な道だったので、ほぼ平均燃費と考えいいだろう。
日本一周1年目は、56~58kmほどだったので、少し良くなった印象。
エンジンその他にアタリが付いて、相棒バイクは絶好調。

1305 竜串海岸のグラスボート発券場に到着。
5分後の1310に出発とのこと。
大急ぎで準備をして駆け込み乗船。

1315 出発。
私のために5分遅れ。みなさんゴメンナサイ。

サンゴが見られるエリアに向かう。

船底のガラス窓からサンゴを観る。
平べったいタイプだ。名前など詳細未確認。

通称「見残し海岸」に着き、下船。

案内板の前で、どんな見どころがあるかを船長さんが解説。
砂岩が浸食された海岸なので、面白い奇岩がある、という話。
一般客受けする話だけで学術的な話は無し。
次の船が40分後に来るから、それまでに戻ってきてね。遅れてもいいけど、さらに40分後の船になるからね、と船長さん、

さあ、見て回ろう。
解説できないので、写真だけどうぞ。

つづみ(鼓)岩。
軽く叩くと鼓のようにポンポンと鳴る。

同じ船で来たのは、ほとんどファミリー。
夏休みだからね。いい日記が書けるといいね。

海が透明でキラキラ輝いていた。

グラスボートがやってきた。

帰りは一直線に港へゴー。

1430 グラスボート発着所へ帰還。

素敵なイカリが待っていてくれた。

1445 竜串海岸は発着所のすぐ近く。そのまま歩いて回る。

大竹小竹。
竹のように見えるかな。

絞り幕。
左側の半円形が、紐で幕を絞り上げたように見えるから。

生物の居住穴の化石。生痕(せいこん)化石と言う。
と解説版に書いてあった。

海水の塩分が描く足跡。生痕化石にはならない。

叫ぶ怪獣。強烈な破壊音波を発射中。

兜岩。

兜のライオンが吠えていた。

1535 砂浜へ出ると、曲がった椰子が真っ直ぐに伸びていた。

竜串海岸、ゆっくり観ても50分。お手軽だ。

相棒バイクを置いたところに向かう。
と、、、

古くなった竜宮城。

正面。
廃業した中華料理店か?

サンゴ博物館!?
う~む。デザインを間違えたね。

1605 四万十市に向かって出発。よしよし、17時には着けるだろう。

稲の刈り入れ。
もう? 温かい土地だから? 品種が早生(わせ)だから? 未確認。

1650 四万十市に到着。

四万十大橋から四万十川を眺める。
心がゆったりするいい景色だ。

■本日のデータ
足摺岬周辺のスポット:無料。
その他の展望台:無料。
グラスボート乗船料:1400円ぐらい。1550円ぐらいの1割引き。あわててたので記憶があいまい。
見残し海岸:無料。
竜串海岸:無料。
ガソリン代:2.72L、454円。リッター167円。
燃費:60km/L

■本日の宿
四万十市。四万十川の近く。バイク用ガレージが4台分ある。No.2を使用。