2021/08/15 尾道はディープだった(D297)

天気予報だと、今日は雨が降りそうもない。
尾道巡りのチャンスだ。

動きやすい格好に着替える。登山とほぼ同じ。

鏡なので左右は逆です。
左肩はカメラケース、右肩はスマホケース。
服は上下とも登山用。

リュックはトレイルラン用。軽くて丈夫で体にピタッとフィットする。
ポケット類の位置もよく考えられていて使いやすい。
リュックは、3年前に日本一周をスタートしたあと、使いやすさを求めていろいろ交換。一番使いやすいので、これに落ち着いた。

1000 徒歩で宿を出発。尾道ガウディハウスに向かう。

5分ほどで尾道ガウディハウスの前に到着。
石段の先の変わった建物がそれ。

間近から見上げる。1階部分が6角形の印象。

全体像はこんな感じ。ガウディっぽい、のか?

1階の屋根の造りが複雑だ。
もっとシンプルにできる気もするが、これがガウディたるゆえんか。
文化庁から登録有形文化財に指定されている。

尾道ガウディハウスは、NPO法人尾道空き家再生プロジェクトの再生物件第1号だ。
詳しい説明はこちらをどうぞ。
NPO法人尾道空き家再生プロジェクト ホームページ

再生に至るストーリーについてはこちらのビデオをどうぞ。
「空き家から新しい尾道が始まる」

脇の階段を登り、千光寺に向かう。

振り返ると尾道の町が見える。

こちらには廃屋。

少し登るとまた廃屋。う~ん、風通しが良すぎる。

細い山道を登り続けると、、、

これは何? 寺院の一部か?

建設中の視点場。視点場は展望所の土台となる周囲の空間のこと。
この上に展望所を造るのだろうか。

視点場の下からの眺め。
川のように見えるのは尾道水道。海です。向こうは向島(むかいじま)
ここに展望所ができれば、眺めはよさそう。

さらに登るとこんな光景が。VIEW HOTEL SEIZAN の表示がある。

三輪車の運転席。ごちゃごちゃ感がすごい。

ブルーシートを被ったアメ車がWelcome.

千光寺公園に入る。

西展望台の方からやってきた。展望台の方へ行ってみよう。

不思議な雰囲気のお店?がある。

さくら耳ようちえん、という、「猫ちゃんたちのシェルター(施設)」らしい。

首輪をつけた、おっとりした猫ちゃん。人気者のようだ。

男の人を見向きもせずに素通り。あ~ぁ、猫にフラれちゃった。

さあ、展望台に行ってみよう。
と思ったら、、、

えっ、山頂エリアには行けないの?

展望台の工事中。来年3月末まで。

こんなのができるらしい。尾道に来るなら来年4月以降がおススメ。

文学の小路に入る。

尾道水道と向島が見える小路を歩く。

不思議な動物?が観光客を狙う(笑)

林 芙美子(はやし ふみこ)の碑。
山口県生まれなのだが、尾道市立高等女学校の卒業なので、ここでは有名人。
『放浪記』が代表作。

他にもいろいろな文人の碑があったが、割愛。

文学の小路を抜け、少し歩くと千光寺の裏門に着く。
いつもそう。気の向くまま進むと、裏口に着く。

裏門から入るのは慣れている。行こう。

マスクをつけた仏たち。う~ん。剣を持っても弱っちい。ご利益半減(笑)

鐘楼。中国風の独特なデザイン。

鐘楼からの風景。尾道水道とロープウェイの組み合わせ、いいね。

千光寺の案内図。景色が良さそうなところへ行ってみよう。

護摩堂からの風景。左手の大きな岩は、玉の岩。上の丸いのが何かは不明。

本堂には参拝客が次々と。

本堂から望む尾道の町並み。

三重岩。名は体を表す。見てのとおり。

石鎚山鎖修行。白Tシャツの若者が修行中。
奉納料100円。よし、私も修行だ。

登り口。思ったよりたいへんかも。
と思ったが、大きい輪に足を入れて登れば問題なし。

先に登っていた若者を追い抜き、中段で待つ。
やっと来たね。

中段からの風景。本堂の屋根が眼下に。
これは気持ちいいね。

さらに登る若者たち。

私も登る。

頂上に着く。

登ってきた岩場を見下ろすと、、、けっこう怖い。

下ったあと、石鎚山を見上げる。右下には海。

坂を少し下ったところに、みはらし亭。

確かにみはらしは良さそう。
カフェと宿泊施設をやっている。ここに泊るのもいいね。

さらに下ると三重塔。絵葉書的風景。

少し下ると「ぐだぐだ商店」。これはGoogleマップでの名称。

看板には「喫茶 AOI爽楽」の文字。これが正式名?
休業中のため、確認できず。

AOI爽楽の(おそらく)スタッフ用出入口。う~ん。

「猫の細道」と呼ばれるエリアに入る。

エリア入口の案内板。右下には「福石猫」と呼ばれる石が。

お地蔵さまと福石猫。うしろは「梟の館」

「初代福石猫」を祭る神社。
「頭を3回なでて下さい。福がやって来るでしょう。」とある。
ムリムリ。初代が汚れ過ぎ。

背後に貼ってある「福石猫のできるまで」
園山春二さんという人が福石猫の制作者か。

尾道アート館。福石猫神社への入口でもある。
鍵が掛かっていた。残念!

壁に貼りつく黒猫たち。

床に落ちた黒猫。

ツタに埋もれた館(やかた)
(おそらく)カフェ or 宿泊施設だ。Closed の貼り紙。残念!

敷地内には福石猫。

こちらにも。

休業中カフェの入り口。
微妙に怖い。

後ろに見えたものを望遠で撮影。
作り物の猫2匹+大きな猫の絵。
微妙に怖い。

猫の楽園!?

CLOSED
またか。残念!

すぐ隣にまたもカフェ。神社もやってます。おそらく休業中。

手造りの案内図。

草に埋もれた「猫の細道」の看板。瓦の間には福石猫。

蛇の頭が飛び出しそうな木目。
怖い。

説明不要のアート?たち。

猫のお墓。2匹の猫の戒名が刻まれている。

これも猫のお墓。いい形の墓石です。

「尾道イーハトーブ 宮沢賢治と園山春二の世界」の看板。
またしても、CLOSED

すぐ隣には、アートな扉。

猫の細道を抜け、艮(うしとら)神社の境内に入る。

艮神社とクスノキ群。
樹齢900年。広島県指定天然記念物。

山門にのしかかるごときロープウェイ。

ロープウェイ山麓駅から大通りに出る通り。
蔦のからまる高架下。

狭い路地を入ると「小さな趣味の博物館」
10月まで閉館中。

微妙に傾いた塀を楽しみ、、、

由緒ある(かもしれない)家を見下ろし、、、

(ほぼ)廃屋を愛でながら、、、

寝たふりをする猫と出会い、、、

蔦の坂道を楽しむと、、、

千光寺新道(せんこうじしんみち)
雰囲気あるねぇ。ロケに使われるの、わかります。

少し下った風景がこれ。
坂の町、尾道。いいですねぇ。

さらに下ると、、、

石段を下りてガード下へ潜る!
こんな場所、初めて見た。さすが尾道。

もう、あっと言う間に夕方。
海岸近くの本通り商店街を通って宿に帰ることにした。

御旅所(おたびしょ)
11月に行われる尾道ベッチャー祭で、神が休憩・宿泊するところ。

銭湯「大和湯」
庶民がお風呂に入るところ。9月12日まで休業中。

蒲鉾専門店「桂馬」

看板が素敵だ。

店名は判読不能。(たぶん)うどん屋さん。
でも、右手のガラス窓に「うどん ありません」って貼ってある。
う~ん、わからん。

看板がいい。営業の有無は不明。

色遣いがいい。あと、上の方のクーラー屋外機の組み合わせもグッド。

「おやつとやまねこ」というお店。有名らしい。
おやつは買ってもいいけど、やまねこはいらないかなぁ。

1730 宿に戻る。尾道のディープさに衝撃を受けた一日でした。

■本日のマニアック
猫の細道すべて。

■本日のデータ
尾道はディープだ。特に猫エリアは。
山の斜面に造られた町は細い道だけなので、車は入れない。ひたすら歩くのみ。
建築基準法の制限で新築ができない。だから廃屋が増え続ける。活路は空き家再生。

■本日の宿
昨日と同じ。4泊目。

2021/08/15 (速報)尾道はディープだった(D297)

天気予報だと、今日は雨が降りそうもない。
尾道巡りのチャンスだ。

1000 登山の格好で宿を出発。

こんなコースで観て歩く。

尾道ガウディハウス

千光寺公園

千光寺

猫の小路

尾道本通り商店街

1730 宿に戻る

尾道は想像以上にディープだった!

撮った写真は358枚。
写真のセレクトに時間がかかるので、ブログを書くのは明日になりそう。
しばしお待ちください。

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2021.08.16 21:00ごろ、詳細版を公開しました。
記録のため、この速報も残しておきます。

2021/08/14 尾道の宿でのんびり(D296)

朝から雨。大降りではないが、パラパラと降り続く。

7月29日に出発してから17日目。
少し疲れも出てきたので、ちょうどよいタイミングでの休息日だ。
朝から宿でのんびり過ごすことにしよう。

尾道は日本遺産になっている。
構成文化財のトップが「坂道と路地の景観」だ。
漠然としているが、あちこち歩き回れば面白いものに出会うだろう。
尾道ガウディハウスという面白そうなものも見つけた。

明日は雨がやみそうなので、朝から尾道巡りといこう。

■本日のデータ
イオンは日本全国どこに行っても同じだ。
お弁当もお惣菜もほぼ同じものを売っている。
安心だが、飽きもくる。
イオンの辞書には「個性」という言葉は載っていないようだ。

■本日のお酒

雨続きなので、イオンで日本酒を買ってみた。
白鶴 特別純米酒 原酒 兵庫県産山田錦100%使用 720ml 965円
「純米」「原酒」が選択のポイント。安いわりには濃厚で美味しい。当たり!

■本日の宿
昨日と同じ。3泊目。